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看護教育

2020年08月号 (増大号) ( Vol.61 No.8)
特集1 カリキュラム編成の指針/特集2 新型コロナウイルスの影響と教育の展望
■特集1 カリキュラム編成の指針
保健師助産師看護師学校養成所指定規則が10年ぶりに改正され、2022年4月1日から施行されることになりました。
今回の改正では、現行の教育内容の枠組みは維持しつつ、超高齢社会における疾病構造の変化、療養の場の多様化、地域包括ケアシステムの推進という背景のなか、ますます多様化・複雑化するケアニーズに対応できる看護職人材の育成を念頭に見直しがされています。
本特集では、看護師等養成所におけるカリキュラム改正支援事業「カリキュラム編成ガイドライン」をはじめ、カリキュラム編成の指針となるものそれぞれの策定のねらいをご紹介するとともに、そもそもなぜ今カリキュラムを考える必要があるのかについて、あらためて論点を整理します。さらに、指定規則改正をみすえて早期からカリキュラムの検討に取り組んできた学校の事例を取り上げ、またカリキュラム編成にあたって近年注目されているカリキュラムマネジメントという考え方について解説します。

[対談]なぜ、今カリキュラムを考えるのか
 -「カリキュラム編成ガイドライン」のねらいと活用に向けて
佐藤 浩章/池西 静江
第5次指定規則改正に向けてのカリキュラム編成の取り組み
 -(専)京都中央看護保健大学校看護学科の実践(中間報告)
石束 佳子/阿形 奈津子
看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標
 -看護学士課程のカリキュラムへの活用
小山 眞理子
看護系大学における人材養成に関する質保証-指定規則の改正をふまえて
杉田 由加里
カリキュラムマネジメントの考え方と実践に向けて
藤江 康彦


■特集2 新型コロナウイルスの影響と教育の展望
新型コロナウイルスは、今もなお看護教育に大きな影響をもたらしています。三密を避ける意図での登校禁止や実習実施の困難などへの対応、急速なオンライン教育、さらには社会の医療職、看護職への意識なども大きく変化しました。今後も危惧されている感染拡大への対策を含めた看護教育機関のあり方について、再考を促される事態といえるでしょう。本特集では、緊急事態宣言下でのオンライン教育の導入事例などを中心に、それぞれの学校での対応と授業のつくり方を紹介します。

新型コロナウイルスの影響下で教育の質を維持するための取り組み
佐藤 尚治
新型コロナウイルス感染症に対する愛知県の現状と養成所5校の工夫
高口 みさき/福岡 公香/吉江 麻里
Zoomを用いた遠隔授業-大学および看護学科全体へ浸透させる取り組み
河尻 純平/國分 真佐代/江口 秀子/土田 幸子
鈴木 隆弘/武笠 佑紀/松本 あさみ
堀木 実子/佐久間 加留奈/郷良 淳子
オンライン授業に関する工夫と今後の課題-筑波大学の取り組み
小澤 典子/菅谷 智一/浅野 美礼
看護教育におけるオンライン授業のつくり方と教授法
平岡 斉士


■焦点
看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーの活用
(1)基礎看護学のカリキュラムづくりにおけるコアコンピテンシーの活用:
   初年次学生が「馴染む」ための取り組み
川西 美佐
(2)成人急性期看護学と老年看護学の教育内容の点検・評価
亀井 智子/江川 幸二
(3)小児看護学と精神看護学の教育内容の点検・評価
添田 啓子/田中 美恵子/濱田 由紀
■実践報告
地域を学ぶアーリー・エクスポージャーの役割
 看護学生が過疎地域の道東根室地域を見て聞いて感じたこと
泉澤 真紀/山崎 陽弘/佐々木 萌衣
野々村 栞里/瀬戸口 遥/山下 唯
■短期集中連載
地域包括ケア・多職種連携を意識した「在宅看護論」の構築
 松下看護専門学校の挑戦(3)
木村 緑/水方 智子/大谷 弘恵
坂本 鈴子/山之内 由美


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オリジナルロゴマークをつくろう!
宮下 ルリ子
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オープン・クエスチョンと要約に学ぶ会話のすすめ方
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藤澤 雄太
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定価 2,640円
(本体2,400円+税10%)