看護教育 Vol.60 No.1
2019年 01月号

ISSN 0047-1895
定価 1,760円 (本体1,600円+税)

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VR(Virtual Reality:仮想現実)、AR(Augmented Reality:拡張現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)。これらの言葉は、この1年で一般にも広く知られるようになりました。ゲームなどのエンターティンメント分野で広がったVRは、観光、製造、小売りなどの分野で発展し、医療や教育にも取り入れられ始めていますし、簡単な映像ならば子どもでも作成が可能になり、誰もが発信者になれる状況に近づいています。AR、MRに関しては、作成に高度な技術をともなうためプロの関与が欠かせませんが、そこにアイデアを提供することはその道の専門家の仕事ともいえるでしょう。今回の特集では、読者の皆さんにかかわり深い医療と教育を中心に、VR/AR/MRの現状と今後の展開を専門家に語っていただいたうえで、看護教育の分野で取り入れ始めた実例を紹介します。看護教員とこの新しいツールとの付き合い方を考えるきっかけになれば幸いです。
■VR/ARは教育実装の時代へ
東京大学VR教育研究センターの概要をとおして
廣瀬 通孝
■VR/ARを用いた2つの教育利用研究
空間認識の支援と体験的な活動における活用
瀬戸崎 典夫
■医療教育分野へのVR/AR技術応用の現在と未来
小山 博史
■XR(仮想現実VR、拡張現実AR、複合現実MR)による
臨場感と主体性をもたらす医用画像にもとづく医療・医学・看護教育
杉本 真樹/志賀 淑之/一ノ澤 斉子
本間 典子/新城 健一/谷口 直嗣
■VRを用いた生活援助技術の学びと今後の発展
宮崎 剛司
■看護教員がつくるVR教材の小児看護教育への応用
子どもと母親の様子を観察し、プレパレーションツールを作成する
合田 友美/西田 千夏
■VR 参考映像集
MOOCのVR化に向けた検討
長谷 海平
ヒートマップによる360度VR体験学習の評価手法の開発
李 凱
医療を受ける子どものためのVR映像
松村 雅代
統合失調症の幻覚疑似体験バーチャルハルシネーション
ヤンセンファーマ株式会社



■来た、見た、知った
学習と授業を再考し、学生の「学びたい」を支えるために
 「アクティブラーニング型反転授業を創る!」公開セミナーに参加して
木村 緑



看護師のように考える コンセプトにもとづく事例集・1
疼痛・患者教育
畠山 有希/奥 裕美
臨床倫理を映画で学ぼう!・1
専門家を専門家たらしめるものとは 『英国王のスピーチ』
浅井 篤
つくって発見! 美術解剖学の魅力・13
心臓 1階と2階は別物
阿久津 裕彦
NとEとLGBTQ・10
多様な性についての教育の大切さ
浅沼 智也
看護に恋した哲学者と読む ベナーがわかる!腑に落ちる!・9
「安らぎ」としての健康
榊原 哲也
コラム:〈ケア〉の問いなおしで明らかになる、医療者の安らぎ
西村 ユミ
ティーチング・ポートフォリオ作成講座・10
ティーチング・ポートフォリオ第2稿の作成
 小林由実さん(神奈川県立保健福祉大学)の第2回メンタリング事例とともに
栗田 佳代子/吉田 塁

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