病院 Vol.81 No.4
2022年 04月号

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 公立・公的病院と民間病院の役割については本誌でも何度か取り上げてきたが,この課題が解決されたとは言い難い.2025年に向けた地域医療構想策定の過程でも「医療計画の見直し等に関する検討会」の分科会である「地域医療構想に関するワーキンググループ」の中でこの課題について活発な議論が行われていた.その最中に新型コロナ禍が発生した.
 公立・公的病院の中でも多額な公費補填がなされる病院,なされない病院が存在し,地域医療支援病院や社会医療法人のような準公立・公的病院も出現して複雑化した課題に,新興感染症によるパンデミックの課題が加わり,病院の役割分担をめぐる議論はさらに複雑化する結果となった.そこで今回,ポストコロナを見据えて,あらためてこの課題を特集で取り上げる.
[企画・今村 英仁]

ISSN 0385-2377
定価 3,300円 (本体3,000円+税)

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■総論
「公立・公的病院」対「民間病院」という構図をめぐって
田中 滋

日本の病院の官民問題を議論する前に
今村 英仁

公立・公的病院と民間病院の役割分担論について
島崎 謙治

公立・公的病院と民間病院の役割分担についてどのように考えるか――厚生労働省初代医務技監の立場から
鈴木 康裕

ポストコロナの地域医療を支える公立病院の役割――総務省の立場から
犬丸 淳

■医療提供サイドの視点から
新型コロナの蔓延で自治体・公的病院の果たした役割
伊関 友伸

ポストコロナ時代における公立病院の役割――危機管理医療機能の向上をめざして
竹中 賢治

ポストコロナの公立・公的病院と民間病院の役割分担――民間病院の立場から
加納 繁照

ポストコロナを見据えた公立・公的病院と民間病院の役割――急性期と慢性期の役割分担を再考する
武久 洋三

■利用者サイドの視点から
効率的・効果的な医療提供体制の構築と医療保険制度の持続可能性の確保の両立に向けて――保険者の立場から
安藤 伸樹

コロナ患者受入れデータから振り返る公立・公的病院と民間病院の役割分担――経営コンサルタントの立場から
佐藤 貴彦

ポストコロナを見据えた公立・公的病院と民間病院の役割分担――メディアの立場から
猪熊 律子

■対談
公民問わず迫られる各病院の役割の明確化
尾形裕也×今村英仁


●連載
アーキテクチャー×マネジメント[87]
相模原協同病院
高橋 創・川上 賢史・古川 智之

●これからの病院経営の考え方[11]
病院会計としての損益計算書とは
小松本 悟

●医療機関で起きる法的トラブルへの対処法[12]
労働組合の要求に対してどのように対処すればよいか
加古 洋輔

●ケースレポート 地域医療構想と病院[46]
新型コロナウイルス感染症と地域医療体制の在り方――北九州医療圏の経験から(2)
北九州市立八幡病院:新型コロナウイルス感染症対策の中核施設としての取り組み
松田 晋哉

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