看護管理 Vol.31 No.1
2021年 1月号

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2015年度に武村雪絵氏が東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻看護管理学分野に着任して以来,武村氏の研究室では,「働く人や組織が潜在的に持つ力を引き出すこと」,ひいては「患者と看護職およびその他の医療従事者,組織や社会全てとその未来に幸せをもたらすこと」を探求してきた。
それに向けて,さまざまな研究アプローチによって組織現象を紐解き,組織の発展・活性化の動力源を明らかにし,現場に還元していくことを目指している。
2019年には,看護師長のビジョンが組織に与える活力に着目し続けてきた研究室員の磯部環氏による論文が国際誌“Journal of Nursing Management”に採択,公表された。本特集では,看護師長へのインタビュー調査をもとに看護師長のビジョンの言語化と明確化に取り組んだ同研究を紹介する。続いて武村氏から,組織を動かす動力源となりうるビジョン,ミッションやバリューを看護管理者が明確にすることの意味を提示する。さらに研究室員による座談会を通じて,臨床看護師と研究者の協働により現場のダイナミクスを解き明かす質的研究の意義,研究成果が現場を変革する可能性について論考する。
 

ISSN 0917-1355
定価 1,760円 (本体1,600円+税)

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■特集1 組織のダイナミクスを解明する質的研究 組織と個人に,変革と幸せをもたらす「知」を届けるために

人と組織を動かす活力となる部署でのビジョン共有に向けて――病棟看護師長のビジョンを明らかにする質的研究
磯部 環

「ミッション・ビジョン・バリュー」を組織の動力源とするために
武村雪絵

【座談会】
個人や組織が潜在的に持つ力を解明する質的研究――研究成果の臨床マネジメントへの活かし方を考える
武村雪絵/國江慶子/磯部 環/髙橋好江


■特集2 どうする? どうなる? 2021年の継続教育計画 ウィズコロナ時代の人材育成を考える(後編)

【対談】
2021年度の現任教育への期待――COVID-19が基礎教育に与えた影響を踏まえて
叶谷由佳/西田朋子

【インタビュー】
学習者の主体的学びを導く「ブレンド型学習」――集合研修,OJTとeラーニングの融合による継続教育の再構築
重田勝介/杉浦真由美


■巻頭シリーズ
【石垣靖子氏対話シリーズ】看護と倫理 尊厳を護るケアの担い手として(11)
看護部長の哲学――臨床倫理に真摯に取り組む組織・地域をつくる(後編)
石垣靖子/小藤幹恵/山岸紀子

■特別記事
神戸市内の訪問看護ステーションへのCOVID-19に関するアンケート調査の結果報告――利用者と看護師たちを護る管理者の立場から
藤田 愛

■実践報告
新型コロナウイルス感染症患者の受け入れに伴う看護管理者としての実践と今後の課題――名古屋市立東部医療センターの取り組み
古林千恵

■NAレポート
第51回日本看護学会学術集会―看護管理―開催
 「今こそブランディング―看護のプライドとパッション」をテーマに


●明日を変えるコーチング(13)
「相手がどうしてそう思っているのか」に関心を持って寄り添う
「スタッフから,面談で話を聞いてもらえていないと言われました……」
勝原裕美子/山之上雄一

●ラーニング・エイド 大学院ドタバタ留学記 in NY(16)
問いかけて看護師,コーチングの魔法
寺本美欧

●おとなが読む絵本 ケアする人,ケアされる人のために(173)
悲しみを癒してくれる存在,その出逢いと別れ
柳田邦男

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