特集 データヘルスで変わる病院
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ヘルスケアデータはこれまで,個々の病院・施設,あるいは保険者や行政に散在してきた.これらを統合するメリットは唱えられてきたが,標準化にはコストがかかり,さまざまなステークホルダーの思惑もあってか,その歩みは遅々として進まなかった.近年,厚生労働省は「データヘルス集中改革プラン」を進め,また,コロナ禍はDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しする.本特集では「データヘルス」の概念の成長を解説いただくとともに,データヘルスの発展が社会へもたらす可能性と病院への影響を探る.
[企画・神野 正博]
ISSN | 0385-2377 |
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定価 | 3,300円 (本体3,000円+税) |
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■総論
データヘルスの今後を俯瞰する
山本 隆一
医療ビッグデータを活用する
田中 博
マイナンバーカードの可能性――その発展性・拡張性
梅屋 真一郎
マイナンバーカードを健康保険証として利用できる「オンライン資格確認等システム」
山下 護
電子処方箋システムの構築に向けて
込山 愛郎
自身の保健医療情報を活用できる仕組みの拡大
髙田 大輔・松村 漠志・鷲見 学
■データヘルスの実践事例
次世代医療基盤法に基づくデータヘルス――千年カルテプロジェクトの今と今後
荒木 賢二
リアルワールドデータの構築と活用――健康づくりのための魅力あるプラットフォーム構築の試み
中路 重之・三上 達也
■データヘルスの潮流――海外の事例から
ドイツの治療用アプリ政策から考える日本の課題
川崎 真規
オーストリアにおけるELGAシステム
松田 晋哉
デンマークのデジタルヘルス――現状と教訓
遊間 和子・山田 肇
台湾における医療データ活用
河合 基伸
■対談
医療DXの未来形を探る
近藤博史×神野正博
■特別記事
医療機関における「音声翻訳アプリ」の利用
医療者の期待,医療通訳者の受け止め
須田 拓実・村松 紀子・井上 悠輔
●アーキテクチャー×マネジメント[79]
市立伊勢総合病院
中原 岳夫
●これからの病院経営の考え方[3]
医業外収益
コロナ禍の補助金等について
小松本 悟
●医療機関で起きる法的トラブルへの対処法[4]
インターネット上の誹謗中傷への医療機関の実務対応(2)
発信者の特定と責任追及
増田 拓也
●ケースレポート 地域医療構想と病院[42]
DPC公開データおよび病床機能報告公開データを用いた病院の類型化の試み
松田 晋哉
●感染症新時代 病院はどう生き抜くか[11]
静岡県立静岡がんセンター感染症内科・倉井華子部長インタビュー
堀 成美
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