訪問看護と介護 Vol.24 No.6
2019年 06月号

ISSN 1341-7045
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

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2018年3月に改訂された「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」では、人生の最終段階で受ける医療・ケアについて、医療および介護従事者が利用者や利用者家族と日頃からくり返し話し合う、いわゆる「アドバンス・ケア・プランニング」を行なう必要性が明文化されました。在宅療養の現場に登場する専門職は医師、看護師、ケアマネジャー、介護職など多岐にわたりますが、これらの職種がこの「意思決定支援」とも呼ばれる関わりのなかで果たす役割、登場するタイミングは、まったく異なるはず。そのなかで一体、どのような支援が求められているのでしょうか。5月号では訪問看護師の意思決定支援について、看護師の実践からその姿を追いました。本号ではそれをさらに深める形で、そもそも「自分で決めることを支援する」ってどういうものかを考えます。また、訪問看護師以外の職種側から見た意思決定支援の姿を探るべく、その支援において自らの役割をどのように定義し、何をしているのかも尋ねました。
「訪問看護」の外側に出てみると、「意思」がどこに生まれ、支援はどのようにして成されるものなのかを考えるヒントが得られました。

■意思決定支援とはどうあることか
「人生の最終段階における医療ケアの決定プロセスに関するガイドライン」のポイント
紅谷 浩之
■「自分で決める」ことを支援する
その難しい営みに、支援者はどう関わることができるのか
尾藤 誠司
■[インタビュー]家族に肩の力を抜いてもらう。
それも医師の“新しい”仕事
大蔵 暢
■失敗例から介護支援専門員のACPの実践に必要なことを考える
ある施設での事例と、呼吸器装着を拒否したALS患者の事例から
横山 裕子
■意思決定に関わるなかで、介護支援専門員に問われるもの
乳がん末期、老衰、肺がん末期の事例をめぐって
西澤 文恵
■[インタビュー]意思が立ち上がる場の風景
状況を整えることが支援者の役割
水野 英尚



■特別記事
訪問看護ステーションにおける記録電子化の潮流
 老健事業「記録書II標準化」調査研究が浮き彫りにした訪問看護の近未来像を踏まえて
瀬戸 僚馬



生き場所と死に場所をさがしてる。・6
やっぱり誰かに伝えたかった
幡野 広志
在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・117
堺の地によみがえる ニーズがそこにあるから
秋山 正子
訪問看護を伝える 在宅看護実習キーポイント・2
病院と在宅のケアの違いは「妥協」?
清水 奈穂美
シンソツきらきら・30
はじめての多職種連携
横田 雄士・小瀬 文彰
ふんばる患者が楽になる まいにちの手帖・9
その人らしい生活とは?
たむら あやこ

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