臨床検査データブック 2015-2016
新たな見出しも加わり、「考える検査」をサポート
もっと見る
“考える検査”をサポートする検査値判読マニュアルのベストセラーの改訂版。今版は新たに小見出し「見逃してはならない異常値」を掲載。また、新規保険収載項目、保険点数情報などの最新情報も引き続きブラッシュアップ。異常値のでるメカニズムを理解し、必要な検査と無駄な検査を見極めるのに役立つ本書は、きめ細かい小見出しによる分かりやすく使いやすい構成で全医療関係者をサポート。
監修 | 高久 史麿 |
---|---|
編集 | 黒川 清 / 春日 雅人 / 北村 聖 |
発行 | 2015年02月判型:B6頁:1122 |
ISBN | 978-4-260-02075-6 |
定価 | 5,280円 (本体4,800円+税) |
- 販売終了
更新情報
-
更新情報はありません。
お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。
- 序文
- 目次
序文
開く
2015-2016年版/編集者の序
本書「臨床検査データブック」はおかげさまで好評のうちに皆様に迎えられ,18年が経過しようとしている.この間,隔年ごとの改訂の際には,新規保険収載項目,試薬販売中止・測定法の変更項目などに留意するとともに,新たな見出し・付録の追加や巻頭へのカラー図譜の掲載などを行ってきた.このように,常に最新かつ充実した情報を内容に反映させるべく努力してきたことが,版を重ねることにつながったと考えている.
本書では,「Decision Level」「異常値のでるメカニズムと臨床的意義」「保険注意」などどこに何が書いてあるかがわかりやすくなるようにきめ細かい見出しを設けており,ここ数回の改訂の際にも「検査目的」「推奨する総説」「関連する検査」の見出しを追加するなど,読者のお役に立てるようにさまざまな工夫を行ってきた.今版の改訂では,新規保険収載項目の掲載はもちろんのこと,検査各論の新しい見出しとして「見逃してはならない異常値」を追加した.この見出しは,いわゆる「パニック値」にあたるような異常値の目安がある場合に,その値と必要な対応を記載したものである.
今回の改訂も含め,本書はこの18年間に大いに進化したと考えられる.読者のニーズを先取りして,今後も進化し続けることが本書にとって重要である.わが国の医療環境では「必要な検査だけを効率よく行う」ことは必ずしも簡単ではないと想像されるが,せめて行った検査の異常値を見落とさず,その異常値の由来を正しく解釈し,病態に則した正しい治療につなげたいものである.そのためにも,本書が皆様によって十二分に活用されることを期待する.最後に,ご多忙のところ,貴重な時間を割いてご執筆いただいた著者の先生方ならびに出版担当者に心より御礼申し上げる.
2015年2月
春日 雅人
本書「臨床検査データブック」はおかげさまで好評のうちに皆様に迎えられ,18年が経過しようとしている.この間,隔年ごとの改訂の際には,新規保険収載項目,試薬販売中止・測定法の変更項目などに留意するとともに,新たな見出し・付録の追加や巻頭へのカラー図譜の掲載などを行ってきた.このように,常に最新かつ充実した情報を内容に反映させるべく努力してきたことが,版を重ねることにつながったと考えている.
本書では,「Decision Level」「異常値のでるメカニズムと臨床的意義」「保険注意」などどこに何が書いてあるかがわかりやすくなるようにきめ細かい見出しを設けており,ここ数回の改訂の際にも「検査目的」「推奨する総説」「関連する検査」の見出しを追加するなど,読者のお役に立てるようにさまざまな工夫を行ってきた.今版の改訂では,新規保険収載項目の掲載はもちろんのこと,検査各論の新しい見出しとして「見逃してはならない異常値」を追加した.この見出しは,いわゆる「パニック値」にあたるような異常値の目安がある場合に,その値と必要な対応を記載したものである.
今回の改訂も含め,本書はこの18年間に大いに進化したと考えられる.読者のニーズを先取りして,今後も進化し続けることが本書にとって重要である.わが国の医療環境では「必要な検査だけを効率よく行う」ことは必ずしも簡単ではないと想像されるが,せめて行った検査の異常値を見落とさず,その異常値の由来を正しく解釈し,病態に則した正しい治療につなげたいものである.そのためにも,本書が皆様によって十二分に活用されることを期待する.最後に,ご多忙のところ,貴重な時間を割いてご執筆いただいた著者の先生方ならびに出版担当者に心より御礼申し上げる.
2015年2月
春日 雅人
目次
開く
カラー図譜
臨床検査の考え方と注意事項
検査計画の進め方
基本検査テクニック
検査各論
生化学検査
■血清蛋白質
■アミノ酸・窒素化合物
■鉄代謝
■血清酵素
■血清ビリルビン
■脂質
■電解質・金属
■血液ガス
■ビタミン
■機能検査
内分泌学的検査
■下垂体
■甲状腺
■副甲状腺
■副腎髄質・交感神経
■副腎皮質
■性腺・胎盤
■糖代謝
■消化管ホルモン
■生理活性
血液・凝固・線溶系検査
■血球検査
■凝固・線溶系検査
免疫血清検査
■補体
■免疫グロブリン
■自己抗体
■免疫細胞
感染症検査
■感染症遺伝子検査
■塗抹検査
■一般細菌の培養検査
■薬剤感受性試験
■抗酸菌
■真菌
■一般細菌
■検査材料からの直接抗原検出
■一般細菌以外の培養・同定困難な菌
■微生物産生物・代謝産物
■肝炎ウイルス
■ATLV・HIV
■その他のウイルス
■感染・炎症マーカー
腫瘍・線維化マーカー
■腫瘍マーカー
■線維化マーカー
癌細胞遺伝子検査
遺伝学的検査
尿検査
糞便検査
細胞診
血液・尿以外の検査
薬物・毒物
■薬物
■毒物
■薬物代謝酵素の遺伝子診断
疾患と検査
■呼吸器疾患
■循環器疾患
■消化管疾患
■肝・胆・膵疾患
■代謝・栄養疾患
■内分泌疾患
■血液・造血器疾患
■腎・尿路疾患,水電解質異常
■神経疾患
■感染症,性病,寄生虫疾患
■リウマチ性疾患・アレルギー性疾患・免疫不全症
■女性性器・妊産婦疾患
■中毒
付録
特定健康診査と保健指導対象者の選定
日本人小児の臨床検査基準値
保険点数一覧(臨床検査分野)
医薬品添付文書情報 臨床検査値への影響
有害事象共通用語規準 v4.0 日本語訳 JCOG版
共用基準範囲(JCCLS)
索引
数字・欧文索引
和文索引
臨床検査の考え方と注意事項
検査計画の進め方
基本検査テクニック
検査各論
生化学検査
■血清蛋白質
■アミノ酸・窒素化合物
■鉄代謝
■血清酵素
■血清ビリルビン
■脂質
■電解質・金属
■血液ガス
■ビタミン
■機能検査
内分泌学的検査
■下垂体
■甲状腺
■副甲状腺
■副腎髄質・交感神経
■副腎皮質
■性腺・胎盤
■糖代謝
■消化管ホルモン
■生理活性
血液・凝固・線溶系検査
■血球検査
■凝固・線溶系検査
免疫血清検査
■補体
■免疫グロブリン
■自己抗体
■免疫細胞
感染症検査
■感染症遺伝子検査
■塗抹検査
■一般細菌の培養検査
■薬剤感受性試験
■抗酸菌
■真菌
■一般細菌
■検査材料からの直接抗原検出
■一般細菌以外の培養・同定困難な菌
■微生物産生物・代謝産物
■肝炎ウイルス
■ATLV・HIV
■その他のウイルス
■感染・炎症マーカー
腫瘍・線維化マーカー
■腫瘍マーカー
■線維化マーカー
癌細胞遺伝子検査
遺伝学的検査
尿検査
糞便検査
細胞診
血液・尿以外の検査
薬物・毒物
■薬物
■毒物
■薬物代謝酵素の遺伝子診断
疾患と検査
■呼吸器疾患
■循環器疾患
■消化管疾患
■肝・胆・膵疾患
■代謝・栄養疾患
■内分泌疾患
■血液・造血器疾患
■腎・尿路疾患,水電解質異常
■神経疾患
■感染症,性病,寄生虫疾患
■リウマチ性疾患・アレルギー性疾患・免疫不全症
■女性性器・妊産婦疾患
■中毒
付録
特定健康診査と保健指導対象者の選定
日本人小児の臨床検査基準値
保険点数一覧(臨床検査分野)
医薬品添付文書情報 臨床検査値への影響
有害事象共通用語規準 v4.0 日本語訳 JCOG版
共用基準範囲(JCCLS)
索引
数字・欧文索引
和文索引
更新情報
-
更新情報はありません。
お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。