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今日の治療指針 2011年版[ポケット判]
私はこう治療している

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第一線のエキスパートが最新治療法を毎年書き下ろし ■医学書院発行のベストセラー 『治療薬マニュアル 2011』 との連携: 『治療薬マニュアル 2011』別冊付録「重要薬手帳」との併用が便利(「重要薬手帳」に掲載された薬剤について本書の処方例中に対応ページを明記) ■各領域の「最近の動向」を解説 ●1103疾患項目、1080専門医の治療法がこの1冊に ●増加する新薬に対応、「Px処方例」では薬剤を商品名で記載 ●付録「小児薬物療法の注意点」を新規収載 ●カラー図譜(正常CT・MRI解剖と基本的病変像、肺・肝の区域図、胸部・腹部リンパ節の部位、輸入感染症の世界分布)、多種多彩な付録を収載 ●研修医、看護職、薬剤師にも役立つ情報が満載

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シリーズ 今日の治療指針
総編集 山口 徹 / 北原 光夫 / 福井 次矢
発行 2011年01月判型:B6頁:2096
ISBN 978-4-260-01106-8
定価 16,500円 (本体15,000円+税)
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 「今日の治療指針」は第2の半世紀の3年目に入り,責任編集者,執筆者のご努力により豊富な臨床経験を生かした,わが国では類をみない最新の治療年鑑となっている.
 毎年新執筆者による全面新訂がなされており,2011年版では1,080名の執筆者(過去最多)の方々に「私はこう治療している」という主旨をご理解いただき,実践的で最新の治療法を明確に解説していただいている.また,診療ガイドラインの数が増加して,内容が充実してきている現状を考慮して,EBMの観点も含んだ解説となっている.臨床家にとって現場で直ちに役立つ内容となっている.
 昨年版より,各章冒頭の「最近の動向」欄の拡充を行ってきているが,2011年版でも引き続き見直し,充実させた.最近数年の動向ではあるが,大規模試験の結果による治療法の確立や新たな抗腫瘍薬開発による治療法の進歩,新しい疾患概念などをその領域冒頭の各疾患の前に揃えた.これにより,最新の治療法の変化を読みとれるようになっている.
 また,2011年版では新しい付録として「小児薬物療法の注意点」が加わった.2010年に「肝・腎障害時の薬物療法の注意点」が加わり,従前からの「高齢者の薬物療法」と「妊婦・授乳婦への薬物療法と公的リスク分類」と合わせて薬物療法に関する付録が4本となり,当指針の基本である治療がさらに充実された.
 診療ガイドラインの見直しも行い,2011年版では,新たに「胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン」(2009年),「胆石症診療ガイドライン」(2009年),「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン」(2009年)が加わり,計29ガイドラインとなった.診療ガイドラインは好評をいただいている部分であり,今後も充実していく考えである.
 2011年版でも引き続き「治療薬マニュアル」(医学書院発行)と本書の連携をはかっている.「治療薬マニュアル2011」の別冊付録「重要薬手帳」に掲載された薬剤について,本書の処方例中に「重要薬手帳」での掲載ページを示してあるので,両者を併用することで薬剤に関してより理解を深めることができる.「重要薬手帳」は,臨床現場で便利な白衣のポケットに入るサイズとなっており,ぜひ活用していただきたい.
 本書は開業医から病院の研修医,勤務医,専門家に至るすべての医師にとって,またチーム医療の一端を荷う役割が今まで以上に増えている看護師,薬剤師,技師にとっても必携のパートナーである.現場の医療向上に役立つことができることを確信している.

 2010年12月
 編集者を代表して
 北原光夫

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凡例
カラー図譜

総論
1 救急医療
2 中毒性疾患
3 感染症
4 原虫症,寄生虫症
5 呼吸器疾患
6 循環器疾患
7 消化管疾患
8 肝・胆・膵疾患
9 腎疾患
10 血液疾患
11 代謝疾患
12 内分泌疾患
13 アレルギー疾患
14 膠原病および類縁疾患
15 神経・筋疾患
16 精神疾患
17 環境・職業性因子による疾患
18 整形外科疾患
19 泌尿器科疾患
20 皮膚科疾患
21 産婦人科疾患
22 新生児疾患
23 小児科疾患
24 眼科疾患
25 耳鼻咽喉科疾患
26 歯科・口腔外科疾患
27 介護に関わる問題

付録
 欧文略語〔抗癌剤・抗菌薬〕
 抗菌薬による感染症の外来治療
 小児薬物療法の注意点
 高齢者の薬物療法
 妊婦・授乳婦への薬物療法と公的リスク分類
 肝・腎障害時の薬物療法の注意点
 皮膚外用薬の使い方
 漢方製剤(健保適用)の使い方
 薬物の副作用と相互作用
 薬物治療モニタリング(TDM)
 新薬,医薬品等安全性情報
 臨床検査データ一覧
 診療ガイドライン
 事項索引(和文)
 事項索引(欧文,数字)
 処方薬剤索引

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本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

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