治療薬マニュアル 2019

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ハンディサイズ本では唯一「使用上の注意」をすべて収録。
収録薬剤数は約2,300成分・18,000品目。2018年に収載された新薬を含むほぼすべての医薬品情報を収載。
添付文書に記載された情報を分かりやすく整理し、各領域の専門医による臨床解説を追加。
医薬品レファレンスブックとして、医師・薬剤師・看護師ほかすべての医療職必携の1冊。

● 購入特典・web電子版付! web電子版がリニューアル!
 『今日の治療指針 2019年版』(デスク判ポケット判)とのセット購入により、電子版で2冊がリンク。

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『治療薬マニュアル 2019【電子版】ダウンロード型アプリケーションタイプ』 特設サイト 詳細はこちら
*「治療薬マニュアル」は株式会社医学書院の登録商標です。
監修 高久 史麿 / 矢崎 義雄
編集 北原 光夫 / 上野 文昭 / 越前 宏俊
発行 2019年01月判型:B6頁:2786
ISBN 978-4-260-03666-5
定価 5,500円 (本体5,000円+税)

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  • 序文
  • 目次
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2019年版の序

 治療薬マニュアルは1990年に初めて発刊されて以来,毎年新薬を加え,使い易さの面で改善を行い,また読者の要望に答えて進化してきた.既に創刊より30年になろうとしている.わが国で使用されている薬のみを掲載しているが,本文のみで2,400ページを超える「治療薬のエンサイクロペディア」となっている.ことに抗腫瘍薬の分野において進歩がめざましいことを反映して「マニュアル」も情報量が増加している.もし古代エジプトの碑文,メソポタミアの粘土板,中世の羊皮紙に「治療薬マニュアル」を入れ込むとしたら,巨大な歴史的遺産となることであろう.
 このマニュアルに掲載している価値ある情報を容易に得るために,2015年から電子版の導入が始まった.特にこの時から「今日の治療指針」とのコラボレーションが可能となった.これにより「治療薬マニュアル」と「今日の治療指針」を相互に参照して,治療をさらに確実にすることが格段に進んだ.
 「治療薬マニュアル2018」からは読者の要望に応え,4月に改定された「最新薬価情報」を「付録Web電子版」でご覧いただけるようにした.
 「治療薬マニュアル2019」においては,(1)「診療報酬上の後発品」をアイコンで明示,(2)WHOが策定している「WHO必須医薬品モデル・リスト(WHO Model List of Essential Medicines,EML)」に掲載されている成分の明示,(3)漢方薬の適応情報の拡充,など情報をさらに充実させた.(2)の原典である「WHO必須医薬品モデル・リスト」はWHOエキスパート委員会で行われた必須医薬品の選択と使用の見直しの成果であるが成人と小児に分けられて記載されており,わかり易い.しかも抗菌薬にまで及んでおり,薬を選択するにあたり,大いに参考になることは確実である.

 毎年,解り易さと使い易さで進化している本書は2019年版においても,使用して下さる方々にとって十分に期待に沿えるように構成されていることをお伝えしたい.

 2018年12月
 北原光夫

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薬物療法の基本的注意

図解 薬理作用

添付文書情報と臨床解説
 01 解熱・鎮痛・抗炎症薬
 02 抗リウマチ薬
 03 催眠・鎮静薬
 04 抗不安薬
 05 抗精神病薬
 06 抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬
 07 抗てんかん薬
 08 パーキンソン病/症候群治療薬
 09 脳循環代謝改善薬
 10 筋弛緩薬
 11 自律神経系作用薬
 12 抗めまい薬
 13 片頭痛治療薬
 14 その他の神経系用薬
 15 降圧薬
 16 Ca拮抗薬
 17 利尿薬
 18 β遮断薬
 19 抗狭心症薬
 20 抗不整脈薬
 21 強心薬
 22 その他の循環器用薬
 23 アレルギー治療薬
 24 気管支拡張薬・喘息治療薬
 25 鎮咳薬
 26 去痰薬
 27 その他の呼吸器用薬
 28 消化性潰瘍治療薬
 29 健胃・消化薬
 30 下剤
 31 止痢・整腸薬
 32 その他の消化器用薬
 33 痛風・高尿酸血症治療薬
 34 脂質異常症用薬
 35 糖尿病用薬
 36 下垂体ホルモン製剤
 37 副腎皮質ホルモン製剤
 38 性ホルモン製剤
 39 その他のホルモン製剤
 40 子宮用薬
 41 骨粗鬆症・骨代謝改善薬
 42 ビタミン製剤
 43 輸液・栄養製剤
 44 電解質製剤
 45 灌流用剤
 46 解毒薬・中毒治療薬
 47 抗菌薬
 48 抗真菌薬
 49 抗ウイルス薬
 50 寄生虫・原虫用薬
 51 抗癌剤
 52 免疫抑制薬
 53 眼科用薬
 54 耳鼻咽喉科用薬
 55 口腔用薬
 56 泌尿・生殖器用薬
 57 痔治療薬
 58 皮膚用薬
 59 血液製剤類
 60 造血と血液凝固関係製剤
 61 ワクチン・トキソイド
 62 麻薬
 63 麻酔薬
 64 生活改善薬
 65 その他の治療薬
 66 検査・診断用薬
 67 造影剤
 68 放射性医薬品
 69 消毒剤
 70 歯科用薬
 71 漢方薬

新薬

付録
 重大な有害反応(副作用)の症状と,原因となる代表的な医薬品
 医療用医薬品添付文書および添付文書情報の見方
 医薬品添付文書以外の重要な医薬品情報源とその見方
 後発医薬品に関する情報と選択の留意点
 医薬品リスク管理計画(RMP)と薬剤師の責務
 ハイリスク薬投与患者の薬学的管理指導
 処方せんの書き方
 錠剤・カプセルの粉砕・開封可否の基準
 疾患別禁忌薬・注意薬一覧
 基本的薬物動態用語
 薬物血中濃度モニタリング(TDM)の対象となる薬物とその有効・中毒濃度範囲
 製剤の味・風味一覧
 名称類似によるヒヤリ・ハット事例が報告されている薬剤一覧
 薬剤の影響を受ける臨床検査一覧
 投与期間の上限が設けられている医薬品
 薬効分類番号一覧(4桁)

索引

web電子版付録
 血液製剤の使用指針(改定版)[平成17年9月(平成24年3月一部改正)](要約)
 薬物と飲食物・嗜好品との相互作用

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本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

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