生殖医療ポケットマニュアル
基本から高度生殖補助医療の実際まで網羅!
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生殖医療に携わる医師、コメディカルスタッフ、産婦人科研修医を読者対象に、臨床現場で適宜閲覧してもらうことを意図して編集されたポケットマニュアル。昨今、生殖医療はますます高度化・複雑化し、さまざまな情報も氾濫するが、本書では基本事項から高度生殖補助医療の実際、最新知見までを、その道の専門家がわかりやすく解説。生殖医療専門医など、関連する資格の取得をめざす読者にとっても有意義な1冊。
監修 | 吉村 泰典 |
---|---|
編集 | 大須賀 穣 / 京野 廣一 / 久慈 直昭 / 辰巳 賢一 |
発行 | 2014年12月判型:B6変頁:452 |
ISBN | 978-4-260-02035-0 |
定価 | 5,500円 (本体5,000円+税) |
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- 序文
- 目次
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序文
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序
生殖医療という用語が使われだしたのは1990年代である。それまでは不妊治療と呼ばれており,排卵誘発,卵管のマイクロサージェリーや人工授精など,あくまでも自然の生殖過程,いわゆる体内における受精を再現する医療手段であった。1978年のエドワーズ,ステプトー両博士による体外受精・胚移植の成功を契機として,世界は従来の不妊治療と決別することになった。地道な生物学の成果と不妊治療が合従して登場した体外受精・胚移植は宿志を遂げた観があり,革新的な不妊症の治療法として導入され,瞬く間に全世界に普及していった。その後,顕微授精をはじめとするさまざまな体外受精の関連技術が開発され,これらは補助生殖技術と呼ばれるようになった。現在までにこれらの技術によって世界で500万人以上の子どもが誕生しており,わが国においても年間3万人を超えるまでになっている。
法律家は古くから非配偶者間人工授精の法的諸問題についてかかわっており,これらの医療においては人為的な操作により子どもをつくることになることから,公的な委員会では自然生殖に対する表現として人工生殖という用語が使用されていた。しかしながら,この言葉は不妊治療に従事するわれわれにとって大変不堪な用語であったこともあり,1990年代の後半,厚生科学審議会専門委員会に参加させていただいた折に,体外受精をはじめとする先端的な不妊治療を生殖補助医療と呼称したいと提案した。それ以来,いろいろな分野の専門家の方々も生殖補助医療という用語を使用されるようになった。最近では不妊治療という用語もあまり使用されなくなり,生殖医療という用語に統一されるようになってきている。現在も生殖医療あるいは生殖補助医療という用語が使用され続けているのは望外の喜びである。
近年の生殖医学の進歩には目覚ましいものがあり,生殖現象の解明のみならず,ヒトの生殖現象を操作する新しい技術も開発されている。細胞生物学や生殖工学の飛躍的進歩に伴って生殖医学も革命を受けつつあるといっても過言ではない。このような生殖医学の発展は,実は発生生物学や生殖内分泌学の進歩に負うところが大きい。この生殖現象に深くかかわる生殖医療は,新しい生命の誕生があるという点で,すでに存在する生命を対象とする他の医療とは根本的に異なった特性をもっている。21世紀に入り,ますます先端生殖工学技術は進歩を続けている。とりわけ体細胞クローン技術や胚性幹細胞,さらには体細胞より樹立されたiPS細胞の再生医療への応用は,今後の生殖医療の展開に大きなブレイクスルーをもたらすであろう。
日進月歩する生殖医療を鑑み,生殖医療に携わる医師や看護師,特に初学者に向けた生殖医療の実践マニュアルともいうべき本書を企画した。近年の生殖医療においては,患者の予後改善に寄与する可能性をもつ新知見や新技術が陸続と開発されている。生殖医療に携わる専攻医,さらには生殖医療専門医を目指したいと考えている医師の方々には,臨床の現場で本書を携えることで,実践を通して得た知識を整斉するためにも大いに役立てていただきたいと願う。また,生殖医療を指導する立場にある専門医の先生方には,産婦人科専門医のための研修の到達目標を設定するうえで本書を大いに活用していただきたい。
2014年11月
吉村泰典
生殖医療という用語が使われだしたのは1990年代である。それまでは不妊治療と呼ばれており,排卵誘発,卵管のマイクロサージェリーや人工授精など,あくまでも自然の生殖過程,いわゆる体内における受精を再現する医療手段であった。1978年のエドワーズ,ステプトー両博士による体外受精・胚移植の成功を契機として,世界は従来の不妊治療と決別することになった。地道な生物学の成果と不妊治療が合従して登場した体外受精・胚移植は宿志を遂げた観があり,革新的な不妊症の治療法として導入され,瞬く間に全世界に普及していった。その後,顕微授精をはじめとするさまざまな体外受精の関連技術が開発され,これらは補助生殖技術と呼ばれるようになった。現在までにこれらの技術によって世界で500万人以上の子どもが誕生しており,わが国においても年間3万人を超えるまでになっている。
法律家は古くから非配偶者間人工授精の法的諸問題についてかかわっており,これらの医療においては人為的な操作により子どもをつくることになることから,公的な委員会では自然生殖に対する表現として人工生殖という用語が使用されていた。しかしながら,この言葉は不妊治療に従事するわれわれにとって大変不堪な用語であったこともあり,1990年代の後半,厚生科学審議会専門委員会に参加させていただいた折に,体外受精をはじめとする先端的な不妊治療を生殖補助医療と呼称したいと提案した。それ以来,いろいろな分野の専門家の方々も生殖補助医療という用語を使用されるようになった。最近では不妊治療という用語もあまり使用されなくなり,生殖医療という用語に統一されるようになってきている。現在も生殖医療あるいは生殖補助医療という用語が使用され続けているのは望外の喜びである。
近年の生殖医学の進歩には目覚ましいものがあり,生殖現象の解明のみならず,ヒトの生殖現象を操作する新しい技術も開発されている。細胞生物学や生殖工学の飛躍的進歩に伴って生殖医学も革命を受けつつあるといっても過言ではない。このような生殖医学の発展は,実は発生生物学や生殖内分泌学の進歩に負うところが大きい。この生殖現象に深くかかわる生殖医療は,新しい生命の誕生があるという点で,すでに存在する生命を対象とする他の医療とは根本的に異なった特性をもっている。21世紀に入り,ますます先端生殖工学技術は進歩を続けている。とりわけ体細胞クローン技術や胚性幹細胞,さらには体細胞より樹立されたiPS細胞の再生医療への応用は,今後の生殖医療の展開に大きなブレイクスルーをもたらすであろう。
日進月歩する生殖医療を鑑み,生殖医療に携わる医師や看護師,特に初学者に向けた生殖医療の実践マニュアルともいうべき本書を企画した。近年の生殖医療においては,患者の予後改善に寄与する可能性をもつ新知見や新技術が陸続と開発されている。生殖医療に携わる専攻医,さらには生殖医療専門医を目指したいと考えている医師の方々には,臨床の現場で本書を携えることで,実践を通して得た知識を整斉するためにも大いに役立てていただきたいと願う。また,生殖医療を指導する立場にある専門医の先生方には,産婦人科専門医のための研修の到達目標を設定するうえで本書を大いに活用していただきたい。
2014年11月
吉村泰典
目次
開く
A 妊娠と不妊
1 不妊症の定義
2 妊娠のメカニズム
3 不妊症の原因
女性不妊症の原因
男性不妊症の原因
4 年齢と妊孕力
5 不妊症,近年の傾向とその臨床的意義
B 不妊診断・治療の実際
1 診断の進め方
[1]不妊症検査の流れ
[2]不妊患者の初診時の取り扱い
[3]スクリーニング検査
基礎体温
超音波検査
子宮卵管造影検査,ソノヒステログラフィー
クラミジア感染の診断法
精液検査
Huhnerテスト
[4]女性患者の特殊検査
卵巣予備能の検査(FSH, AFC, AMH)
各種ホルモン測定・負荷テスト
腹腔鏡検査
子宮鏡検査
子宮内膜症の検査・診断
抗精子抗体
[5]男性患者の特殊検査
高度乏精子・無精子症に行う検査
精巣生検
2 治療の進め方
[1]治療の流れ
[2]不妊原因別の治療方針とARTへのstep up
[3]不妊治療の実際
1 無排卵・希発月経
2 卵管閉塞に対する治療
選択的卵管通水検査/卵管鏡下卵管形成術(FT)
手術療法:卵管開口術・吻合術
体外受精
3 男性不妊に対する治療
薬物療法(漢方,ビタミン,クロミフェン,ゴナドトロピン)
手術療法
人工授精
体外受精・顕微授精
MD-TESE
勃起障害・射精障害に対する治療
4 免疫性不妊症
5 原因不明不妊
原因不明不妊とは
タイミング療法
人工授精
6 特殊な不妊症への考えかた
子宮内膜症
子宮筋腫
子宮腺筋症
子宮内膜ポリープ
黄体機能不全
7 人工授精の実際 ─精子調整法とその原理
3 生殖補助医療(ART)
[1]体外受精の適応
[2]調節卵巣刺激法
[3]採卵
[4]体外受精の実際(精子調整と媒精,胚培養法)
[5]顕微授精
ICSIの方法
人工的卵子活性化法
[6]胚培養・胚発育の評価
[7]胚移植
[8]ARTにおける黄体補充
[9]胚凍結保存と凍結融解胚移植
[10]生殖補助医療の副作用・合併症
多胎妊娠の予防
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の予防・治療
生殖補助医療で生まれた子どもの予後
[11]生殖補助医療を受ける患者へのインフォームド・コンセント
[12]生殖補助医療を用いた新しい診断・治療法
IVM
着床前スクリーニング(PGS)
着床前診断
4 治療終結を考慮するタイミング
5 患者サポートの実際
[1]患者のストレスとうつ
[2]治療終結時の精神的サポート
[3]生殖医療における助成制度
C 不育症
1 不育症の定義・頻度・原因
2 検査・診断・治療
[1]染色体異常
[2]抗リン脂質抗体
[3]子宮奇形
[4]頸管無力症
[5]内分泌・代謝因子
D 妊孕性温存法
[1]妊孕性温存法の適応
[2]精子・精巣凍結保存
[3]卵子凍結保存
[4]卵巣凍結保存
E 配偶子提供・代理懐胎と社会・倫理およびその法的問題点
[1]配偶子提供
[2]代理懐胎
[3]社会的適応による卵子凍結
[4]生殖医療と法整備
F 生殖生理の基礎と最新知識
[1]性分化異常
[2]女性内分泌
視床下部-下垂体-卵巣系
月経周期
排卵・受精・着床
[3]男性内分泌・配偶子形成
G 生殖医療にかかわる資格制度
[1]現在の生殖医療専門医制度
[2]生殖医療専門医制度の今後の展望
[3]生殖医療コーディネーター
[4]胚培養士
[5]日本内分泌学会認定内分泌代謝科専門医
[6]日本産婦人科内視鏡学会認定医
[7]臨床遺伝専門医
付録 生殖医療にかかわる主な法令・会告
索引
1 不妊症の定義
2 妊娠のメカニズム
3 不妊症の原因
女性不妊症の原因
男性不妊症の原因
4 年齢と妊孕力
5 不妊症,近年の傾向とその臨床的意義
B 不妊診断・治療の実際
1 診断の進め方
[1]不妊症検査の流れ
[2]不妊患者の初診時の取り扱い
[3]スクリーニング検査
基礎体温
超音波検査
子宮卵管造影検査,ソノヒステログラフィー
クラミジア感染の診断法
精液検査
Huhnerテスト
[4]女性患者の特殊検査
卵巣予備能の検査(FSH, AFC, AMH)
各種ホルモン測定・負荷テスト
腹腔鏡検査
子宮鏡検査
子宮内膜症の検査・診断
抗精子抗体
[5]男性患者の特殊検査
高度乏精子・無精子症に行う検査
精巣生検
2 治療の進め方
[1]治療の流れ
[2]不妊原因別の治療方針とARTへのstep up
[3]不妊治療の実際
1 無排卵・希発月経
2 卵管閉塞に対する治療
選択的卵管通水検査/卵管鏡下卵管形成術(FT)
手術療法:卵管開口術・吻合術
体外受精
3 男性不妊に対する治療
薬物療法(漢方,ビタミン,クロミフェン,ゴナドトロピン)
手術療法
人工授精
体外受精・顕微授精
MD-TESE
勃起障害・射精障害に対する治療
4 免疫性不妊症
5 原因不明不妊
原因不明不妊とは
タイミング療法
人工授精
6 特殊な不妊症への考えかた
子宮内膜症
子宮筋腫
子宮腺筋症
子宮内膜ポリープ
黄体機能不全
7 人工授精の実際 ─精子調整法とその原理
3 生殖補助医療(ART)
[1]体外受精の適応
[2]調節卵巣刺激法
[3]採卵
[4]体外受精の実際(精子調整と媒精,胚培養法)
[5]顕微授精
ICSIの方法
人工的卵子活性化法
[6]胚培養・胚発育の評価
[7]胚移植
[8]ARTにおける黄体補充
[9]胚凍結保存と凍結融解胚移植
[10]生殖補助医療の副作用・合併症
多胎妊娠の予防
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の予防・治療
生殖補助医療で生まれた子どもの予後
[11]生殖補助医療を受ける患者へのインフォームド・コンセント
[12]生殖補助医療を用いた新しい診断・治療法
IVM
着床前スクリーニング(PGS)
着床前診断
4 治療終結を考慮するタイミング
5 患者サポートの実際
[1]患者のストレスとうつ
[2]治療終結時の精神的サポート
[3]生殖医療における助成制度
C 不育症
1 不育症の定義・頻度・原因
2 検査・診断・治療
[1]染色体異常
[2]抗リン脂質抗体
[3]子宮奇形
[4]頸管無力症
[5]内分泌・代謝因子
D 妊孕性温存法
[1]妊孕性温存法の適応
[2]精子・精巣凍結保存
[3]卵子凍結保存
[4]卵巣凍結保存
E 配偶子提供・代理懐胎と社会・倫理およびその法的問題点
[1]配偶子提供
[2]代理懐胎
[3]社会的適応による卵子凍結
[4]生殖医療と法整備
F 生殖生理の基礎と最新知識
[1]性分化異常
[2]女性内分泌
視床下部-下垂体-卵巣系
月経周期
排卵・受精・着床
[3]男性内分泌・配偶子形成
G 生殖医療にかかわる資格制度
[1]現在の生殖医療専門医制度
[2]生殖医療専門医制度の今後の展望
[3]生殖医療コーディネーター
[4]胚培養士
[5]日本内分泌学会認定内分泌代謝科専門医
[6]日本産婦人科内視鏡学会認定医
[7]臨床遺伝専門医
付録 生殖医療にかかわる主な法令・会告
索引
書評
開く
生殖医療ポケットマニュアルは必要にして十分な生殖医療の知識庫である
書評者: 苛原 稔 (徳島大学大学院教授・産科婦人科学/日本生殖医学会理事長)
生殖医学・医療の進歩は他の領域にも増して日進月歩である。だからこそ,この医療に携わろうとする者は日々新しい知識を吸収する必要があるが,診療に追いまくられて,分厚い教科書や最先端の文献を読む余裕がないのが臨床家の常である。それでも,多くの医療人は多忙な中で新知識を得ようと努力しているのも事実である。評者自身,日頃から,生殖医学・医療の基本的な概念から臨床に直結した最新情報までを網羅し,しかも臨床現場の身近に常にある情報源があればとても有用と思っていたが,適当な書籍がないと感じていた。
このたび医学書院から『生殖医療ポケットマニュアル』が刊行され,拝見して,探していたものに遭遇したような驚きを感じた。本書は,生殖医療の臨床現場で必要とされる基本的概念から治療法の詳細,関連の法制度や資格制度までのあらゆる項目を網羅し,それぞれの項目に現在の日本で考えられる最高の執筆者陣を配して作られている。現代の生殖医療の最先端の知識が吸収できるように企画され,生殖医療を実践しようとする医療人が身に着けておく必要のある高度で十分な内容を,この一冊に極めてコンパクトに要領よく詰め込んでいる。現代の生殖医療を知るのに最適な内容である。本書を企画された監修者は日本の生殖医療の第一人者であり,用意周到,必要十分を目指す企画意図が感じられる。また,編集者は生殖医療のリーダー達であり,企画意図をくんでオーソドックスで学問的な立場から編集しているのに感心する。
本書は,生殖医療専門医を目指す産婦人科医や生殖医療の現場で活躍するメディカルスタッフを対象としたものと聞いているが,すでに生殖医療を専門にしている医師や臨床現場で毎日患者と向き合っているメディカルスタッフにも,情報の整理や患者への説明に大いに役立つ。さらに,生殖医療全般の最新知識を知りたい産婦人科専門医にも最適の知識庫として活用できる。その意味から,診療室の机の上に置いたり,白衣のポケットに入れておく価値のある書籍である。
書評者: 苛原 稔 (徳島大学大学院教授・産科婦人科学/日本生殖医学会理事長)
生殖医学・医療の進歩は他の領域にも増して日進月歩である。だからこそ,この医療に携わろうとする者は日々新しい知識を吸収する必要があるが,診療に追いまくられて,分厚い教科書や最先端の文献を読む余裕がないのが臨床家の常である。それでも,多くの医療人は多忙な中で新知識を得ようと努力しているのも事実である。評者自身,日頃から,生殖医学・医療の基本的な概念から臨床に直結した最新情報までを網羅し,しかも臨床現場の身近に常にある情報源があればとても有用と思っていたが,適当な書籍がないと感じていた。
このたび医学書院から『生殖医療ポケットマニュアル』が刊行され,拝見して,探していたものに遭遇したような驚きを感じた。本書は,生殖医療の臨床現場で必要とされる基本的概念から治療法の詳細,関連の法制度や資格制度までのあらゆる項目を網羅し,それぞれの項目に現在の日本で考えられる最高の執筆者陣を配して作られている。現代の生殖医療の最先端の知識が吸収できるように企画され,生殖医療を実践しようとする医療人が身に着けておく必要のある高度で十分な内容を,この一冊に極めてコンパクトに要領よく詰め込んでいる。現代の生殖医療を知るのに最適な内容である。本書を企画された監修者は日本の生殖医療の第一人者であり,用意周到,必要十分を目指す企画意図が感じられる。また,編集者は生殖医療のリーダー達であり,企画意図をくんでオーソドックスで学問的な立場から編集しているのに感心する。
本書は,生殖医療専門医を目指す産婦人科医や生殖医療の現場で活躍するメディカルスタッフを対象としたものと聞いているが,すでに生殖医療を専門にしている医師や臨床現場で毎日患者と向き合っているメディカルスタッフにも,情報の整理や患者への説明に大いに役立つ。さらに,生殖医療全般の最新知識を知りたい産婦人科専門医にも最適の知識庫として活用できる。その意味から,診療室の机の上に置いたり,白衣のポケットに入れておく価値のある書籍である。
正誤表
開く
本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。
更新情報
-
更新情報はありません。
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