脳・神経

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病期や治療効果を評価するための指標、略語、薬剤など、日常の業務に役立つ情報をポケットサイズにぎゅっと凝縮。疑問に思ったときは辞書として、また現場で得た知識を書き込み、頼れるオリジナルノートとしても活用できる1冊。
シリーズ すぐ調
編集 佐々木 貴浩 / 田中 蔵人
発行 2012年05月判型:A6変頁:148
ISBN 978-4-260-01456-4
定価 1,320円 (本体1,200円+税)
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読者のみなさんへ

 脳・神経系の疾患では、意識障害や四肢の麻痺などの運動機能障害、言語や記憶などといったいわゆる高次の脳機能障害を伴うことが多く、患者さんへのケアが重要になってきます。しかしその一方で、症状が多岐にわたり、扱う薬剤なども多いため、苦手意識をもっている看護師さんも多いのではないでしょうか。
 本書では、解剖や疾患の知識、略語、薬剤など、外来・病棟を問わず、日々のケアに役立つ内容をコンパクトにまとめました。忙しい業務の間に、「さっとみて、ぱっとわかる」ことを意識してまとめましたので、白衣のポケットの中に入れて持ち運び、辞書や参考書としてご活用ください。また、memo欄も設けましたので、日々学んだことを書き込んでオリジナルのノートとしてもご活用いただけると思います。
 本書が日常の看護業務に少しでもお役に立てれば幸いです。

 2012年3月
 編者 佐々木貴浩

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解剖
 頭蓋骨
 脳の動脈
 脳神経
 脳の側面
 脳の断面
 大脳皮質の機能解剖

検査・治療
 主な臨床検査基準値
 血圧・血糖・脂質の評価
 主な検査項目
 ドレナージ
 脳障害によって起こる症状
 MMT(徒手筋力テスト)
 Japan Coma Scale(JCS)
 Glasgow Coma Scale(GCS)
 意識障害
  意識障害を起こす主な原因/意識障害時の瞳孔所見
 脳血管障害
  脳血管障害の分類/脳動脈瘤破裂の重症度分類/
  開頭減圧術後の予後を予測する重症度分類/脳卒中の徴候評価/
  modified NIH Stroke Scale(NIHSS)(2001)/
  日本版modified Rankin Scale (mRS)判定基準/
  脳血管の支配領域と閉塞時の主な徴候/脳血管障害の主な外科治療
 脳浮腫
 脳ヘルニア
 脳腫瘍
 認知症
 パーキンソン病
  パーキンソン病の分類/機能的自立度評価表(FIM)
 てんかん
 褥瘡の経過評価-DESIGN-R
 障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準
 認知症である老人の日常生活自立度判定基準
 検査・手術で一時的に服用を中止すべき経口薬
 成人の一次救命処置(BLS)
 成人の二次救命処置(ALS)

主な薬剤
 解熱・鎮痛・抗炎症薬
 片頭痛治療薬
 催眠・鎮静薬
 抗不安薬
 抗精神病薬
 抗うつ薬
 気分安定薬(抗躁薬)
 パーキンソン病/症候群治療薬
  レポドパ製剤/ドパミン受容体作用薬(アゴニスト)/
  モノアミンオキシダーゼB阻害薬/
  末梢カテコール-O-メチル転移酵素(COMT)阻害薬/抗コリン薬/
  アマンタジン塩酸塩/ノルエピネフリン系作用薬/ゾニサミド
 脳循環代謝改善薬
 抗てんかん薬
 筋弛緩薬
 自律神経系作用薬
 抗めまい薬
 その他の神経系用薬
 麻酔薬
 造血と血液凝固関係製剤
  鉄剤/止血剤/抗血栓剤
 糖尿病治療用薬
  インスリン製剤/GLP-1受容体作動薬/経口血糖降下薬/
  糖尿病性末梢神経障害治療薬
 骨粗鬆症・骨代謝改善薬
 抗癌剤
 診断用薬

略語

薬剤索引

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