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脳が創る“同時性の場” -そして時空

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「いま、ここに、いる」とは、どういうことか。「いま、ここにいる」わたし、とは何者か。この難問に対して著者は、“同時性の場”と“ニューロンネットワーク”をキーワードにその解明に迫る。また、「“現在”における宇宙」「自然科学とイマジネーションの世界」の項では、2008年ノーベル物理学賞の対象となった「小林・益川理論」の中核“CP対称性の破れ”、アインシュタインの一般相対性理論、ビッグバン理論、ひも理論などの諸理論を駆使して、分かりやすく解説。2002年に『脳が創る「こころの在りよう」』を刊行した著者が、満を持して上梓したライフワーク。
腰原 英利
販売 医学書院
発行 2008年12月判型:A5頁:196
ISBN 978-4-260-70064-1
定価 2,420円 (本体2,200円+税)
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  • 目次

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1a 現在という時空
   「いま」という時間,「ここ」という空間,「いる」という存在
1b 現在という時空
   「もの」の実在と「ものの在りよう」
2a 心の時間 過去・現在・未来の時間
   時間の関係性は創られる
2b 心の同時性のシステム
   脳の機能とネットワークシステム
2c 心の同時性と「結びつけ」
   “同時性の場”の基本的な働き
2d 心の同時性と顔認識の場合
   顔認識における関係性の「結びつけ」
3a ミラーニューロン・システムと自己の形成
   “同時性の場”による自己と他者との「結びつけ」
3b 「いま,ここに,いる」
   自己感と初期設定モード
3c 「いま,ここに,いる」
   自己と社会に関わる内側前頭皮質複合領域
4a “現在”における宇宙
   いま,ここにいる未知の世界
4b “現在”における宇宙
   いま,ここにいる世界の始まりと終わり
5a 自然科学とイマジネーションの世界
   宇宙世界に共感するイマジネーションの世界
5b 自然科学とイマジネーションの世界
   何故,いま,ここにいるのか

あとがき

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