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日本消化器内視鏡学会専門医学術試験問題・解答と解説 第3版

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新しい出題問題を全面的に採用。各領域で出題内容を吟味し、漏れなく万遍なく掲載問題を編集・配分。典型的な病変の画像を多数供覧。解説文も新しい取扱い規約、ガイドライン等に対応して全面改訂となった。内視鏡画像アトラスとして、診療の現場において役に立つ有益な情報が満載。
監修 日本消化器内視鏡学会
責任編集 日本消化器内視鏡学会専門医試験委員会
発行 2009年07月判型:B5頁:340
ISBN 978-4-260-00884-6
定価 7,700円 (本体7,000円+税)
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第3版の序

 1981年に発足した認定医制度は,2004年より専門医制度となり,従来の認定医は専門医に,認定専門医は指導医に名称が変更され発足よりすでに28年が経過した。
 当初の認定医試験委員会の責任において「日本消化器内視鏡学会認定医学術試験問題・解答と解説」として第1版が1999年5月に,第2版は2004年7月に発行された。
 このたび専門医試験委員会より「日本消化器内視鏡学会専門医学術試験問題・解答と解説」 第3版が出版のはこびとなった。すなわちほぼ5年おきの刊行といえる。試験問題に関しては時代の変化に対応し,多くの綺麗な画像と推敲された設問や幅広い解説は,受験者のみでなく内視鏡臨床医の日常診療にも座右の書として役立つものと思っている。
 第3版では全問題175題を全面的に入れ替え刷新を意図した。解説文は学会誌「日本消化器内視鏡学会雑誌」に2000年以降現在までに掲載されたものの中から厳選され,かつすでに出題されなくなっている「K」タイプ(1肢選択の解答が複数の組み合わせになっているもの)の問題形式は「X」タイプ(解答が2肢選択となっているもの)に変更を行った。
 学会の専門医制度が信頼性と権威を備えるためには,しっかりした試験制度を実施すること,教育カリキュラムを確立すること,更新制度をきちんとしたものにすることにある。専門医学術試験の問題や解答と解説の書の出版はこれらを充実させていく上で重要である。
 社会的にも専門医制度の批判は皆無ではなく,国も各学会が実施している専門医制度及び呼称の統一化に向けて更に進んでいる。消化器内視鏡専門医としての幅広い知識と身についたスキルを持つ医療者の育成は学会にも要求されるようになった。
 消化器内視鏡による診断と治療は日常診療に不可欠であり,この医療機器を患者さんに正しく,安全かつ効率的に提供することは臨床医学にとって重要な課題である。
 生涯にわたり学習を続けなければならない消化器内視鏡医にとって専門医学術試験はスタートでありゴールではない。今回,本学会会員から出版の要望が強かった第3版も受験者のみでなく,すでに専門医の資格を取得された方にとっても十分に役立つものと考えている。ぜひ研鑽を継続していただきたい。
 最後に本書は2009年度の専門医学術試験前の発刊をめざしたため,問題作成,問題選定,試験実施,試験判定の各委員会の先生方の努力で集積された膨大な数の中から固定された問題に対して大変お忙しいなか限られた時間で本書に収載された解説文の執筆にご協力をいただいた60名の諸先生方に厚く御礼を申し上げます。
 特に問題とその解説の収集,分析及び編集に当たっていただいた 峯 徹哉先生,荻原達雄先生のご尽力に深謝致します。

 2009年入梅のさなか
 豊永 純

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第1章 総論(基礎)  21題
第2章 食道      17題
第3章 胃・十二指腸 38題
第4章 下部消化管  48題
第5章 胆・膵     31題
第6章 肝・腹腔鏡   20題
索引

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