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今日の消化器疾患治療指針　第3版

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定評ある今日の治療指針各科版シリーズの1冊。編著者を一新し第一線の執筆者による最新・最良の診断・治療法を解説した消化器科医必携の診療事典。日常診療で遭遇するすべての消化器疾患について臨床のノウハウをわかりやすく簡潔に記載、臨床現場での迷いや悩みに答える実際的な内容。一般内科医、外科医にとっても是非とも手元におきたい1冊。
シリーズ 今日の治療指針
編集 幕内 雅敏 / 菅野 健太郎 / 工藤 正俊
発行 2010年03月判型：A5頁：1096
ISBN 978-4-260-00798-6
定価 15,400円 （本体14,000円+税）

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第3版　序

　本書は，医学書院のベストセラーとして半世紀の歴史をもつ『今日の治療指針』の消化器科版である．消化器に特化した“消化器疾患の診療事典”として，本書は多くの臨床家から支持され，日常臨床に役立てられてきた．しかし，早いもので本書第2版が上梓されてから8年余になろうとしている．日進月歩の医学・医療の世界にあっては，今回の第3版の発行は遅きに過ぎたといえるかもしれない．
　編者らが医学書院からの依頼を受け，本書第3版の企画・編集に着手したのは2007年3月のことだったから，スタートから発行までに丸3年を費やしたことになる．今回の改訂にあたっては，消化器疾患の検査・診断・治療をあますところなく収載するために，全体の構成を見直し，各章各項目をいっそう充実させることに意を用いたつもりである．また，各執筆者には読者の理解を容易にするために，図表・写真を多用し，ビジュアルでカラフルな紙面構成となるようお願いした．更に第3版では付録として，消化器領域の各種ガイドラインの解説を新たに収載した．このため，第3版も全体で459項目，1,000頁を超える大冊となった．執筆者は延べ500人に達する．
　現時点での最新・最高の診断・治療法の実際と，臨床のノウハウを盛り込むために，各項目にもっとも相応しい執筆者をお願いしたつもりである．本書をひも解いていただけば編者らの意図が十分に達成されていることがご理解いただけよう．多忙な時間を割いてご執筆いただいた先生方にはこの場を借りて感謝の意を表したい．
周知のごとく，日本の医学・医療をめぐる環境は近年めまぐるしく変化し，社会的関心もかつてなく高まってきている．臨床現場での日々の実践の質がするどく問われる今日，本書が読者諸兄姉の日常臨床の一助となることを願ってやまない．

　2010年3月
　編集者一同

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1章　症状・症候
2章　臨床検査
3章　画像診断
4章　治療手技
5章　救急治療
6章　口腔・唾液腺・咽頭の疾患
7章　食道疾患
8章　胃・十二指腸疾患
9章　小腸・大腸疾患
10章　直腸・肛門の疾患
11章　肝臓疾患
12章　膵臓疾患
13章　胆道・胆嚢疾患
14章　腹壁・腹膜・後腹膜の疾患
15章　全身性疾患の消化器症状
16章　消化管全般にわたる疾患
付録　各種ガイドライン

和文索引
欧文索引

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本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

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