小児がんとたたかうこと
ある母と娘の物語

もっと見る

本書は、思春期に白血病を発病した娘と、医療社会学者であるその母によって綴られた、闘病の記録である。復学の問題や進路への不安、自分たちだけではどうにもならない環境を、著者らは暗中模索の中で情報を集め、周囲の人を巻き込んでサポート体制を作り上げていく。小児がんがもはや治る病気となり、その後のQOLに関心が集まる今、手探りをしている小児がん経験者とその家族やサポートチームに、是非ご一読いただきたい1冊。
Juanne Nancarrow Clarke / Lauren Nancarrow Clarke
監訳 石本 浩市
井上 富美子
発行 2005年12月判型:A5頁:312
ISBN 978-4-260-00031-4
定価 3,080円 (本体2,800円+税)
  • 販売終了

お近くの取り扱い書店を探す

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。

  • 目次

開く

1. “身体の異変”に人はどう反応するか
2. 病名の告知
3. 診断の受容-周囲の人々との関係,そして気がかりな原因
4. 寛解導入-檻のなかの日々
5. 迷路のなかの闘病
6. 医療者・医療機関への提言
7. 当然のことが当然でなくなった今
8. 病を治すために-西洋医学とその他の医療
9. 「がん」に対する社会通念
10. 治療終了の意味
11. がんの子どもたちへの支援:夢や希望をかなえることとは?
12. これまで,そして,これから
エピローグ-ローレンから
・参考文献一覧
・小児がんの子どもたちのために
 本と図書館
 小児がんウェブサイト

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。