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情報科学・医療情報学 第3版

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コンピュータ技術の進歩に合わせて,内容を刷新。セキュリティ,認証,暗号は最近の技術進歩を加筆,検査情報システムでは,クライアント・サーバ方式によるLANの具体的な事例を挿入。また,各種プログラム言語の記載を整理し,実習編ではWindows98,Word2000,Excel2000の解説にバージョンアップしている。
編集 菅野 剛史 / 松田 信義
岸本 光代
発行 2002年05月判型:B5頁:208
ISBN 978-4-260-27459-3
定価 2,200円 (本体2,000円+税)
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  • 目次
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1 情報の基礎知識(情報とは何か)
2 コンピュータの基礎知識
3 情報通信ネットワークシステム
4 情報処理システム
5 検査情報システム
6 医療情報システム
7 実習編(情報とは何か)
<付録>CPUの性能,メモリ,伝送速度を表す略号・単位

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臨床検査における情報科学・医療情報学教科書の完成版
書評者: 神辺 眞之 (広島大大学院教授・病態臨床検査医学)
 松田信義教授が,《臨床検査技術学シリーズ》の『15 情報科学・医療情報学』の第3版を出版されました。本書は7編から構成されていて,第1版,第2版に比べてパソコンなどの最新情報・技術も加えられ,より整理・体系化され,わかりやすくなりました。『情報科学・医療情報学』に関する教科書の完成版と言ってもよいでき映えです。

◆パソコンなどの最新情報・技術が付加され,より実用的に

 第3版は,第2版に引き続き岸本光代先生との共著で,より実用的になり,身近になりました。
 すなわち松田教授による基礎・応用の解説に加えて,岸本光代先生が担当された実習編が充実しているのが特徴です。「基礎的解説編」は,「第1編 情報の基礎知識(情報とは何か」,「第2編 コンピュータの基礎知識」から構成され,「応用編」は,「第3編 情報通信ネットワークシステム」,「第4編 情報処理システム」,「第5編 検査情報システム」が見事に集約され,わかりやすく紹介されています。そして第7編に先述の「実習編」がまとめられ,病院検査部の検査技師,医師,研究者,看護師などが実際に使っているパソコンの基本ソフトである「Windows98」の基本操作や「Word2000」を使った文章作成実習,「Excel2000」による表計算グラフ作成実習があり,パソコンのマニュアル代わりにもなります。
 さらに第3版の特徴として,最近,実際の業務に多用されている,パソコンの通信機能について詳しく説明されている点があげられます。「第3編 情報通信ネットワーク」にまとめられていますが,「第2編 外部接続インターフェース」も参考になります。
 本書は情報科学,医療情報学の発展の歴史,コンピュータ技術など情報科学技術の発展の歴史が随所に記載されており,興味深く,一気に読むことができ,臨床検査に情報科学を応用した先駆者である,松田信義先生でしかできない力作です。
 本書は現在,臨床検査技師をめざす学生の教科書に活用されていますが,加えて臨床検査技師,若き医師,研究者,看護師,薬剤師必読の書として推薦します。

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