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臨床検査データブック [コンパクト版]　第4版

臨床検査データブック [コンパクト版]　第4版

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大好評の『臨床検査データブック』本体から『コンパクト版 第4版』が飛び出した！　いつでもどこでも必要になる検査を中心に227項目をセレクト掲載。ポケットに入る判型で、病棟、外来、実習など、常に携帯できる。データ判読情報を網羅した『本体』とminimum requirementに徹した『コンパクト版』が読者の臨床をサポート。
監修 高久 史麿
編集 黒川 清 / 春日 雅人 / 北村 聖
発行 2007年10月判型：三五変頁：432
ISBN 978-4-260-00340-7
定価 1,980円 （本体1,800円+税）
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第4版/編集者の序
黒川 清

　わが国の医療制度変革の流れの中で，グローバルな情報の広がりもあって医療の質や効率が問われるようになって久しい．一方，医学の進歩に伴い，新たな臨床検査項目も増加している．臨床の現場では，限られた予算，時間という条件の下，数多くの選択肢の中から，できるだけ科学的に検証されたデータに基本を置いた，より効果的な検査項目を選択することの重要性がますます高まっているといえよう．
　しかし，こうした状況は，別の見方をすれば臨床のナゾ解きとそれへの解決策の模索という「知的チャレンジ」のプロセスが実地診療の場に戻ってきたとも考えられるのではないだろうか．『臨床検査データブック』の「根拠を持って必要な検査を選択する」「無駄な検査を省く」「異常値の背景を理解する」という初版から変わらぬ基本方針は，今まさに輝きを増しているといえよう．
　本書は『臨床検査データブックコンパクト版』として第4版の発行となる．臨床の現場で必要とされる最低限の情報をまとめ，白衣のポケットに入るという携帯性を備えている点が特長である．本書が臨床の「知的チャレンジ」のプロセスの手助けになるとともに，その携帯性という特長を活かして臨床の現場で多くの読者の方々に活用されることを望んでいる．
　2007年 8月

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薬物・毒物
付録 知っておきたい検体採取のポイント
索引
　数字・欧文索引
　和文索引

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