成人看護学[12]
皮膚 第15版
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- 日常よくみられる症状・疾患と、看護上重要なものに重点をおき、検査・治療・看護について解説しています。症状別・疾患別の視点に加え、患者の特徴にそった看護や家族への援助、継続看護などの経過も意識して記述をまとめました。
- 皮膚疾患の治療・処置として、特有の薬物療法や手術療法、レーザー療法などを、最近の医療の進歩をふまえてまとめました。また、コラムなどで学生の興味をひく内容を解説し、読むことをあきさせない工夫をしています。
- 豊富な症例写真と解説で、皮膚疾患を視覚的に理解することができます。また、難読漢字の多い皮膚科用語にはできる限りルビをふるように心がけました。
- 臨床上、また国家試験対策としても重要な「褥瘡患者の看護」について、最新の知見をもとにまとめました。
- 「系統看護学講座/系看」は株式会社医学書院の登録商標です。
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- 序文
- 目次
序文
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はしがき
発刊の趣旨
1967年から1968年にかけて行われた看護学校教育課程の改正に伴って,新しく「成人看護学」という科目が設けられた。
本教科のねらいとするところは,「看護の基礎理論としての知識・技術・態度を理解し,これを応用することによって,病気をもつ人の世話あるいは健康の維持・増進を実践・指導し,看護の対象であるあらゆる人の,あらゆる状態に対応していくことができる」という,看護の基本的な理念を土台として,「成人」という枠組みの対象に対する看護を学ぶことにある。
したがって,看護を,従来のように診療における看護といった狭い立場からではなく,保健医療という幅広い視野のなかで健康の保持・増進という視点においてとらえ,一方,疾患をもった患者に対しては,それぞれの患者が最も必要としている援助を行うという看護本来のあり方に立脚して学習しなければならない。
本書「成人看護学」は,以上のような考え方を基礎として編集されたものである。
まず「成人看護学総論」においては,成人各期の特徴を学び,対象である成人が,どのような状態のもとで正常から異常へと移行していくのか,またそれを予防し健康を維持していくためには,いかなる方策が必要であるかを学習し,成人の全体像と成人看護の特質をつかむことをねらいとしている。
以下,「成人看護学」の各巻においては,成人というものの概念を把握したうえで,人間の各臓器に身体的あるいは精神的な障害がおこった場合に,その患者がいかなる状態におかれるかを理解し,そのときの患者のニードを満たすためにはどのようにすればよいかを,それぞれの系統にそって学習することをねらいとしている。
したがって,「成人看護学」の学習にあたっては,従来のように診療科別に疾病に関する知識を断片的に習得するのではなく,種々の障害をあわせもつ可能性のある1人ひとりの人間,すなわち看護の対象としての人間のあらゆる変化に対応できる知識・技術・態度を学びとっていただきたい。
このような意味において,学習者は対象の健康生活上の目標達成のために,より有効な援助ができるような知識・技術を養い,つねに研鑽を続けていかなければならない。
以上の趣旨のもとに,金子光・小林冨美栄・大塚寛子によって編集された「成人看護学」であるが,日進月歩をとげる医療のなかで,本書が看護学の確立に向けて役だつことを期待するものである。
カリキュラムの改正
わが国の看護・医療を取り巻く環境は,急速な少子高齢化の進展や,慢性疾患の増加などの疾病構造の変化,医療技術の進歩,看護業務の複雑・多様化,医療安全に関する意識の向上など,大きく変化してきた。それに対応するために,看護教育のカリキュラムは,1967~1968年の改正ののち,1989年に全面的な改正が行われ,1996年には3年課程,1998年には2年課程が改正された。さらに2008年にも大きく改正され,看護基礎教育の充実がはかられるとともに,臨床実践能力の強化が盛り込まれている。
改訂の趣旨
今回の「成人看護学」の改訂では,カリキュラム改正の意図を吟味するとともに,1999年に発表され,直近では2017年に改定された「看護師国家試験出題基準」の内容をも視野に入れ,内容の刷新・強化をはかった。また,日々変化する実際の臨床に即し,各系統において統合的・発展的な学習がともに可能となるように配慮した。
序章「この本で学ぶこと」では,事例を用いて,これから学ぶ疾患をかかえた患者の姿を示した。本書で扱われている内容およびそれぞれの項目どうしの関係性が一見して把握できるように,「本書の構成マップ」を設けている。
第1章「皮膚の看護を学ぶにあたって」では,系統別の医療の動向と看護を概観したあと,患者の身体的,心理・社会的特徴を明確にし,看護上の問題とその特質に基づいて,看護の目的と機能が具体的に示されている。
第2~5章では,疾患とその医学的対応という視点から,看護の展開に必要とされる医学的な基礎知識が選択的に示されている。既習知識の統合化と臨床医学の系統的な学習のために,最新の知見に基づいて解説されている。
第6章「患者の看護」では,第1~5章の学習に基づいて,経過別,症状別,検査および治療・処置別,疾患別に看護の実際が提示されている。これらを看護過程に基づいて展開することにより,患者の有する問題が論理的・総合的に理解できるように配慮されている。今改訂で新設した「A.疾患をもつ患者の経過と看護」では,事例を用いて患者の姿と看護を経過別に示すとともに,関連する項目を明示し,経過ごとの看護と,疾患の看護などとの関係を整理した。
第7章「事例による看護過程の展開」では,1~3つの事例を取り上げ,看護過程に基づいて看護の実際を展開している。患者の有するさまざまな問題を提示し,看護の広がりと問題解決の過程を具体的に学習できるようにしている。
巻末の特論「褥瘡患者の看護」では,総合的に学習ができるように最新の内容を解説した。
今回の改訂によって看護の学習がより効果的に行われ,看護実践能力の向上,ひいては看護の質的向上に資することをせつに望むものである。ご活用いただき,読者の皆さんの忌憚のないご意見をいただければ幸いである。
2019年11月
著者ら
発刊の趣旨
1967年から1968年にかけて行われた看護学校教育課程の改正に伴って,新しく「成人看護学」という科目が設けられた。
本教科のねらいとするところは,「看護の基礎理論としての知識・技術・態度を理解し,これを応用することによって,病気をもつ人の世話あるいは健康の維持・増進を実践・指導し,看護の対象であるあらゆる人の,あらゆる状態に対応していくことができる」という,看護の基本的な理念を土台として,「成人」という枠組みの対象に対する看護を学ぶことにある。
したがって,看護を,従来のように診療における看護といった狭い立場からではなく,保健医療という幅広い視野のなかで健康の保持・増進という視点においてとらえ,一方,疾患をもった患者に対しては,それぞれの患者が最も必要としている援助を行うという看護本来のあり方に立脚して学習しなければならない。
本書「成人看護学」は,以上のような考え方を基礎として編集されたものである。
まず「成人看護学総論」においては,成人各期の特徴を学び,対象である成人が,どのような状態のもとで正常から異常へと移行していくのか,またそれを予防し健康を維持していくためには,いかなる方策が必要であるかを学習し,成人の全体像と成人看護の特質をつかむことをねらいとしている。
以下,「成人看護学」の各巻においては,成人というものの概念を把握したうえで,人間の各臓器に身体的あるいは精神的な障害がおこった場合に,その患者がいかなる状態におかれるかを理解し,そのときの患者のニードを満たすためにはどのようにすればよいかを,それぞれの系統にそって学習することをねらいとしている。
したがって,「成人看護学」の学習にあたっては,従来のように診療科別に疾病に関する知識を断片的に習得するのではなく,種々の障害をあわせもつ可能性のある1人ひとりの人間,すなわち看護の対象としての人間のあらゆる変化に対応できる知識・技術・態度を学びとっていただきたい。
このような意味において,学習者は対象の健康生活上の目標達成のために,より有効な援助ができるような知識・技術を養い,つねに研鑽を続けていかなければならない。
以上の趣旨のもとに,金子光・小林冨美栄・大塚寛子によって編集された「成人看護学」であるが,日進月歩をとげる医療のなかで,本書が看護学の確立に向けて役だつことを期待するものである。
カリキュラムの改正
わが国の看護・医療を取り巻く環境は,急速な少子高齢化の進展や,慢性疾患の増加などの疾病構造の変化,医療技術の進歩,看護業務の複雑・多様化,医療安全に関する意識の向上など,大きく変化してきた。それに対応するために,看護教育のカリキュラムは,1967~1968年の改正ののち,1989年に全面的な改正が行われ,1996年には3年課程,1998年には2年課程が改正された。さらに2008年にも大きく改正され,看護基礎教育の充実がはかられるとともに,臨床実践能力の強化が盛り込まれている。
改訂の趣旨
今回の「成人看護学」の改訂では,カリキュラム改正の意図を吟味するとともに,1999年に発表され,直近では2017年に改定された「看護師国家試験出題基準」の内容をも視野に入れ,内容の刷新・強化をはかった。また,日々変化する実際の臨床に即し,各系統において統合的・発展的な学習がともに可能となるように配慮した。
序章「この本で学ぶこと」では,事例を用いて,これから学ぶ疾患をかかえた患者の姿を示した。本書で扱われている内容およびそれぞれの項目どうしの関係性が一見して把握できるように,「本書の構成マップ」を設けている。
第1章「皮膚の看護を学ぶにあたって」では,系統別の医療の動向と看護を概観したあと,患者の身体的,心理・社会的特徴を明確にし,看護上の問題とその特質に基づいて,看護の目的と機能が具体的に示されている。
第2~5章では,疾患とその医学的対応という視点から,看護の展開に必要とされる医学的な基礎知識が選択的に示されている。既習知識の統合化と臨床医学の系統的な学習のために,最新の知見に基づいて解説されている。
第6章「患者の看護」では,第1~5章の学習に基づいて,経過別,症状別,検査および治療・処置別,疾患別に看護の実際が提示されている。これらを看護過程に基づいて展開することにより,患者の有する問題が論理的・総合的に理解できるように配慮されている。今改訂で新設した「A.疾患をもつ患者の経過と看護」では,事例を用いて患者の姿と看護を経過別に示すとともに,関連する項目を明示し,経過ごとの看護と,疾患の看護などとの関係を整理した。
第7章「事例による看護過程の展開」では,1~3つの事例を取り上げ,看護過程に基づいて看護の実際を展開している。患者の有するさまざまな問題を提示し,看護の広がりと問題解決の過程を具体的に学習できるようにしている。
巻末の特論「褥瘡患者の看護」では,総合的に学習ができるように最新の内容を解説した。
今回の改訂によって看護の学習がより効果的に行われ,看護実践能力の向上,ひいては看護の質的向上に資することをせつに望むものである。ご活用いただき,読者の皆さんの忌憚のないご意見をいただければ幸いである。
2019年11月
著者ら
目次
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序章 この本で学ぶこと (佐藤博子)
皮膚疾患をもつ患者の姿
本書の構成マップ
第1章 皮膚の看護を学ぶにあたって (佐藤博子)
A 医療の動向と看護
1 医療の動向
2 看護
B 患者の特徴と看護の役割
1 皮膚疾患の特徴と看護の役割
2 身体的な問題とその援助
3 心理・社会的な問題とその援助
4 家族への援助
第2章 皮膚の構造と機能 (渡辺晋一・多田弥生)
A 皮膚の構造
1 表皮
2 表皮・真皮接合部
3 真皮
4 皮下脂肪織
5 皮膚の脈管と神経
6 皮膚付属器
B 皮膚の機能
1 皮膚の保護作用
2 皮膚の免疫機能
3 皮膚の保湿作用
4 皮膚の体温調節作用
5 皮膚の知覚作用
6 皮膚の分泌・排泄作用
第3章 症状とその病態生理 (渡辺晋一・多田弥生)
A 発疹
1 原発疹
2 続発疹
3 特定の皮膚病変のよび方
B 瘙痒(かゆみ)
1 皮疹を伴う瘙痒(皮膚病変を伴うもの)
2 皮疹を伴わない瘙痒(皮膚瘙痒症)
C 皮膚の老化
1 老化による皮膚の変化(老徴)
2 皮膚の老化のメカニズム
第4章 検査と治療・処置 (渡辺晋一・多田弥生)
A 診察と診断の流れ
B 検査
1 皮膚科的検査法
2 病原微生物の検査法
3 病理組織検査法
4 分子生物学的検査法
C 治療・処置
1 全身療法(内服・注射薬)
2 外用療法
3 手術療法
4 光線療法
5 レーザー療法
6 放射線療法
7 電気外科
8 凍結療法
9 温熱療法
10 ケミカルピーリング
第5章 疾患の理解 (渡辺晋一・多田弥生)
A 表在性皮膚疾患
1 湿疹・皮膚炎群
2 蕁麻疹群
3 痒疹
4 紅斑症
5 薬疹
6 紅皮症(剝脱性皮膚炎)
7 水疱症
8 膿疱症
9 角化症(角皮症)
10 炎症性角化症
B 真皮・皮下脂肪織および皮膚付属器の疾患
1 真皮の疾患
2 皮下脂肪織の疾患(脂肪織炎)
3 肉芽腫症
4 汗腺の疾患
5 毛髪の疾患
6 毛包脂腺系の疾患(痤瘡)
7 爪の疾患
C 脈管系の異常による皮膚疾患
1 血管炎
2 血行障害
3 紫斑を呈する疾患
D 物理・化学的皮膚傷害
1 光線性皮膚疾患
2 温熱による傷害
3 寒冷による傷害
4 放射線傷害(放射線皮膚炎)
5 化学的皮膚傷害(化学熱傷)
6 褥瘡
E 腫瘍および色素異常症
1 上皮系腫瘍
2 メラノサイト系腫瘍
3 間葉系腫瘍
4 色素異常症
5 母斑症
F 感染症
1 一般細菌感染症
2 皮膚結核
3 ハンセン病
4 真菌感染症
5 ウイルス感染症
6 性感染症(梅毒)
7 寄生虫・動物が関与する疾患
G 全身性疾患に伴う皮膚病変
1 膠原病
2 代謝異常症
第6章 患者の看護 (佐藤博子・東藍子・川島弘子・平林真理子・土谷明子)
A 疾患をもつ患者の経過と看護
1 急性期の患者の看護
2 回復期の患者の看護
3 慢性期の患者の看護
4 患者の経過と看護のまとめ
B スキンケア
1 スキンケアとは
2 皮膚の構造・機能とスキンケア
3 皮膚の状態を変化させる要因とスキンケア
4 スキンケアの基本
5 高齢者のスキンケア
6 毛髪のスキンケア(ヘアケア)
7 爪・爪まわりのスキンケア
8 医療従事者のハンドケア
C 症状に対する看護
1 瘙痒(かゆみ)のある患者の看護
2 痛み(疼痛)のある患者の看護
3 鱗屑・落屑のある患者の看護
4 分泌物のある患者の看護
5 熱感・悪寒のある患者の看護
6 ボディイメージの変化のある患者の看護
D 検査を受ける患者の看護
1 アレルギー検査を受ける患者の看護
2 顕微鏡検査を受ける患者の看護
3 病理組織検査を受ける患者の看護
E 治療・処置を受ける患者の看護
1 内服療法を受ける患者の看護
2 外用療法を受ける患者の看護
3 手術療法を受ける患者の看護
4 光線療法を受ける患者の看護
5 レーザー療法を受ける患者の看護
6 その他の局所療法を受ける患者の看護
F 疾患をもつ患者の看護
1 アトピー性皮膚炎患者の看護
2 尋常性乾癬患者の看護
3 (水疱性)類天疱瘡患者の看護
4 熱傷患者の看護
5 上皮系がん患者の看護
6 悪性黒色腫患者の看護
7 皮膚悪性リンパ腫患者の看護
8 帯状疱疹患者の看護
第7章 事例による看護過程の展開 (藤井真樹)
A アトピー性皮膚炎患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
まとめ
B 熱傷患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
まとめ
特論 褥瘡患者の看護 (徳永惠子・永野みどり)
A 褥瘡の予防とケアの動向
1 褥瘡を予防することの重要性
2 世界における褥瘡ケアの動向
3 わが国における褥瘡ケアの動向
B 褥瘡ケアの実際
1 褥瘡発生のメカニズム
2 褥瘡の好発部位と褥瘡発生リスクのある人々
3 褥瘡のリスクアセスメント(リスクアセスメントツール)
4 栄養状態の改善
5 スキンケア
6 褥瘡の重症度(深さ)分類
7 カテゴリー/ステージ別創傷管理
8 その他の配慮すべきことがら
皮膚疾患をもつ患者の姿
本書の構成マップ
第1章 皮膚の看護を学ぶにあたって (佐藤博子)
A 医療の動向と看護
1 医療の動向
2 看護
B 患者の特徴と看護の役割
1 皮膚疾患の特徴と看護の役割
2 身体的な問題とその援助
3 心理・社会的な問題とその援助
4 家族への援助
第2章 皮膚の構造と機能 (渡辺晋一・多田弥生)
A 皮膚の構造
1 表皮
2 表皮・真皮接合部
3 真皮
4 皮下脂肪織
5 皮膚の脈管と神経
6 皮膚付属器
B 皮膚の機能
1 皮膚の保護作用
2 皮膚の免疫機能
3 皮膚の保湿作用
4 皮膚の体温調節作用
5 皮膚の知覚作用
6 皮膚の分泌・排泄作用
第3章 症状とその病態生理 (渡辺晋一・多田弥生)
A 発疹
1 原発疹
2 続発疹
3 特定の皮膚病変のよび方
B 瘙痒(かゆみ)
1 皮疹を伴う瘙痒(皮膚病変を伴うもの)
2 皮疹を伴わない瘙痒(皮膚瘙痒症)
C 皮膚の老化
1 老化による皮膚の変化(老徴)
2 皮膚の老化のメカニズム
第4章 検査と治療・処置 (渡辺晋一・多田弥生)
A 診察と診断の流れ
B 検査
1 皮膚科的検査法
2 病原微生物の検査法
3 病理組織検査法
4 分子生物学的検査法
C 治療・処置
1 全身療法(内服・注射薬)
2 外用療法
3 手術療法
4 光線療法
5 レーザー療法
6 放射線療法
7 電気外科
8 凍結療法
9 温熱療法
10 ケミカルピーリング
第5章 疾患の理解 (渡辺晋一・多田弥生)
A 表在性皮膚疾患
1 湿疹・皮膚炎群
2 蕁麻疹群
3 痒疹
4 紅斑症
5 薬疹
6 紅皮症(剝脱性皮膚炎)
7 水疱症
8 膿疱症
9 角化症(角皮症)
10 炎症性角化症
B 真皮・皮下脂肪織および皮膚付属器の疾患
1 真皮の疾患
2 皮下脂肪織の疾患(脂肪織炎)
3 肉芽腫症
4 汗腺の疾患
5 毛髪の疾患
6 毛包脂腺系の疾患(痤瘡)
7 爪の疾患
C 脈管系の異常による皮膚疾患
1 血管炎
2 血行障害
3 紫斑を呈する疾患
D 物理・化学的皮膚傷害
1 光線性皮膚疾患
2 温熱による傷害
3 寒冷による傷害
4 放射線傷害(放射線皮膚炎)
5 化学的皮膚傷害(化学熱傷)
6 褥瘡
E 腫瘍および色素異常症
1 上皮系腫瘍
2 メラノサイト系腫瘍
3 間葉系腫瘍
4 色素異常症
5 母斑症
F 感染症
1 一般細菌感染症
2 皮膚結核
3 ハンセン病
4 真菌感染症
5 ウイルス感染症
6 性感染症(梅毒)
7 寄生虫・動物が関与する疾患
G 全身性疾患に伴う皮膚病変
1 膠原病
2 代謝異常症
第6章 患者の看護 (佐藤博子・東藍子・川島弘子・平林真理子・土谷明子)
A 疾患をもつ患者の経過と看護
1 急性期の患者の看護
2 回復期の患者の看護
3 慢性期の患者の看護
4 患者の経過と看護のまとめ
B スキンケア
1 スキンケアとは
2 皮膚の構造・機能とスキンケア
3 皮膚の状態を変化させる要因とスキンケア
4 スキンケアの基本
5 高齢者のスキンケア
6 毛髪のスキンケア(ヘアケア)
7 爪・爪まわりのスキンケア
8 医療従事者のハンドケア
C 症状に対する看護
1 瘙痒(かゆみ)のある患者の看護
2 痛み(疼痛)のある患者の看護
3 鱗屑・落屑のある患者の看護
4 分泌物のある患者の看護
5 熱感・悪寒のある患者の看護
6 ボディイメージの変化のある患者の看護
D 検査を受ける患者の看護
1 アレルギー検査を受ける患者の看護
2 顕微鏡検査を受ける患者の看護
3 病理組織検査を受ける患者の看護
E 治療・処置を受ける患者の看護
1 内服療法を受ける患者の看護
2 外用療法を受ける患者の看護
3 手術療法を受ける患者の看護
4 光線療法を受ける患者の看護
5 レーザー療法を受ける患者の看護
6 その他の局所療法を受ける患者の看護
F 疾患をもつ患者の看護
1 アトピー性皮膚炎患者の看護
2 尋常性乾癬患者の看護
3 (水疱性)類天疱瘡患者の看護
4 熱傷患者の看護
5 上皮系がん患者の看護
6 悪性黒色腫患者の看護
7 皮膚悪性リンパ腫患者の看護
8 帯状疱疹患者の看護
第7章 事例による看護過程の展開 (藤井真樹)
A アトピー性皮膚炎患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
まとめ
B 熱傷患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
まとめ
特論 褥瘡患者の看護 (徳永惠子・永野みどり)
A 褥瘡の予防とケアの動向
1 褥瘡を予防することの重要性
2 世界における褥瘡ケアの動向
3 わが国における褥瘡ケアの動向
B 褥瘡ケアの実際
1 褥瘡発生のメカニズム
2 褥瘡の好発部位と褥瘡発生リスクのある人々
3 褥瘡のリスクアセスメント(リスクアセスメントツール)
4 栄養状態の改善
5 スキンケア
6 褥瘡の重症度(深さ)分類
7 カテゴリー/ステージ別創傷管理
8 その他の配慮すべきことがら
更新情報
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更新情報はありません。
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