成人看護学[15]
歯・口腔 第14版
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- 歯・口腔領域の多様な症状・疾患と看護について、幅広く学習できるテキストです。
- 序章では、歯・口腔疾患をもつ患者の事例を取り上げ、本書で学ぶことを具体的にイメージできます。
- 検査・治療について、最新の知見を取り入れてわかりやすく説明しています。
- 豊富な症例写真から、代表的な疾患を視覚的に理解できます。
- 第6章A節では、口腔がん患者の事例をもとに、急性期・回復期・慢性期の看護のポイントを記載しています。
- 「特論 口腔ケア」では、全身の健康のための口腔ケアという視点から、口腔清掃の実際、ライフサイクル各期の口腔ケア、全身疾患をもつ患者への口腔ケアなどについて説明しています。
- 「系統看護学講座/系看」は株式会社医学書院の登録商標です。
シリーズ | 系統看護学講座-専門分野 |
---|---|
執筆 | 渋谷 絹子 / 依田 哲也 / 田上 順次 / 若林 則幸 / 倉林 亨 / 森山 啓司 / 宮新 美智世 / 原田 浩之 / 紺野 肖子 / 月川 和香奈 |
発行 | 2020年01月判型:B5頁:296 |
ISBN | 978-4-260-03871-3 |
定価 | 2,090円 (本体1,900円+税) |
- 2025年春改訂予定
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- 目次
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はしがき
発刊の趣旨
1967年から1968年にかけて行われた看護学校教育課程の改正に伴って,新しく「成人看護学」という科目が設けられた。
本教科のねらいとするところは,「看護の基礎理論としての知識・技術・態度を理解し,これを応用することによって,病気をもつ人の世話あるいは健康の維持・増進を実践・指導し,看護の対象であるあらゆる人の,あらゆる状態に対応していくことができる」という,看護の基本的な理念を土台として,「成人」という枠組みの対象に対する看護を学ぶことにある。
したがって,看護を,従来のように診療における看護といった狭い立場からではなく,保健医療という幅広い視野のなかで健康の保持・増進という視点においてとらえ,一方,疾患をもった患者に対しては,それぞれの患者が最も必要としている援助を行うという看護本来のあり方に立脚して学習しなければならない。
本書「成人看護学」は,以上のような考え方を基礎として編集されたものである。
まず「成人看護学総論」においては,成人各期の特徴を学び,対象である成人が,どのような状態のもとで正常から異常へと移行していくのか,またそれを予防し健康を維持していくためには,いかなる方策が必要であるかを学習し,成人の全体像と成人看護の特質をつかむことをねらいとしている。
以下,「成人看護学」の各巻においては,成人というものの概念を把握したうえで,人間の各臓器に身体的あるいは精神的な障害がおこった場合に,その患者がいかなる状態におかれるかを理解し,そのときの患者のニーズを満たすためにはどのようにすればよいかを,それぞれの系統にそって学習することをねらいとしている。
したがって,「成人看護学」の学習にあたっては,従来のように診療科別に疾病に関する知識を断片的に習得するのではなく,種々の障害をあわせもつ可能性のある1人ひとりの人間,すなわち看護の対象としての人間のあらゆる変化に対応できる知識・技術・態度を学びとっていただきたい。
このような意味において,学習者は対象の健康生活上の目標達成のために,より有効な援助ができるような知識・技術を養い,つねに研鑽を続けていかなければならない。
以上の趣旨のもとに,金子光・小林冨美栄・大塚寛子によって編集された「成人看護学」であるが,日進月歩をとげる医療のなかで,本書が看護学の確立に向けて役だつことを期待するものである。
カリキュラムの改正
わが国の看護・医療を取り巻く環境は,急速な少子高齢化の進展や,慢性疾患の増加などの疾病構造の変化,医療技術の進歩,看護業務の複雑・多様化,医療安全に関する意識の向上など,大きく変化してきた。それに対応するために,看護教育のカリキュラムは,1967~1968年の改正ののち,1989年に全面的な改正が行われ,1996年には3年課程,1998年には2年課程が改正された。さらに2008年にも大きく改正され,看護基礎教育の充実がはかられるとともに,臨床実践能力の強化が盛り込まれている。
改訂の趣旨
今回の「成人看護学」の改訂では,カリキュラム改正の意図を吟味するとともに,1999年に発表され,直近では2017年に改定された「看護師国家試験出題基準」の内容をも視野に入れ,内容の刷新・強化をはかった。また,日々変化する実際の臨床に即し,各系統において統合的・発展的な学習がともに可能となるように配慮した。
序章「この本で学ぶこと」では,事例を用いて,これから学ぶ疾患をかかえた患者の姿を示した。また,本書で扱われている内容およびそれぞれの項目どうしの関係性が一見して把握できるように,「本書の構成マップ」を設けている。
第1章「歯・口腔の看護を学ぶにあたって」では,系統別の医療の動向と看護を概観したあと,患者の身体的,心理・社会的特徴を明確にし,看護上の問題とその特質に基づいて,看護の目的と機能が具体的に示されている。
第2~5章では,疾患とその医学的対応という視点から,看護の展開に必要とされる医学的な基礎知識が選択的に示されている。既習知識の統合化と臨床医学の系統的な学習のために,最新の知見に基づいて解説されている。
第6章「患者の看護」では,第1~5章の学習に基づいて,経過別,症状別,検査および治療・処置別,疾患別に看護の実際が提示されている。これらを看護過程に基づいて展開することにより,患者の有する問題が論理的・総合的に理解できるように配慮されている。今改訂で新設した「A.疾患をもつ患者の経過と看護」では,事例を用いて患者の姿と看護を経過別に示すとともに,関連する項目を明示し,経過ごとの看護と,疾患の看護などとの関係を整理した。
第7章「事例による看護過程の展開」では,1~3つの事例を取り上げ,看護過程に基づいて看護の実際を展開している。患者の有するさまざまな問題を提示し,看護の広がりと問題解決の過程を具体的に学習できるようにしている。
巻末の特論「口腔ケア」では,総合的に学習ができるように最新の内容を解説した。
今回の改訂によって看護の学習がより効果的に行われ,看護実践能力の向上,ひいては看護の質的向上に資することをせつに望むものである。ご活用いただき,読者の皆さんの忌憚のないご意見をいただければ幸いである。
2019年11月
著者ら
発刊の趣旨
1967年から1968年にかけて行われた看護学校教育課程の改正に伴って,新しく「成人看護学」という科目が設けられた。
本教科のねらいとするところは,「看護の基礎理論としての知識・技術・態度を理解し,これを応用することによって,病気をもつ人の世話あるいは健康の維持・増進を実践・指導し,看護の対象であるあらゆる人の,あらゆる状態に対応していくことができる」という,看護の基本的な理念を土台として,「成人」という枠組みの対象に対する看護を学ぶことにある。
したがって,看護を,従来のように診療における看護といった狭い立場からではなく,保健医療という幅広い視野のなかで健康の保持・増進という視点においてとらえ,一方,疾患をもった患者に対しては,それぞれの患者が最も必要としている援助を行うという看護本来のあり方に立脚して学習しなければならない。
本書「成人看護学」は,以上のような考え方を基礎として編集されたものである。
まず「成人看護学総論」においては,成人各期の特徴を学び,対象である成人が,どのような状態のもとで正常から異常へと移行していくのか,またそれを予防し健康を維持していくためには,いかなる方策が必要であるかを学習し,成人の全体像と成人看護の特質をつかむことをねらいとしている。
以下,「成人看護学」の各巻においては,成人というものの概念を把握したうえで,人間の各臓器に身体的あるいは精神的な障害がおこった場合に,その患者がいかなる状態におかれるかを理解し,そのときの患者のニーズを満たすためにはどのようにすればよいかを,それぞれの系統にそって学習することをねらいとしている。
したがって,「成人看護学」の学習にあたっては,従来のように診療科別に疾病に関する知識を断片的に習得するのではなく,種々の障害をあわせもつ可能性のある1人ひとりの人間,すなわち看護の対象としての人間のあらゆる変化に対応できる知識・技術・態度を学びとっていただきたい。
このような意味において,学習者は対象の健康生活上の目標達成のために,より有効な援助ができるような知識・技術を養い,つねに研鑽を続けていかなければならない。
以上の趣旨のもとに,金子光・小林冨美栄・大塚寛子によって編集された「成人看護学」であるが,日進月歩をとげる医療のなかで,本書が看護学の確立に向けて役だつことを期待するものである。
カリキュラムの改正
わが国の看護・医療を取り巻く環境は,急速な少子高齢化の進展や,慢性疾患の増加などの疾病構造の変化,医療技術の進歩,看護業務の複雑・多様化,医療安全に関する意識の向上など,大きく変化してきた。それに対応するために,看護教育のカリキュラムは,1967~1968年の改正ののち,1989年に全面的な改正が行われ,1996年には3年課程,1998年には2年課程が改正された。さらに2008年にも大きく改正され,看護基礎教育の充実がはかられるとともに,臨床実践能力の強化が盛り込まれている。
改訂の趣旨
今回の「成人看護学」の改訂では,カリキュラム改正の意図を吟味するとともに,1999年に発表され,直近では2017年に改定された「看護師国家試験出題基準」の内容をも視野に入れ,内容の刷新・強化をはかった。また,日々変化する実際の臨床に即し,各系統において統合的・発展的な学習がともに可能となるように配慮した。
序章「この本で学ぶこと」では,事例を用いて,これから学ぶ疾患をかかえた患者の姿を示した。また,本書で扱われている内容およびそれぞれの項目どうしの関係性が一見して把握できるように,「本書の構成マップ」を設けている。
第1章「歯・口腔の看護を学ぶにあたって」では,系統別の医療の動向と看護を概観したあと,患者の身体的,心理・社会的特徴を明確にし,看護上の問題とその特質に基づいて,看護の目的と機能が具体的に示されている。
第2~5章では,疾患とその医学的対応という視点から,看護の展開に必要とされる医学的な基礎知識が選択的に示されている。既習知識の統合化と臨床医学の系統的な学習のために,最新の知見に基づいて解説されている。
第6章「患者の看護」では,第1~5章の学習に基づいて,経過別,症状別,検査および治療・処置別,疾患別に看護の実際が提示されている。これらを看護過程に基づいて展開することにより,患者の有する問題が論理的・総合的に理解できるように配慮されている。今改訂で新設した「A.疾患をもつ患者の経過と看護」では,事例を用いて患者の姿と看護を経過別に示すとともに,関連する項目を明示し,経過ごとの看護と,疾患の看護などとの関係を整理した。
第7章「事例による看護過程の展開」では,1~3つの事例を取り上げ,看護過程に基づいて看護の実際を展開している。患者の有するさまざまな問題を提示し,看護の広がりと問題解決の過程を具体的に学習できるようにしている。
巻末の特論「口腔ケア」では,総合的に学習ができるように最新の内容を解説した。
今回の改訂によって看護の学習がより効果的に行われ,看護実践能力の向上,ひいては看護の質的向上に資することをせつに望むものである。ご活用いただき,読者の皆さんの忌憚のないご意見をいただければ幸いである。
2019年11月
著者ら
目次
開く
序章 この本で学ぶこと (渋谷絹子)
歯・口疾患をもつ患者の姿
本書の構成マップ
第1章 歯・口腔の看護を学ぶにあたって (渋谷絹子)
A 医療の動向と看護
1 歯・口腔疾患の動向
2 看護師に求められること
B 患者の特徴と看護の役割
1 身体的な問題とその援助
2 心理・社会的な問題とその援助
3 患者・家族への援助
第2章 歯・口腔の構造と機能 (田上順次・依田哲也)
A 口腔
1 歯
2 歯周組織
3 口蓋
4 舌
5 口底
B 口腔周囲
1 口唇
2 頰部
3 顎下部
C 顎骨・顎関節
1 上顎骨
2 下顎骨
3 顎関節
D 口腔顎顔面の筋
1 咀嚼筋
2 舌骨上筋群
3 舌筋
4 顔面筋
E 唾液腺
1 耳下腺
2 顎下腺
3 舌下腺
4 小唾液腺
第3章 症状とその病態生理 (依田哲也・若林則幸)
A 口腔症状
1 痛み
2 腫脹
3 口腔出血
4 歯の欠損
5 口臭
6 口腔乾燥
B 顎口腔機能障害
1 呼吸障害
2 開口障害
3 咀嚼障害
4 嚥下障害
5 言語障害
6 味覚障害
第4章 検査と治療・処置 (依田哲也・田上順次・倉林 亨・若林則幸・森山啓司・宮新美智世)
A 診察
1 医療面接
2 全身所見と局所所見
B 検査
1 歯と歯周組織の検査
2 下顎運動検査
3 咀嚼機能検査
4 嚥下機能検査
5 口腔乾燥検査
6 言語機能検査
7 味覚検査
8 皮膚・粘膜感覚検査
9 画像検査
10 血液・尿検査
11 細菌学的検査
12 病理検査
13 心理検査
C 治療・処置
1 保存治療
2 口腔外科の治療
3 補綴治療
4 矯正歯科治療
5 小児の治療
6 高齢者の治療
第5章 疾患の理解 (田上順次・依田哲也・原田浩之)
A 歯の異常と疾患
1 齲蝕および歯髄疾患
2 その他の硬組織疾患
3 歯の形成・発育異常
B 口腔領域の炎症
1 歯肉炎
2 辺縁性歯周炎(慢性歯周炎)
3 根尖性歯周炎
4 急性歯槽骨炎
5 智歯周囲炎
6 顎骨骨髄炎
7 口底炎
8 歯性上顎洞炎
C 口腔粘膜の疾患
1 潰瘍を主徴とする疾患
2 白斑を主徴とする疾患
3 紅斑・びらんを主徴とする疾患
4 水疱を主徴とする疾患
5 色素沈着を主徴とする疾患
6 その他の粘膜疾患
D 口腔領域の囊胞
1 顎骨とその周囲に発生する囊胞
2 軟組織に発生する囊胞
E 口腔領域の腫瘍および腫瘍類似疾患
1 良性腫瘍
2 悪性腫瘍
3 腫瘍類似疾患
F 歯と顎骨の外傷
1 歯の脱臼・嵌入
2 歯槽骨骨折
3 顎骨骨折
G 口腔領域の先天異常および発育異常
1 小帯の異常
2 口唇裂・口蓋裂
3 顎変形症
H 顎関節・咀嚼筋の疾患
1 顎関節症
2 顎関節脱臼
3 顎関節強直症
4 咀嚼筋腱・腱膜過形成症
I 唾液腺の疾患
1 唾石症
2 唾液腺炎
3 唾液腺良性腫瘍
4 唾液腺悪性腫瘍
J 神経の疾患
1 顔面神経麻痺
2 三叉神経麻痺
3 三叉神経痛
K 歯科心身症
1 舌痛症
2 非定型歯痛
第6章 患者の看護 (紺野肖子・月川和香奈・渋谷絹子)
A 疾患をもつ患者の経過と看護
1 急性期の患者の看護
2 回復期の患者の看護
3 慢性期(安定期)の患者の看護
4 患者の経過と看護のまとめ
B 症状に対する看護
1 口腔症状のある患者の看護
2 顎口腔機能障害のある患者の看護
C 治療・処置を受ける患者の看護
1 診療の準備・介助
2 保存治療を受ける患者の看護
3 外来で外科的治療を受ける患者の看護
4 補綴治療を受ける患者の看護
5 矯正歯科治療を受ける患者の看護
6 小児の歯科治療時の看護
7 高齢者の歯科治療時の看護
D 疾患をもつ患者の看護
1 口腔がん患者の看護
2 顎変形症患者の看護
3 唇顎口蓋裂患者の看護
4 顎囊胞患者の看護
第7章 事例による看護過程の展開 (紺野肖子・月川和香奈)
A 放射線療法を受ける上顎がん患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
B 下顎前突症患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
特論 口腔ケア (渋谷絹子)
A 口腔ケアとは
B 口腔ケアの基本的な流れ
1 アセスメント
2 計画・実践・評価
C 口腔清掃の実際
1 口腔清掃に用いる物品
2 口腔清掃の方法
D 年代別の口腔ケア
1 出生前期~思春期
2 成人期~壮年期
3 老年期
E 患者の状態に応じた口腔ケア
1 意識障害(開口障害)のある患者
2 気管挿管中の患者
3 麻痺のある患者(片麻痺の場合)
4 認知症の患者
5 知的障害のある患者
6 免疫機能が低下している患者
索引
歯・口疾患をもつ患者の姿
本書の構成マップ
第1章 歯・口腔の看護を学ぶにあたって (渋谷絹子)
A 医療の動向と看護
1 歯・口腔疾患の動向
2 看護師に求められること
B 患者の特徴と看護の役割
1 身体的な問題とその援助
2 心理・社会的な問題とその援助
3 患者・家族への援助
第2章 歯・口腔の構造と機能 (田上順次・依田哲也)
A 口腔
1 歯
2 歯周組織
3 口蓋
4 舌
5 口底
B 口腔周囲
1 口唇
2 頰部
3 顎下部
C 顎骨・顎関節
1 上顎骨
2 下顎骨
3 顎関節
D 口腔顎顔面の筋
1 咀嚼筋
2 舌骨上筋群
3 舌筋
4 顔面筋
E 唾液腺
1 耳下腺
2 顎下腺
3 舌下腺
4 小唾液腺
第3章 症状とその病態生理 (依田哲也・若林則幸)
A 口腔症状
1 痛み
2 腫脹
3 口腔出血
4 歯の欠損
5 口臭
6 口腔乾燥
B 顎口腔機能障害
1 呼吸障害
2 開口障害
3 咀嚼障害
4 嚥下障害
5 言語障害
6 味覚障害
第4章 検査と治療・処置 (依田哲也・田上順次・倉林 亨・若林則幸・森山啓司・宮新美智世)
A 診察
1 医療面接
2 全身所見と局所所見
B 検査
1 歯と歯周組織の検査
2 下顎運動検査
3 咀嚼機能検査
4 嚥下機能検査
5 口腔乾燥検査
6 言語機能検査
7 味覚検査
8 皮膚・粘膜感覚検査
9 画像検査
10 血液・尿検査
11 細菌学的検査
12 病理検査
13 心理検査
C 治療・処置
1 保存治療
2 口腔外科の治療
3 補綴治療
4 矯正歯科治療
5 小児の治療
6 高齢者の治療
第5章 疾患の理解 (田上順次・依田哲也・原田浩之)
A 歯の異常と疾患
1 齲蝕および歯髄疾患
2 その他の硬組織疾患
3 歯の形成・発育異常
B 口腔領域の炎症
1 歯肉炎
2 辺縁性歯周炎(慢性歯周炎)
3 根尖性歯周炎
4 急性歯槽骨炎
5 智歯周囲炎
6 顎骨骨髄炎
7 口底炎
8 歯性上顎洞炎
C 口腔粘膜の疾患
1 潰瘍を主徴とする疾患
2 白斑を主徴とする疾患
3 紅斑・びらんを主徴とする疾患
4 水疱を主徴とする疾患
5 色素沈着を主徴とする疾患
6 その他の粘膜疾患
D 口腔領域の囊胞
1 顎骨とその周囲に発生する囊胞
2 軟組織に発生する囊胞
E 口腔領域の腫瘍および腫瘍類似疾患
1 良性腫瘍
2 悪性腫瘍
3 腫瘍類似疾患
F 歯と顎骨の外傷
1 歯の脱臼・嵌入
2 歯槽骨骨折
3 顎骨骨折
G 口腔領域の先天異常および発育異常
1 小帯の異常
2 口唇裂・口蓋裂
3 顎変形症
H 顎関節・咀嚼筋の疾患
1 顎関節症
2 顎関節脱臼
3 顎関節強直症
4 咀嚼筋腱・腱膜過形成症
I 唾液腺の疾患
1 唾石症
2 唾液腺炎
3 唾液腺良性腫瘍
4 唾液腺悪性腫瘍
J 神経の疾患
1 顔面神経麻痺
2 三叉神経麻痺
3 三叉神経痛
K 歯科心身症
1 舌痛症
2 非定型歯痛
第6章 患者の看護 (紺野肖子・月川和香奈・渋谷絹子)
A 疾患をもつ患者の経過と看護
1 急性期の患者の看護
2 回復期の患者の看護
3 慢性期(安定期)の患者の看護
4 患者の経過と看護のまとめ
B 症状に対する看護
1 口腔症状のある患者の看護
2 顎口腔機能障害のある患者の看護
C 治療・処置を受ける患者の看護
1 診療の準備・介助
2 保存治療を受ける患者の看護
3 外来で外科的治療を受ける患者の看護
4 補綴治療を受ける患者の看護
5 矯正歯科治療を受ける患者の看護
6 小児の歯科治療時の看護
7 高齢者の歯科治療時の看護
D 疾患をもつ患者の看護
1 口腔がん患者の看護
2 顎変形症患者の看護
3 唇顎口蓋裂患者の看護
4 顎囊胞患者の看護
第7章 事例による看護過程の展開 (紺野肖子・月川和香奈)
A 放射線療法を受ける上顎がん患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
B 下顎前突症患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
特論 口腔ケア (渋谷絹子)
A 口腔ケアとは
B 口腔ケアの基本的な流れ
1 アセスメント
2 計画・実践・評価
C 口腔清掃の実際
1 口腔清掃に用いる物品
2 口腔清掃の方法
D 年代別の口腔ケア
1 出生前期~思春期
2 成人期~壮年期
3 老年期
E 患者の状態に応じた口腔ケア
1 意識障害(開口障害)のある患者
2 気管挿管中の患者
3 麻痺のある患者(片麻痺の場合)
4 認知症の患者
5 知的障害のある患者
6 免疫機能が低下している患者
索引
更新情報
-
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