医学書院

検索
HOME雑 誌Cancer Board Square > 2017年02月号

Cancer Board Square

2017年02月号 (通常号) ( Vol.3 No.1)
Feature Topic みえない副作用/View-point がん診療 「前立腺がん」
(ISBN978-4-260-02455-6)

Feature Topic みえない副作用

がん診療の場において、治療に付随した「副作用マネジメント」を取り入れることは、もはや必要不可欠となっています。現在、副作用という言葉は“主作用に対する副作用”を意味する「side effect」ではなく、“意図しない有害な反応”である「adverse drug reaction(薬物有害反応)」という意味合いであることがほとんどです。患者の苦痛緩和・治療遂行という点において、その有害性は重要視されて然るべきです。しかし、その判断基軸だけでは「みえない副作用」があるのです。そこで本特集では、「みえない副作用」と題して、「医療者-患者間の認識ギャップ」「アセスメントの難しさ」「副作用を言い出せない患者の心理的側面」といった着眼点から、これまで取り上げられてこなかった副作用の側面に迫ります。

■「みえない副作用」からみるがん診療
みえない副作用-この5年で変わった副作用の評価基軸
岡元 るみ子
みえないものをみる-認識からはじめる「みえる化」アプローチ
川上 和宜
患者にもみえない副作用-コミュニケーション・認知・こころからひもとく
早川 昌子
みえない副作用に患者も困っている
桜井 なおみ
■症状別「みえない副作用」のアセスメント
認識ギャップでみえない副作用-しびれ(末梢神経障害)
田辺 裕子
認識ギャップでみえない副作用-眼障害
五嶋 摩理
認識ギャップでみえない副作用-味覚障害
田頭 尚士
患者が言い出しにくい副作用-排便機能にまつわる諸問題
豊原 敏光・高木 良重
患者が言い出しにくい副作用-性機能・性行為
渡邊 知映
みえない部位の副作用-口腔内
鷹野 理


View-point がん診療 「前立腺がん」
■メディカル・スタッフのための前立腺がん臨床的概論
Cancer Board Square 編集室
■Topics Q&A
賀本 敏行・高橋 俊二・杉元 幹史・都築 豊徳


Cancer Board Conference
■case1
あなたはこの乳がん患者さんに術前化学療法で
 「プラチナ製剤」投与を勧めますか?
聖路加国際病院 サマースクール2016 Debate Session
■case2
Large Type3/Type4胃がん患者に対する術前補助化学療法の適応
聖マリアンナ医科大学病院 Cancer Board


●Art of Oncology[5]
「Where now?」の意味
秋山 正子
●臨床医のためのワンテーマ腫瘍病理[5]
陰陽師よりも、オンコロジスト
市原 真
●Evidence “The Classic” Review
骨転移
天羽 健太郎
肺がん
田村 洋輔
●ID consult-がん患者の感染症診療[4]
がん患者の肝炎ウイルス-B型肝炎ウイルスの再活性化を予防せよ!
森 信好
●病院でこの言葉は使えませんでした。[3]
「なにかあったらいつでも連絡してください」
松本 陽子
●スキルとしての支持療法 [4]
「支持療法の最近の知見」篇
河野 勤(企画:加藤 俊介)
●目から鱗のがん薬物療法-薬学的視点からみたケーススタディ[5]
一歩進んだ薬剤師によるがん化学療法の悪心・嘔吐の臨床研究
辻 大樹
●レジメンマネジメントの流儀[5]
練馬光が丘病院のレジメン
森 玄(監修:河野 勤)
●これからの免疫療法の話をしよう[4]
抗PD-L1抗体療法-atezolizumab, durvalumab, avelumab
北野 滋久(監修:珠玖 洋)
●がん医療スタッフの基本スキルを小説から学ぶ[3・最終回]
アルベール・カミュ『ペスト』-危機に挑む人々「システムと集団」
金 容壱
●フロンティア・リポート[5]
質量分析を用いた標的タンパク質
 絶対定量技術とがん化学療法の層別化・個別化への応用
立川 正憲(企画:新間 秀一)
●これからのがんサポート[5]
肺がん患者へのサポート
品田 雄市
●フクシマ日記-A diary from Fukushima[5]
2017年1月某日「マギーズ」
佐治 重衡
●人間はいつから病気になったのか-こころとからだの思想史[5]
「痛み」は誰のものか?
橋本 一径

商品写真
定価 3,672円
(本体3,400円+税8%)