医学書院

検索
HOME書籍・電子メディア > 書籍詳細


DSM-5 ケースファイル


原書編集:John W. Barnhill 
監訳:高橋 三郎
訳:塩入 俊樹/市川 直樹

  • 判型 A5
  • 頁 448
  • 発行 2015年06月
  • 定価 6,480円 (本体6,000円+税8%)
  • ISBN978-4-260-02144-9
ケースを通して学ぶ新しい診断基準—DSM-5準拠の症例集、ついに登場
精神疾患の世界的な診断基準DSM-5の米国精神医学会オフィシャルシリーズの1冊。DSM-5の診断分類に沿って、100を超える具体的なケースを収載した症例集。各症例は、症例提示、診断、考察の流れで統一され、診断を考えながら症例提示を読むことによってDSM診断についての理解を深めることができる。DSM-5日本語版マニュアル、手引への参照ページを掲載。DSM診断を学ぶすべての人に好適のサブテキスト。
※「DSM-5」は American Psychiatric Publishing により米国で商標登録されています。
序 文
訳者の序

 本書は John W. Barnhill 編集の“DSM-5 Clinical Cases”(2014)の全訳である.米国精神医学会の出版部である American Psychiatric Publishing社は,2013年のDSM-5〔高橋三郎,大野裕(監訳):D...
訳者の序

 本書は John W. Barnhill 編集の“DSM-5 Clinical Cases”(2014)の全訳である.米国精神医学会の出版部である American Psychiatric Publishing社は,2013年のDSM-5〔高橋三郎,大野裕(監訳):DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル,医学書院,2014〕の刊行後,DSM-5の関連書7冊を出版したが,これはその中の1つである.Barnhill教授はコーネル大学医学部精神科臨床教授であり,ニューヨーク市のコーネル大学病院のコンサルテーション・リエゾン部門の部長を務めている.症例として提示された103例は,精神科医だけでなく,臨床心理士,ソーシャルワーカー,看護師,社会学研究科からも提供された.
 コーネル大学精神科といえば臨床教育に伝統のある大学であるので,このような症例集を編集するのに打ってつけであり,さらに症例提供者として名を連ねた130名の方々の所属する病院をみても,ニューヨーク市のコーネル大学21名,コロンビア大学14名,ニューヨーク大学6名,マウントサイナイ病院6名を含んで,74名の方々がアメリカ東部のその近辺の臨床家である.このほか,症例提供者は全米に及んでおり,さらにカナダ,南アフリカ,ドイツ,イギリス,オランダ,スイス,イタリアからも14名の症例提供者がいる.こうして得られた103症例について,各専門領域,すなわち,薬物依存,心身医療,感情障害,小児思春期,犯罪精神医学を専門とする5人の新進気鋭の若手精神科医,Jonathan Avery(Fellow),Anna Dickerman(Fellow),Alexander Harris(Postdoctoral Fellow),Robert Haskell(Fellow),Raymond Raad(Research Fellow)を編集者に入れて,十分に診断と考察を加えたものである.
 かつてDSM-III刊行後には,その直後“DSM-III CASE BOOK”〔高橋三郎,花田耕一,本多裕(訳):DSM-IIIケースブック,医学書院,1984〕が出版され,症例要約を通してDSMによる診断を学ぶ症例集が大変役立った.その流れを汲んだ症例集はDSMが改訂されるたびに出版されてきたが,DSM-III,III-R,IV,IV-TRに関連する症例集はすべて最初のDSM-III作成実行チーム委員長のRobert L. Spitzer 教授らの手によるものであった.今回は,DSM-5が新しい体制で作成刊行されたことに伴い,症例集も編集者を一新してClinical Casesと改め,お目見えした.
 本書の執筆と編集についての第1の印象はきわめてオーソドックスであるといえる.提供された症例は数例ごとにDSM-5疾患別の各章の順に並べられており,しかも,1つの疾患群の中では,各下位分類につき1症例ずつあげられているという具合で,例えば,「5.不安症群」の6症例は,分離不安症,パニック症,社交不安症,限局性恐怖症,全般不安症,医薬品誘発性不安症があげられており,DSM-5の診断をあげたのち,その考察ではマニュアルの鑑別診断に列挙された各疾患について,例えばパニック症の症例の場合,社交恐怖,学校恐怖,心疾患,病気不安症,身体症状症,抑うつ障害,双極性障害,広場恐怖を鑑別する根拠を次々とあげて考察を加えている.
 第2には,もちろん,DSM-IVからDSM-5への大幅な改訂に伴う各ポイントを押さえて考察で詳しく説明していることである.このため,特に診断基準の改訂があったカテゴリーについては,それぞれ適切な症例を取り上げている.例えば,1.2 自閉スペクトラム症,2.5 統合失調感情障害,3.3 双極II型障害,6.2 強迫症(病識が欠如した),7.3 急性ストレス障害,9.3 病気不安症,10.5 過食性障害,14.1 性別違和,16.2 アルコール離脱の9症例では診断基準の改訂点について解説し,4.1 重篤気分調節症,4.7 月経前不快気分障害,6.4 ためこみ症,7.1 脱抑制型対人交流障害,9.2 身体症状症,16.7 ギャンブル障害,17.5 レビー小体病を伴う認知症の7症例では,DSM-5で初めて正式のカテゴリーになったものを取り上げて解説している.
 第3の点は,今日の精神科のトレンドである精神科の周辺領域,つまり,プライマリケア,神経内科,医学的疾患に伴う精神症状に注目して,積極的にそのような症例を取り上げていることである.編集者のBarnhill教授自身がリエゾン部の現役であることから,当然であろう.全米に多数の症例提供者を得て,網を広げてなかなかよい症例が集まったことも特徴としてあげておかなければなるまい.あえて批評を加えれば,教科書的症例,textbook case が多くなったという面はあるかもしれない.
 これらの本書の特徴をかつての『DSM-III ケースブック』と比較すれば,なおさらはっきりするだろう.後者では1980年になって初めて精神科の診断に登場した,いわば革命的な診断基準と多軸診断の2点を中心に症例が考察された.その235例は,元来の精神科疾患の概念との変化を示すためにクレペリンやフロイトやアルツハイマーの記述した最初の症例を20例ばかり「歴史的症例」として取り上げていた.また,各症例の配置は疾患群ごとではなくランダムに並べられており,診断というクイズを1例ずつ解いていくという面白さがあったと記憶している.さらにその著者は,各症例にアメリカン・ユーモアに満ちたタイトルを付けており,読み物としてもなかなかのものであった.その点,前者,すなわち本書といえば,まさに“読み物というより教科書そのもの”である.先にあげた第5章の不安症群の6症例のタイトルは「恐怖と心配」「パニック」「思春期の内気」「飛行恐怖」「いつでもいらいら」「不安と肝疾患」と,いわば主症状そのものとなっているが,悪くいえばタイトルだけで診断がわかるほどである.これを私流にちょっとひねったユーモアを加えると,「頭痛がちの小学生」「心疾患は心の病」「八方塞がり」「都会に住む実業家の悩み」「元彼の不満とは」「肝硬変の行方」となる.
 といってもこの種の本はDSM-5診断のための症例集であり,それ以上の内容を盛り込もうとしたものではない.例えば,『DSM-IV-TR ケースブック【治療編】』〔高橋三郎,染矢俊幸,塩入俊樹(訳):医学書院,2006〕では,先に出版した『DSM-IV-TR ケースブック』の症例から29例を選びさらに5例を加えて,各症例についてその分野の大家が治療についてコメントしたものであったが,日常の臨床に役立ったことを記憶している.だが,本書はあくまでも診断の学習のための解説書である.
 本書の翻訳作業は岐阜大学大学院医学系研究科精神病理学分野 塩入俊樹教授,市川直樹先生を中心に,同分野の14名の方々,そして塩入教授の新潟大学赴任当時の同僚の3名の先生方によるもので,最終的に監訳者が手を入れたものである.塩入教授が新潟大学に在籍していたころに,『DSM-IV-TR ケーススタディ』,『DSM-IV-TR ケースブック【治療編】』の2冊を共同翻訳したこともあり,今回DSM-5の新たな症例集の翻訳を岐阜大学にお願いすることになった.
 なお,訳著には読者の便を考えてDSM-5日本語版本体(マニュアル・手引ともに)の対応ページをそれぞれの症例の「診断」の項に示しておいた.本書が読者諸兄姉の日常の診療のお役に立てばまことに幸いである.

 2015年4月
 埼玉江南病院にて
 訳者を代表して 高橋三郎
書 評
  • DSM-5の思想を伝える症例集
    書評者:寺尾 岳(大分大教授・精神神経医学)

     この本は,コーネル大学医学部性精神科のBarnhill教授による『DSM-5 Clinical Cases』(2014)の日本語版である。岐阜大学大学院精神病理学分野の塩入俊樹教授や市川直樹先生など10数名の先生方が翻訳され,高橋三郎先生が監訳をされた。

     この本を読み終わった時に,訳者の先...
    DSM-5の思想を伝える症例集
    書評者:寺尾 岳(大分大教授・精神神経医学)

     この本は,コーネル大学医学部性精神科のBarnhill教授による『DSM-5 Clinical Cases』(2014)の日本語版である。岐阜大学大学院精神病理学分野の塩入俊樹教授や市川直樹先生など10数名の先生方が翻訳され,高橋三郎先生が監訳をされた。

     この本を読み終わった時に,訳者の先生方の翻訳に対する情熱と惜しみないご尽力に感服した。それは本書には訳のぎこちなさも訳文のわかりにくさもほとんどないからである。そもそも原本で取り上げられた症例が素直な定型例ばかりではなく,そうでないものが結構含まれている。しかもそれぞれの症例は,診断を確定するための全ての情報を含んでいるとは限らない。これらの変化球をなんとか,ストライクゾーンへ持っていく訳者の苦労は大変なものであったと推察する。それぞれの先生方は日常診療にお忙しい中で,相当な労力と時間を費やされたに違いない。それに加えて,訳者の心優しい配慮も随所に見られる。例えば,マーサズ・ヴィニヤードや聖杯など,日本人になじみの薄い言葉にわかりやすい訳注が付けられている。

     以下に,読後感として印象に残ったことをいくつか挙げたい。

     まず,各章の成り立ちとして,イントロダクションがありDSM-5への変更の眼目が解説されている。その後に,症例が示され,診断,考察,文献と続く。診断のところには,診断名とともに,『マニュアル』『手引』のそれぞれ何ページに診断基準が掲載されているかが明示されている。したがって,本来は診断基準を他の本で確認しながら,この本を読むことが想定されている。先にも述べたように,症例自体は素晴らしい訳によりスムーズに読み込める。しかしながら欲を言えば,寝転がって小説を読むような感じで症例を読み込んでいく楽しみを想定すると,改訂の際には,それぞれの診断基準を何らかの形でこの本に包含していただければと希望したい。原本との整合性から無理かもしれないが,検討していただければ幸いである。

     次に,翻訳の対象とされた19の障害群は,全てに興味深い症例呈示と解説が施され,丁寧に訳されているため,新しい疾患概念であっても理解が促進される。例えば「身体症状症および関連症群」を取り上げると,そこには新しい疾患として身体症状症や病気不安症が具体的な症例とともに提示される。身体症状症は,苦痛を伴う身体症状があり,そうした症状に対する反応を有する患者の一群を表し,病気不安症は身体症状を有さないが健康への強い不安を有する患者の一群である。従来の心気症の多くは前者であり,一部は後者であったという。いずれにせよ,患者にとっては「あなたは心気症です」と言われるよりは,「身体症状症です」とか「病気不安症です」と診断されたほうがよほど腑に落ちるであろう。

     「食行動障害および摂食障害群」の中の回避・制限性食物摂取症という新しい疾患も,具体的な症例とともに提示されているためにわかりやすい。食べ物を制限したり回避したりすることで意味のある障害を招くが神経症性やせ症の診断基準を満たさない人を記述できることで,この疾患の臨床的有用性は高いと思われる。

     最後に,DSM-5が患者の苦痛と機能不全に大きく焦点を当てており,誰も苦しんでいないか,誰も悪い影響を受けていない時には疾患は存在しないという思想がいたるところで強調されているのは,刺激的かつ魅力的である。

     この本がDSM-5の変更された診断基準のみならずこのような大胆な思想を適切に教示する症例集として,多くの日本人読者の役に立つことを確信している。
  • DSM-5に準拠した極めて有用な実践書
    書評者:松永 寿人(兵庫医大主任教授・精神医学)

     2013年に米国精神医学会によって刊行されたDSM-5は,DSM-IV以来約20年ぶりに改訂された精神疾患の分類体系,および診断基準である。これにより,精神医学あるいは精神科臨床は新時代を迎えたと言えよう。特にこの20年間には,精神疾患の生物学的病態,中でも遺伝を中心とした病因や脳内メカニズムの解...
    DSM-5に準拠した極めて有用な実践書
    書評者:松永 寿人(兵庫医大主任教授・精神医学)

     2013年に米国精神医学会によって刊行されたDSM-5は,DSM-IV以来約20年ぶりに改訂された精神疾患の分類体系,および診断基準である。これにより,精神医学あるいは精神科臨床は新時代を迎えたと言えよう。特にこの20年間には,精神疾患の生物学的病態,中でも遺伝を中心とした病因や脳内メカニズムの解明が進展し,これがDSM-5の改訂プロセスに大きく影響したことは言うまでもない。またこれらの知見は,新規向精神薬の開発といった新たな治療法の探求を促すものとなり,臨床における進歩にも多大な貢献を果たしてきた。

     その一方,現代社会は,急激に変貌する中で多様化・複雑化し,災害や社会・経済,治安,そして健康上の問題など,心身の健康を損なうようなストレス状況が生じやすくなっている。特に不安や喪失には,社会全体で共有される側面もあり,現代は人々の心が蝕まれ,不安定化しやすい時代と言えるであろう。例えば,労働を含む社会的環境,あるいはその変化にうまく順応できず,うつ病や不安症といった精神疾患を発病し,精神科を受診する人が急増している。さらに急速に進む高齢化やがんなどの身体疾患患者の心のケアなど,精神科医療のニーズはより拡大しつつある。その中でみられる精神科的問題には,その臨床像や背景の個別性がますます顕著となり,診断にも苦慮するような複雑なケースは決して少なくない。

     このような時代において,良質で適切な精神科医療を提供していくためにまず重要なことは,患者の病像を的確に把握し,正確な診断を行うことである。特にDSM-5を使いこなし診断的信頼性を高める上で,各精神疾患のイメージを共有するとともに,併存症や身体疾患との関連性への意識,そして十分な診断スキルを身につける必要性は極めて高い。

     この点,本書『DSM-5ケースファイル』は,米国精神医学会によるDSM-5関連書の一つで,DSM-5診断に関する症例集でありガイドである。本書はその日本語版として,髙橋三郎先生の監訳のもと,岐阜大学大学院精神病理学分野の塩入俊樹先生,市川直樹先生らの,丁寧で正確な翻訳により作成された。

     本書に示された症例数は103例に及び,中には「自閉スペクトラム症」「月経前不快気分障害」「ためこみ症」「ギャンブル障害」など,DSM-5で初めて採用された疾患が含まれ,さらにリエゾン精神医学の領域,すなわち医学的疾患に伴う精神症状の診断に関しても詳細な解説が加えられている。また各症例の解説には,DSM-IVからの変更点についても明快に記述されており,診断概念の変遷に関するポイントも理解しやすい。特に日本語版では,読者の便宜性を考慮し,各診断基準のDSM-5日本語版本体の対応ページが示されている。

     このように本書は,DSM-5に準拠した最新の精神科診断を学び,臨床や研究に応用する上でも極めて有用な実践書であり,精神科医に留まらず,精神科臨床にかかわる全ての関係者にとって,価値ある必読のテキストと言えるであろう。
目 次
謝辞
Editorial Board
Contributors

本書に関する注意書き

1 神経発達症群/神経発達障害群
 イントロダクション
 CASE 1.1 自閉症に関するセカンドオピニオン
 CASE 1.2 かんしゃく気質
 CASE 1.3 学習困難
 CASE 1.4 学校での問題
 CASE 1.5 落ち着きがなく,注意散漫

2 統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群
 イントロダクション
 CASE 2.1 情動の混乱
 CASE 2.2 ますます奇妙
 CASE 2.3 魔性の幻覚
 CASE 2.4 マインドコントロール
 CASE 2.5 悲しそうで,精神病的
 CASE 2.6 精神病と大麻
 CASE 2.7 ノミの寄生

3 双極性障害および関連障害群
 イントロダクション
 CASE 3.1 情動障害
 CASE 3.2 抑うつの周期
 CASE 3.3 自殺に没頭
 CASE 3.4 挿話性抑うつ
 CASE 3.5 いらだたしさと悲哀
 CASE 3.6 神が治してくれた!
 CASE 3.7 奇妙なほどの沈黙
 CASE 3.8 産後の変化
 CASE 3.9 不安

4 抑うつ障害群
 イントロダクション
 CASE 4.1 不機嫌で怒りっぽい
 CASE 4.2 産後の悲しみ
 CASE 4.3 悲嘆と抑うつ
 CASE 4.4 人生の興味の喪失
 CASE 4.5 絶望
 CASE 4.6 何年も落ち込んで
 CASE 4.7 気分変動
 CASE 4.8 ストレス,薬物,そして不運
 CASE 4.9 パーキンソン病への対処
 CASE 4.10 状況による気分変動
 CASE 4.11 もたついている
 CASE 4.12 不眠と身体的愁訴

5 不安症群/不安障害群
 イントロダクション
 CASE 5.1 恐怖と心配
 CASE 5.2 パニック
 CASE 5.3 思春期の内気
 CASE 5.4 飛行恐怖
 CASE 5.5 いつでもいらいら
 CASE 5.6 不安と肝硬変

6 強迫症および関連症群/強迫性障害および関連障害群
 イントロダクション
 CASE 6.1 うつ病
 CASE 6.2 病原菌
 CASE 6.3 外見へのこだわり
 CASE 6.4 抑うつと不安
 CASE 6.5 抜毛

7 心的外傷およびストレス因関連障害群
 イントロダクション
 CASE 7.1 危険な行動
 CASE 7.2 心的外傷に対する2つの反応
 CASE 7.3 車の残がい
 CASE 7.4 かっとなりやすい
 CASE 7.5 ストレスがたまって
 CASE 7.6 肺癌
 CASE 7.7 過量服薬

8 解離症群/解離性障害群
 イントロダクション
 CASE 8.1 悲しくて孤独
 CASE 8.2 ぼうっとしている
 CASE 8.3 解離

9 身体症状症および関連症群
 イントロダクション
 CASE 9.1 痛みと抑うつ
 CASE 9.2 身体的愁訴
 CASE 9.3 慢性ライム病
 CASE 9.4 発作
 CASE 9.5 腹痛
 CASE 9.6 呼吸困難

10 食行動障害および摂食障害群
 イントロダクション
 CASE 10.1 胃痛
 CASE 10.2 成長曲線の下にさまよう
 CASE 10.3 頭痛と倦怠感
 CASE 10.4 嘔吐
 CASE 10.5 体重増加

11 排泄症群
 イントロダクション
 CASE 11.1 かんしゃく発作と身体的訴え

12 睡眠-覚醒障害群
 イントロダクション
 CASE 12.1 睡眠維持の困難
 CASE 12.2 不安と眠気
 CASE 12.3 眠気
 CASE 12.4 かゆくて,むずむず,虫が這うよう

13 性機能不全群
 イントロダクション
 CASE 13.1 性機能不全
 CASE 13.2 性的な問題

14 性別違和
 イントロダクション
 CASE 14.1 ジェンダーの再指定

15 秩序破壊的・衝動制御・素行症群
 イントロダクション
 CASE 15.1 規則を知らない
 CASE 15.2 一緒に住むことはできない

16 物質関連障害および嗜癖性障害群
 イントロダクション
 CASE 16.1 “典型的な”アルコール依存症者
 CASE 16.2 アルコール離脱
 CASE 16.3 嗜癖
 CASE 16.4 膝の痛み
 CASE 16.5 悪循環
 CASE 16.6 ストレスと物質乱用
 CASE 16.7 ギャンブル

17 神経認知障害群
 イントロダクション
 CASE 17.1 不快気分
 CASE 17.2 興奮し,混乱して
 CASE 17.3 抑うつと引きこもり
 CASE 17.4 だらしなく消耗した人
 CASE 17.5 こわばり忘れっぽい
 CASE 17.6 妄想狂と幻覚
 CASE 17.7 突然,反抗的

18 パーソナリティ障害群
 イントロダクション
 CASE 18.1 性格的なパーソナリティの葛藤
 CASE 18.2 奇異な孤独
 CASE 18.3 心配で,奇妙なことに心を奪われて
 CASE 18.4 不公平
 CASE 18.5 壊れやすく怒りやすい
 CASE 18.6 痛みを伴う自殺傾向
 CASE 18.7 不満
 CASE 18.8 内気
 CASE 18.9 自信の欠如
 CASE 18.10 統制される関係

19 パラフィリア障害群
 イントロダクション
 CASE 19.1 サディズム
 CASE 19.2 対人関係の問題
 CASE 19.3 性的犯罪
 CASE 19.4 ちょっとだけ変態趣味

索引