臨床検査 Vol.66 No.10
2022年 10月号(増大号)

ISSN 0485-1420
定価 5,500円 (本体5,000円+税)

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特集 検査血液学レッスン──検査結果の乖離をどう判断するか

はじめに
涌井 昌俊・田部 陽子

■1章 血算
検査前プロセスの影響
出居 真由美

有核赤血球出現時の血算の取り扱い
池田 千秋

MCV,MCH,MCHCに影響する因子と貧血分類における留意点
槇 亮介

白血球著増時の自動血球計数の問題点
伊藤 ゆづる・後藤 文彦

破砕赤血球の定義と評価
菅原 新吾

網血小板数の測定と評価の注意点
金子 誠

偽性血小板減少症の鑑別──ITPと診断する前に除外すべき疾患
高野 勝弘

外部精度管理調査の落とし穴
佐藤 尚武

■2章 血球形態
自動血球分析装置による白血球分画と目視分画値の乖離
小笠原 洋治

強制乾燥と自然乾燥が形態に及ぼす影響
朝比奈 彩・大畑 雅彦

反応性の異型リンパ球と腫瘍性の異常リンパ球
土屋 逹行

抗凝固剤(EDTA)による骨髄標本の形態変化
大畑 雅彦・高崎 将一・朝比奈 彩

骨髄塗抹像とLLA測定値のずれ
稲葉 亨

系統由来や病型分類の判断に迷う腫瘍細胞
荒木 美香・荒井 智子・松下 弘道

抗がん剤による細胞形態変化
日下 拓・田中 由美子

骨髄検査でのhematogonesの検出
山﨑 悦子

胸腹水の細胞形態のバリエーション
内田 一豊

■3章 フローサイトメトリー
検体保存方法によるMPOおよびリンパ球サブセット検査に対する影響
池亀 彰茂

標識蛍光色素選択やコンペンセーションの注意点
小川 恵津子

ゲーティングによっては見落としてしまう腫瘍細胞
有賀 祐

細胞内抗原解析の注意点
林田 雅彦

フローサイトメトリー検査と形態学分類による骨髄腫細胞比率の相違
永井 直治

フローサイトメトリーと免疫組織染色の結果乖離
香月 奈穂美・中峯 寛和

診断に有用な異常発現(aberrant expression)
藤原 亨

系列同定が悩ましい白血病細胞・リンパ腫細胞
池本 敏行

フローサイトメトリー法によるhematogonesと腫瘍細胞の鑑別
渡邉 珠緒

抗体製剤の使用の影響
西川 真子

■4章 凝固
採血管不良によるAPTT延長事例を踏まえた異常値への対処方法
近藤 宏皓・久保田 芽里・大坂 直文

未分画ヘパリンまたはヘパリン類似物質(低分子量ヘパリン・ダナパロイドナトリウム・フォンダパリヌクス)の混入によるAPTT延長
下村 大樹

APTT試薬間での測定値の乖離──凝固因子感受性
桝谷 亮太

APTT試薬間での測定値の乖離──ループスアンチコアグラント感受性
徳永 尚樹

APTT試薬間での測定値の乖離──APTT試薬のヘパリン感受性の違い
鈴木 典子

直接経口抗凝固薬(DOAC)使用時の凝固関連検査の乖離(AT活性およびPS活性検査試薬)
森下 英理子

エミシズマブによるAPTTへの影響
山口 知子・長尾 梓

小児の一過性APTT延長
岡田 直樹・藤澤 麗子・犀川 太

フィブリノゲンの偽低値──ヘパリン・トロンビン阻害薬の影響
藤森 祐多

フィブリノゲンの偽低値──IgA M 蛋白血症
新井 慎平

フィブリノゲンの偽低値──フィブリノゲン分子異常
鈴木 敦夫

FDPやDダイマーの上昇──採血不良
高田 章美

FDPやDダイマーの上昇──腹水・胸水由来
窓岩 清治

FDPやDダイマーの上昇──IgA由来の非特異反応
勢井 伸幸

FDPやDダイマーの上昇──血管免疫芽球性リンパ腫の非特異反応
徳竹 孝好

不適切な遠心処理による血漿中残存血小板が凝固検査,特にLA検査に及ぼす影響
小宮山 豊・松田 将門

組織液中の組織因子(TF)の混入による凝固時間を用いた検査への影響
松本 智子・下村 大樹

ヘマトクリットが凝固検査データに与える影響
谷田部 陽子

複数の凝固因子インヒビター陽性(LAHPS/LLS)
内藤 澄悦・家子 正裕

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