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総合診療

2020年06月号 (通常号) ( Vol.30 No.6)
特集 下降期慢性疾患患者の“具合”をよくする ジェネラリストだからできること!

高齢社会日本におけるプライマリ・ケアの現場は、特に在宅患者が増加傾向にあり、今、一般外来や在宅医療に携わっている総合診療医にとって、慢性疾患の下降期から終末期を診るための知識と技術が、高いレベルで求められるようになっています。下降期慢性疾患は、適切な治療により進行を遅らせたり、病態を改善させることが可能な場合も多々あり、症状緩和に留まらない医療が求められる領域でもあり、本特集ではそうしたニーズに資する内容を目指しました。
企画:藤沼 康樹(医療福祉生協連家庭医療学開発センター)

■総論
(1)今なぜ、下降期慢性疾患なのか?
藤沼 康樹
(2)下降期慢性疾患患者のセルフケアと支援
谷本 真理子
■外来と在宅で診ている下降期慢性疾患
1.進行した慢性呼吸不全
(1)進行した慢性呼吸不全の病態生理の特徴
本橋 健史│角野 太朗
(2)病歴と身体所見で迫るCOPDの予後予測
立石 翔│梶 有貴
(3)症状別 薬物療法のコツとピットフォール COPDを例として
松本 祐昂│湊 真弥
(4)在宅酸素療法を使いこなす
嘉手納 壮志│伊藤 涼
(5)NPPVや在宅呼吸器療法とは何か? 適応とフォローアップ
村田 夕紀│安本 有佑
2.進行した慢性心不全
(1)進行した慢性心不全の病態生理の特徴
近藤 真未│岡田 悟
(2)慢性心不全の予後予測 身体診察と検査のフォローアップ
齋藤 惣太│岡田 悟
(3)症状別 薬物療法のコツ
畠中 俊│岡田 悟
(4)在宅酸素療法を使いこなす
立石 哲則│岡田 悟
(5)入院の適切なタイミングはどこにあるか?
氷渡 柊│岡田 悟
3.進行した慢性腎臓病
(1)進行した慢性腎臓病の病態生理の特徴
志水 英明
(2)血液透析療法の適応の考え方
三浦 靖彦
(3)CKDの診察のポイント 身体診察と検査のフォローアップ
志水 英明
(4)薬物療法のコツ 降圧薬と利尿薬、高カリウム血症改善薬の使い方
辻 憲二│喜多村 真治│和田 淳
(5)透析療法をしない場合の症状への対応 浮腫、食思不振等
辻 憲二│喜多村 真治│和田 淳
4.その他の疾患
(1)進行したParkinson病に対する薬物療法の留意点
関 守信
(2)進行した認知症の周辺症状(BPSD)への対応 薬物療法と非薬物療法
高瀬 義昌
■トピックス
(1)在宅透析治療の現状
篠田 俊雄
(2)末期慢性心不全患者の外来点滴療法
佐藤 幸人
(3)下降期慢性疾患とACP(advance care planning)
川口 篤也

今月のQuestions
今月の「めざせ!総合診療専門医!」問題


●Editorial
藤沼 康樹
●“コミュ力”増強!「医療文書」書きカタログ|1
5分で書けて、1分で読める! 病院ERへの緊急紹介状
天野 雅之
●What’s your diagnosis?|210
金がないジンジャエール
久田 敦史|宮川 慶|竹内 元規|田口 雄一郎
佐藤 哲彦|吉見 祐輔|横江 正道|野口 善令
●アスクレピオスの杖|想い出の診療録|3
訴えられなかった主訴
須藤 博
●Dr.上田剛士のエビデンス実践レクチャー!|医学と日常の挟間で|
 「患者さんからの素朴な質問にどう答える?」|3
食後に走るとなぜお腹は痛くなる?
上田 剛士
●オール沖縄! カンファレンス Ver.2.0|レジデントの対応と指導医の考え|42
関節痛と浮腫は一元的に説明できるか?
萩原 啓太|小山 淳|徳田 安春(監修)
●素人漢方のススメ|感染症編|6
第3章|急性発熱性疾患(3)
新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)と漢方治療
鍋島 茂樹
●“JOY”of the World!|ロールモデル百花繚乱|6
生まれ変わっても脳神経外科医に
加藤 庸子
●臨床小説|後悔しない医者|あの日できなかった決断|3
急変させない医者
國松 淳和

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定価 2,750円
(本体2,500円+税10%)