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Cancer Board Square

2016年02月号 (通常号) ( Vol.2 No.1)
Feature Topic 早期緩和ケアの正体/View-point がん診療 「乳がん」
(ISBN978-4-260-02452-5)

Feature Topic 早期緩和ケアの正体

2010年に発表されたTemelらによる「転移性非小細胞肺がん患者における早期緩和ケア」論文は、緩和医療の世界のみならずがん医療全体に大きなインパクトを与え、それ以来、「早期からの緩和ケア」は臨床上の大きなテーマのひとつとなっている。しかし、発表から6年が経った現在、その実践には依然として臨床的なハードルがあり、更には、「早期からの緩和ケア」の認識自体にもなにかズレのようなものが生じていないだろうか。そこで、本特集では、「早期からの緩和ケアとはなにか?」という最もシンプルな疑問を解き明かしたい。

■Feature Article
「早期からの緩和ケア」の思考と実践
西 智弘
[補論]看護の視点から-「早期からの緩和ケア」の思考と実践
武見 綾子
■Temel論文のインパクトと現在
[論考]Temel論文を読み解く-がん診療と二者関係
金 容壱
[インタビュー]「診断時からの緩和ケア」と
 「早期からの緩和ケア」の間にあるもの
近藤 まゆみ(聞き手・構成:編集室)
[インタビュー]早期からの緩和ケアの現実とその可能性
 -在宅診療の最前線から
新城 拓也(聞き手:編集室)
[短報]早期からの専門的緩和ケア提供のエビデンス構築を目指して
松本 禎久
■別の視点から
[論考]「早期緩和ケア」と「診断時からの緩和ケア」の問題をその背景から考える
小川 朝生
[論考]「診断時からの緩和ケア」は届いているのか?-緩和ケアの再考
桜井 なおみ
[論考]after 2025を見据えた「街場(地域)の緩和ケア」試論
横山 太郎
[症例から考える]薬剤師が考える(早期からの)緩和ケア
岩根 裕紀
[エッセイ]私は緩和ケアと3度出会い、別れを意識した。
日下部 明彦
■ブックガイド
緩和ケアを知る・考えるためのブックガイド
選・コメント:久禮書店+編集室

View-point がん診療 「乳がん」
■乳がんについての臨床的概論
尾崎 由記範/高野 利実
■Topics Q&A
新倉 直樹/下井 辰徳/尾崎 由記範


Cancer Board Conference
■case 1
東京腫瘍内科カンファレンス(昭和大学病院)
■case 2
聖路加国際病院サマースクール2015 Debate Session


●ID consult-がん患者の感染症診療[1]
[総論的座談会]Long Introduction-がん患者の感染症診療の現状
関谷 紀貴/冲中 敬二/森 信好/倉井 華子/
荒岡 秀樹/下井 辰徳/金政 佑典
●レジメンマネジメントの流儀[1]
レジメンマネジメントってなんだろう?【前篇】
森 玄(監修:河野 勤)
●レジメンマネジメントの流儀[2]
レジメンマネジメントってなんだろう?【後篇】
森 玄(監修:河野 勤)
●死にゆく患者(ひと)と、どう話すか-國頭先生の日赤看護大ゼミ講義録[2]
パターナリズムという「旧弊」-意思決定とその伝え方
國頭 英夫
●レジデントのためのオンコロジーカンファレンス[2]
絶対に見逃してはいけないがんとは?
勝俣 範之
●臨床医のためのワンテーマ腫瘍病理[2]
「都会の街並みと戦場の兵站-腫瘍、DR、血管」
市原 真
●Evidence “The Classic” Review
《肺がん》肺がん分子標的薬のあり方を決定づけた「EGFR変異」
 -Gefitinib or Carboplatin-Paclitaxel in Pulmonary Adenocarcinoma
田村 洋輔
《膵がん》切除不能進行膵がんに対する初回化学療法
 -GS療法の優越性とS-1の非劣勢を検証したGEST試験
上野 誠
《婦人科がん》卵巣がん初回療法におけるdose-dense TC療法
原野 謙一
●これからの免疫療法の話をしよう[2]
抗CTLA-4抗体療法-イピリムマブ
北野 滋久(監修:珠玖 洋)
●目から鱗のがん薬物療法-薬学的視点からみたケーススタディ[2]
制吐療法の標準化と院内ガイドラインの策定
林 稔展
●これからのがんサポート[2]
がん相談支援センターの役割と機能
品田 雄市
●フロンティア・リポート[2]
質量分析で成分を「みる」-イメージング質量分析と質量顕微鏡
新間 秀一
●フクシマ日記-A diary from Fukushima[2]
2015年12月某日 「西高東低」
佐治 重衡
●人間はいつから病気になったのか-こころとからだの思想史[2]
誰のものでもない体
橋本 一径
●Art of Oncology[2]
社会とつながるがんサバイバーシップ
山内 英子

商品写真
定価 3,672円
(本体3,400円+税8%)