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助産雑誌

2019年12月号 (通常号) ( Vol.73 No.12)
特集 多胎出産をした母親と家族へ必要なサポートとは

三つ子を出産した母親が一人の児を殺めてしまった事件で,2019年3月,執行猶予無しの実刑判決が下されたというニュースが話題となりました。この事件をきっかけに,多胎出産をした母親と家族への支援の必要性について,さまざまな議論がなされたと思います。しかし一方で,多胎出産と育児への支援や,地域でのケア体制などがなかなか周知されておらず,本当に支援を必要としている母親と家族に届いていないのが実情です。
本特集では,多胎の妊婦,多胎児を出産した母親に対するケア・支援を行っている団体,施設の取り組みを紹介し,追いつめられる母親と家族を一人でも救うために,助産師をはじめとする専門職ができる支援やケアについて考えます。

■多胎児を育てる際に必要なサポートとは
多胎家庭が体験する困難と支援ニーズから
布施 晴美
■入退院支援看護師の行う多胎育児支援
名古屋第二赤十字病院の取り組み
八田 恵利
■妊娠期から始める多胎支援
大阪母子医療センターの取り組み
平田 瑛子
■時代に合った,多胎家族への支援
京都府助産師会の取り組み
大藤 栄
■訪問看護ステーションで行う多胎支援
こども訪問看護ステーションmomの取り組み
近藤 綾子
■当事者主体の多胎支援とは
ぎふ多胎ネットの取り組み
服部 律子/糸井川 誠子
■ドゥーラの視点からみた双子ママへの支援
西 公子/宗 祥子
■双子を育てる立場から
米澤 かおり


■特別記事
妊産婦の緊急搬送補助システム“iPicss®
山下 範之/牧 尉太


●私たちの仕事場[34]
愛和病院

●宝物,教えてください[47]
私を支える「言霊」
加藤 美佳
●現場が変わる! チームに働きかける母性看護CNSの実践[最終回]
実践の語りから母性看護CNSの役割を可視化する
松原 まなみ
●地域助産師&施設助産師&保健師がつながれば笑顔が広がる
 「助助っぽ連携」を始めよう![9]
双子の母乳育児を希望していたが,うまくできないまま退院したHさん
今村 理恵子
●未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場[56]
新潟大学医学部保健学科 看護学専攻

●りれー随筆[419]
産婆の技を次世代につなぐ
東 直美
●次号(2020年1月号) 特集 自由な発想で助産ケアを発信しよう 社会に広がる助産師の活動

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定価 1,650円
(本体1,500円+税10%)