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発達段階からみた
小児看護過程+病態関連図 第5版
臨床判断につながる観察ポイント

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乳児期、幼児期、学童期~思春期の発達段階ごとの章構成。各期に特徴的な疾患、実習施設で出会いやすい疾患をもつ患児に対する看護過程を掲載。小児に特徴的な症状や特殊治療における看護過程も掲載。発達段階からみた臨床判断につながる観察ポイントを新設。発達・成長および子どもと家族の全体像がみえるフローチャートや病態関連図を多数掲載。最新の医学情報およびNANDA-I看護診断名にアップデートした充実の第5版。

シリーズ からみた看護過程
編集 浅野 みどり / 杉浦 太一 / 大村 知子
編集協力 高橋 義行 / 村松 秀城
発行 2026年02月判型:A5頁:744
ISBN 978-4-260-06266-4
定価 4,510円 (本体4,100円+税)

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はじめに

 2008年,石黒彩子先生とともに編者として『発達段階からみた 小児看護過程+病態関連図』初版を発行致しました.それから早17年の月日が流れ,このたびおかげさまで第5版を発行させていただく運びとなりました.初版発行のときには思いもよらなかったことであり,看護学を学んでおられる学生の皆さまをはじめ,臨床の皆さま,教員の皆さま方にご活用いただいたおかげと心より感謝しています.
 本書の歩んできた月日は,わが国の少子化が進行してきた期間でもあります.厚生労働省の人口動態統計(概数)によれば,2024年の出生数は68万6061人で,前年の72万7288人より4万1227人減少し,1899年の統計開始以降,初めて70万人を下回りました.出生率(人口千対)は5.7と前年(6.0)より低下し,合計特殊出生率も1.15と前年(1.20)より低下しました.このように,わが国の少子化は国立社会保障・人口問題研究所が2023年に公表した将来推計よりも15年ほど早いペースで進んでいます.本書初版を発行した2008年の出生数は109万1156人でしたので,この間に出生数が約40万人も減少したという事実には,あらためて驚きと憂慮をいだかざるを得ません.
 少子化の急速な進行は小児看護の場にも影響を及ぼしており,小児病棟の閉鎖や混合病棟への移行が現実に生じています.しかし,わが国で超少子化が進んでいるからこそ,生まれてきたすべての子どもたちを大切にし,その健やかな成長を家族とともに見守り,支援する小児看護の重要性が再認識される時代であるともいえるでしょう.
 さて,今回の改訂にあたっての主なテーマは,以下のような点になります.
(1) 情報更新として,主に医学解説ではガイドラインの更新,そして看護過程解説では看護診断の更新を行いました.
(2) 執筆体制では,適宜,新しい世代の執筆者に加わっていただきました.
(3) 「臨床判断につながる観察ポイント」を設けました.これは「臨床判断を行うための基礎的能力」の涵養を企図してシリーズ全体で進めているものです.本書では,小児看護過程において患児の発達段階を考慮してケアを展開していくことを重視し,発達段階の視点が必要となる観察ポイントを取りあげ,その考え方を解説しました.
 この場をお借りして,丁寧に改訂の編集作業を進めていただいた医学書院ご担当者の方々にも深く御礼申しあげます.
 最後に,私たち小児看護に携わる一人ひとりが,子どもと家族の現状やエビデンスに基づき,目先の問題だけでなく子どもの心身の中長期的な変化にも目を向けて注意深く見守っていきましょう.また,患児だけでなくごきょうだいやご家族を含めてその変化や兆しへの感受性を高め,気になることを見過ごさずタイムリーにかかわり,子どもとご家族の安心・安全のために寄り添うかかわりを実践してまいりましょう.

 2025年11月吉日
 著者を代表して 浅野みどり

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はじめに
本書の構成と使い方

第1編 疾患からみた小児看護過程の展開
 第1章 乳児期
  1 乳児期の特徴とケアのポイント
  2 口唇口蓋裂
  3 鎖肛
  4 ヒルシュスプルング病
  5 胆道閉鎖症
  6 発育性股関節形成不全
  7 乳幼児嘔吐下痢症
  8 RSウイルス感染症
 第2章 幼児期
  9 幼児期の特徴とケアのポイント
  10 麻疹
  11 水頭症
  12 ファロー四徴症
  13 心室中隔欠損症
  14 脳腫瘍
  15 神経芽腫
  16 白血病(急性リンパ性白血病・急性骨髄性白血病)
  17 免疫性血小板減少症(ITP)
  18 1型糖尿病
  19 ネフローゼ症候群
  20 発作性疾患(てんかんなど)
  21 髄膜炎
  22 尿路感染症
  23 川崎病
  24 アトピー性皮膚炎
 第3章 学童期~思春期
  25 学童期~思春期の特徴とケアのポイント
  26 マイコプラズマ感染症
  27 気管支喘息
  28 再生不良性貧血
  29 脳性麻痺
  30 骨折
  31 食物アレルギー

第2編 症状からみた小児看護過程の展開
  32 痛み
  33 発熱
  34 ショック
  35 発疹
  36 気道症状
  37 嘔吐・下痢・脱水

第3編 特殊治療における小児看護過程の展開
  38 気管切開
  39 中心静脈カテーテル
  40 骨髄移植・造血幹細胞移植
  41 小手術を受ける患児の看護

看護診断名索引
索引

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