看護の統合と実践[2]
医療安全 第3版
本書の特長
もっと見る
●本書は、専門分野で身に付けた看護技術を、専門基礎分野で学んだ知識と統合しつつ、臨床の看護現場で活用するにあたって不可欠な「安全」の視点から必ず配慮しなければならないポイントを整理するものです。
●まず看護事故の構造を学び、そうした事故を未然に防ぐための基本的な考え方が示されています。次に、その考え方に沿って注射・輸血・内服与薬・経管栄養といった診療の補助業務、転倒転落・誤嚥・異食の防止といった療養上の世話業務における事故防止の具体的な方策が整理されています。
●また、さまざまな場面でみられる患者間違い、タイムプレッシャーや途中中断といったミスを誘発しやすい状況も横断的に整理し、エラーを防ぐポイントが示されています。
●すなわち、本書を通じて、新人看護師としてすぐに求められる医療安全の具体的な知識を、系統的に理解することができます。
● 『医療安全ワークブック 第3版』 を副教材として併用することで、各専門科目を学ぶ中では学生に意識されにくいものの、知らないと臨床では重大な結果を招きかねない必須知識の定着を促します。
*「系統看護学講座/系看」は株式会社医学書院の登録商標です。
- 販売終了
更新情報
-
更新情報はありません。
お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。
- 序文
- 目次
序文
開く
はしがき
第3版に寄せて
医療事故が社会問題化するきっかけになった,1999年のY大学病院手術患者取り違え事故から15年がたちます。この大事故は,本書を手にされる看護学生の多くがまだ小学校にもあがっていない頃のことですが,当時すでに医療現場で働いていた看護師には忘れられない衝撃的なできごとでした。この年以来,厚生労働省,医療職能団体,学会,教育機関,医療関係企業,そして医療機関のそれぞれで,医療安全への取り組みが始まりました。本書の初版は,この事故の直後に厚生省(当時)の補助金により全国規模で収集した看護師のヒヤリ・ハット報告1万事例の知見をもとに,まさに“貴重な体験を共有して学ぶ”ために2005年に出版されました。その初版から9年,念願の第3版を発行することができました。この間,多くの看護教育機関で医療安全教育に活用いただいてきたことに,著者として感謝しております。
本書の特徴は,総論として多様な看護事故を分類し,看護事故防止の考え方を明確にした点,各論として重要な診療の補助および療養上の世話ごとに,実際のヒヤリ・ハット事例から発生状況を整理した点です。ただ,これまではどうしても文字が多くならざるをえませんでした。そこでこの第3版では,本文の理解が進みやすいように,図や表をわかりやすく見やすいものに一新しました。写真やイラストも随所に盛り込み,想像力をはたらかせやすいようにしました。
また,全体にわたって文章をわかりやすく修正することを心がけるとともに,第2章から第4章の看護事故防止の各論において,最近の事故事例をもとにした内容を盛り込みました。第6章の「医療安全とコミュニケーション」にも,事故の未然発見という視点からコミュニケーションについて加筆をしました。そして,第7章の「組織的な安全管理体制への取り組みとわが国の医療安全対策の展望」では,いよいよ実現に向かう民間第三者機関による医療事故調査制度について加筆しています。
今日,急速に高齢化が進むわが国において,保健・医療・福祉の現場で看護師に求められる役割,寄せられる期待はますます大きくなっています。とくに急性期医療を担う病院においては,看護師は医療行為と看護ケアの“提供者”としてだけではなく,患者の最前線で継続的に患者の病態を見まもる“観察者”として,チーム医療の要に立っています。チーム医療の要において安全で良質な看護を提供するためには,診療の補助や看護ケアを人体の解剖や機能,および患者の病態に関する知識と結び付けて実施することが必須です。本書の看護事故防止の各論は,一貫してそうした観点をもって記述したつもりです。
第3版もまた,より多くの方々の医療安全学習に役立てていただければ幸いです。
2014年2月
著者
第3版に寄せて
医療事故が社会問題化するきっかけになった,1999年のY大学病院手術患者取り違え事故から15年がたちます。この大事故は,本書を手にされる看護学生の多くがまだ小学校にもあがっていない頃のことですが,当時すでに医療現場で働いていた看護師には忘れられない衝撃的なできごとでした。この年以来,厚生労働省,医療職能団体,学会,教育機関,医療関係企業,そして医療機関のそれぞれで,医療安全への取り組みが始まりました。本書の初版は,この事故の直後に厚生省(当時)の補助金により全国規模で収集した看護師のヒヤリ・ハット報告1万事例の知見をもとに,まさに“貴重な体験を共有して学ぶ”ために2005年に出版されました。その初版から9年,念願の第3版を発行することができました。この間,多くの看護教育機関で医療安全教育に活用いただいてきたことに,著者として感謝しております。
本書の特徴は,総論として多様な看護事故を分類し,看護事故防止の考え方を明確にした点,各論として重要な診療の補助および療養上の世話ごとに,実際のヒヤリ・ハット事例から発生状況を整理した点です。ただ,これまではどうしても文字が多くならざるをえませんでした。そこでこの第3版では,本文の理解が進みやすいように,図や表をわかりやすく見やすいものに一新しました。写真やイラストも随所に盛り込み,想像力をはたらかせやすいようにしました。
また,全体にわたって文章をわかりやすく修正することを心がけるとともに,第2章から第4章の看護事故防止の各論において,最近の事故事例をもとにした内容を盛り込みました。第6章の「医療安全とコミュニケーション」にも,事故の未然発見という視点からコミュニケーションについて加筆をしました。そして,第7章の「組織的な安全管理体制への取り組みとわが国の医療安全対策の展望」では,いよいよ実現に向かう民間第三者機関による医療事故調査制度について加筆しています。
今日,急速に高齢化が進むわが国において,保健・医療・福祉の現場で看護師に求められる役割,寄せられる期待はますます大きくなっています。とくに急性期医療を担う病院においては,看護師は医療行為と看護ケアの“提供者”としてだけではなく,患者の最前線で継続的に患者の病態を見まもる“観察者”として,チーム医療の要に立っています。チーム医療の要において安全で良質な看護を提供するためには,診療の補助や看護ケアを人体の解剖や機能,および患者の病態に関する知識と結び付けて実施することが必須です。本書の看護事故防止の各論は,一貫してそうした観点をもって記述したつもりです。
第3版もまた,より多くの方々の医療安全学習に役立てていただければ幸いです。
2014年2月
著者
目次
開く
序章 医療安全を学ぶことのたいせつさ
A 人はなぜ間違いをおかすのか
B 意識状態の変動と医療安全を学ぶことの意義
C 人間の3つの行動モデルと医療安全を学ぶことの意義
D 医療職を選ぶことの重さと安全努力の責務
第1章 事故防止の考え方を学ぶ
A 医療事故と看護業務
1 医療事故とは
2 医療行為との関連の有無で2群に分かれる医療事故
3 事故の視点で看護業務を理解する
B 看護事故の構造
1 看護事故の構造
2 2種5群の看護事故における事故防止の視点の違い
C 看護事故防止の考え方
1 「してはならないことをしない」
-間違いによる事故を防ぐ3ステップ
2 「するべきことをする」ために
-危険の予測(評価)に基づく事故防止の2ステップ
3 事故発生後の患者の傷害拡大の防止
第2章 診療の補助の事故防止(I) 患者に投与する業務における事故防止
A 業務特性からみた患者に投与する業務の事故防止(総論)
1 業務のフェーズからみた事故防止の2つの視点-事故防止の‘座標軸’
2 事故防止の視点からみた直列連携業務の特性
3 危険のレベルによって2群に分かれる業務
B 注射業務と事故防止
1 事故の視点から注射業務の形態と特性を理解する
2 注射業務では間違いがなぜ多く,間違うとなぜ重大事故にいたるのか?
3 注射事故の防止
4 注射事故防止のために求められる知識と技術
5 重大事故を防止するために-看護業務の視点で注射薬の危険を知っておく
C 注射業務に用いる機器(輸液ポンプ・シリンジポンプ関連)での事故防止
1 輸液ポンプ・シリンジポンプの構造と機能
2 ポンプ関連の2種の事故と防止の考え方
3 操作間違いによる事故の防止
4 ポンプ注入の危険性に対する事故防止
D 輸血業務と事故防止
1 ABO血液型不適合輸血はなぜおきるのか?
2 ABO 血液型不適合輸血事故の防止
3 輸血業務での間違いを重大事故につなげないために-早期発見の重要性
4 輸血事故防止のために必要な知識・技術
5 ABO血液型不適合輸血以外の輸血業務上の問題
E 内服与薬業務と事故防止
1 事故の視点からみた内服与薬業務の特性
-注射業務との違いから理解する
2 内服与薬事故の防止
3 間違いを事故につなげないために-重大な間違いをおかさない
4 内服与薬事故防止のために必要な知識・技術
F 経管栄養(注入)業務と事故防止
1 事故の視点から経管栄養(注入)業務の特性を理解する
2 看護業務の視点から経管栄養(注入)業務の危険を知る
3 間違いを事故につなげないために-重大な間違いをおかさない
4 経管栄養(注入)事故防止のために求められる知識と技術
第3章 診療の補助の事故防止(II)
継続中の危険な医療行為の観察・管理における事故防止
A チューブ管理と事故防止
1 チューブ留置の目的とチューブ管理における看護の役割
2 チューブ管理における事故防止の視点
3 チューブ管理における事故防止-主要なチューブの危険を知る
4 チューブトラブルを事故につなげないために
5 急性の生命リスクのある患者の
せん妄によるチューブ自己抜去防止対策としての‘抑制’
6 チューブ管理における事故防止のために必要な知識・技術
第4章 療養上の世話の事故防止
A 療養上の世話における2群の事故のとらえ方と防止(総論)
1 療養上の世話における2群の事故の発生要因と事故防止の2つの視点
2 療養上の世話の事故防止の考え方
B 転倒・転落事故防止
1 転倒・転落を理解する-転倒・転落の発生構造
2 転倒・転落事故防止の考え方
3 易転倒性にかかわる患者要因
4 看護師の介入下での転倒・転落の防止【ステップ1】
5 観察下での台への昇降時の転倒・転落の発生状況
6 自力行動中の転倒・転落の防止【ステップ1】
7 2群における転倒・転落による傷害防止【ステップ2】
8 骨折や硬膜下血腫を見逃さない-事故後の傷害拡大防止
C 誤嚥事故防止
1 誤嚥事故防止の考え方
2 誤嚥の防止【ステップ1】
3 窒息,誤嚥性肺炎の防止【ステップ2】
4 高齢患者の誤嚥性肺炎の見逃し防止
D 異食事故防止
1 異食事故防止の考え方
2 異食の防止【ステップ1】
3 異食による傷害の防止【ステップ2】と傷害拡大の防止
E 入浴中の事故防止
1 入浴中の事故防止の考え方
2 入浴中の‘事象’の発生防止【ステップ1】
3 入浴中の‘事象’による傷害の防止【ステップ2】と傷害拡大の防止
第5章 業務領域をこえて共通する間違いと発生要因
A 業務領域をこえて共通する患者間違い
1 さまざまな業務における患者間違い
2 患者間違いのおもな要因と防止
B 間違いを誘発するタイムプレッシャーと途中中断
1 間違いを誘発するさまざまなプレッシャー状況
2 タイムプレッシャー
3 業務途中の中断
C 新人特有の危険な思い込みと行動パターン
1 印象的な記憶による強い思い込みで,短絡的に実行
2 不慣れな技術への不安は大,しかし知識不足への不安はきわめて小
3 業務の遂行を優先し,つじつま合わせ的解決の思考で行動
4 異なる業務の同時発生で,不慣れな業務に注意を奪われる
第6章 医療安全とコミュニケーション
A 不正確・不十分なコミュニケーションは事故の重要要因
1 医療チームにおけるコミュニケーションとは?
2 医療チームにおける必要・十分なコミュニケーションのむずかしさ
B 事故防止のための医療職間のコミュニケーション
1 看護師はチームコミュニケーションの要
2 文字情報はチーム間の重要な情報伝達・共有ツール
C 医療事故防止のための患者とのコミュニケーション
1 診療の補助における患者とのコミュニケーション
2 療養上の世話における患者とのコミュニケーション
D 事故の未然防止上重要なコミュニケーション
第7章 組織的な安全管理体制への取り組みとわが国の医療安全対策の展望
A 組織としての医療安全対策
1 組織的な医療安全管理の考え方
2 組織的な医療安全管理の土台としての安全文化の醸成
3 組織的な医療安全管理体制の概要
4 組織的な医療安全活動へ積極的に参加するために
B システムとしての事故防止の具体例
1 患者間違いを防止するシステム改善の例
2 療養上の世話の事故を防止するシステム改善の例
3 診療の補助の事故を防止するシステム改善の例
C 国の医療安全対策
1 医療安全対策検討会議の設置
2 医療安全対策検討会議の報告を受けて
3 より安全で良質な医療の提供に向けた近年の取り組み
参考文献
研究報告書
索引
A 人はなぜ間違いをおかすのか
B 意識状態の変動と医療安全を学ぶことの意義
C 人間の3つの行動モデルと医療安全を学ぶことの意義
D 医療職を選ぶことの重さと安全努力の責務
第1章 事故防止の考え方を学ぶ
A 医療事故と看護業務
1 医療事故とは
2 医療行為との関連の有無で2群に分かれる医療事故
3 事故の視点で看護業務を理解する
B 看護事故の構造
1 看護事故の構造
2 2種5群の看護事故における事故防止の視点の違い
C 看護事故防止の考え方
1 「してはならないことをしない」
-間違いによる事故を防ぐ3ステップ
2 「するべきことをする」ために
-危険の予測(評価)に基づく事故防止の2ステップ
3 事故発生後の患者の傷害拡大の防止
第2章 診療の補助の事故防止(I) 患者に投与する業務における事故防止
A 業務特性からみた患者に投与する業務の事故防止(総論)
1 業務のフェーズからみた事故防止の2つの視点-事故防止の‘座標軸’
2 事故防止の視点からみた直列連携業務の特性
3 危険のレベルによって2群に分かれる業務
B 注射業務と事故防止
1 事故の視点から注射業務の形態と特性を理解する
2 注射業務では間違いがなぜ多く,間違うとなぜ重大事故にいたるのか?
3 注射事故の防止
4 注射事故防止のために求められる知識と技術
5 重大事故を防止するために-看護業務の視点で注射薬の危険を知っておく
C 注射業務に用いる機器(輸液ポンプ・シリンジポンプ関連)での事故防止
1 輸液ポンプ・シリンジポンプの構造と機能
2 ポンプ関連の2種の事故と防止の考え方
3 操作間違いによる事故の防止
4 ポンプ注入の危険性に対する事故防止
D 輸血業務と事故防止
1 ABO血液型不適合輸血はなぜおきるのか?
2 ABO 血液型不適合輸血事故の防止
3 輸血業務での間違いを重大事故につなげないために-早期発見の重要性
4 輸血事故防止のために必要な知識・技術
5 ABO血液型不適合輸血以外の輸血業務上の問題
E 内服与薬業務と事故防止
1 事故の視点からみた内服与薬業務の特性
-注射業務との違いから理解する
2 内服与薬事故の防止
3 間違いを事故につなげないために-重大な間違いをおかさない
4 内服与薬事故防止のために必要な知識・技術
F 経管栄養(注入)業務と事故防止
1 事故の視点から経管栄養(注入)業務の特性を理解する
2 看護業務の視点から経管栄養(注入)業務の危険を知る
3 間違いを事故につなげないために-重大な間違いをおかさない
4 経管栄養(注入)事故防止のために求められる知識と技術
第3章 診療の補助の事故防止(II)
継続中の危険な医療行為の観察・管理における事故防止
A チューブ管理と事故防止
1 チューブ留置の目的とチューブ管理における看護の役割
2 チューブ管理における事故防止の視点
3 チューブ管理における事故防止-主要なチューブの危険を知る
4 チューブトラブルを事故につなげないために
5 急性の生命リスクのある患者の
せん妄によるチューブ自己抜去防止対策としての‘抑制’
6 チューブ管理における事故防止のために必要な知識・技術
第4章 療養上の世話の事故防止
A 療養上の世話における2群の事故のとらえ方と防止(総論)
1 療養上の世話における2群の事故の発生要因と事故防止の2つの視点
2 療養上の世話の事故防止の考え方
B 転倒・転落事故防止
1 転倒・転落を理解する-転倒・転落の発生構造
2 転倒・転落事故防止の考え方
3 易転倒性にかかわる患者要因
4 看護師の介入下での転倒・転落の防止【ステップ1】
5 観察下での台への昇降時の転倒・転落の発生状況
6 自力行動中の転倒・転落の防止【ステップ1】
7 2群における転倒・転落による傷害防止【ステップ2】
8 骨折や硬膜下血腫を見逃さない-事故後の傷害拡大防止
C 誤嚥事故防止
1 誤嚥事故防止の考え方
2 誤嚥の防止【ステップ1】
3 窒息,誤嚥性肺炎の防止【ステップ2】
4 高齢患者の誤嚥性肺炎の見逃し防止
D 異食事故防止
1 異食事故防止の考え方
2 異食の防止【ステップ1】
3 異食による傷害の防止【ステップ2】と傷害拡大の防止
E 入浴中の事故防止
1 入浴中の事故防止の考え方
2 入浴中の‘事象’の発生防止【ステップ1】
3 入浴中の‘事象’による傷害の防止【ステップ2】と傷害拡大の防止
第5章 業務領域をこえて共通する間違いと発生要因
A 業務領域をこえて共通する患者間違い
1 さまざまな業務における患者間違い
2 患者間違いのおもな要因と防止
B 間違いを誘発するタイムプレッシャーと途中中断
1 間違いを誘発するさまざまなプレッシャー状況
2 タイムプレッシャー
3 業務途中の中断
C 新人特有の危険な思い込みと行動パターン
1 印象的な記憶による強い思い込みで,短絡的に実行
2 不慣れな技術への不安は大,しかし知識不足への不安はきわめて小
3 業務の遂行を優先し,つじつま合わせ的解決の思考で行動
4 異なる業務の同時発生で,不慣れな業務に注意を奪われる
第6章 医療安全とコミュニケーション
A 不正確・不十分なコミュニケーションは事故の重要要因
1 医療チームにおけるコミュニケーションとは?
2 医療チームにおける必要・十分なコミュニケーションのむずかしさ
B 事故防止のための医療職間のコミュニケーション
1 看護師はチームコミュニケーションの要
2 文字情報はチーム間の重要な情報伝達・共有ツール
C 医療事故防止のための患者とのコミュニケーション
1 診療の補助における患者とのコミュニケーション
2 療養上の世話における患者とのコミュニケーション
D 事故の未然防止上重要なコミュニケーション
第7章 組織的な安全管理体制への取り組みとわが国の医療安全対策の展望
A 組織としての医療安全対策
1 組織的な医療安全管理の考え方
2 組織的な医療安全管理の土台としての安全文化の醸成
3 組織的な医療安全管理体制の概要
4 組織的な医療安全活動へ積極的に参加するために
B システムとしての事故防止の具体例
1 患者間違いを防止するシステム改善の例
2 療養上の世話の事故を防止するシステム改善の例
3 診療の補助の事故を防止するシステム改善の例
C 国の医療安全対策
1 医療安全対策検討会議の設置
2 医療安全対策検討会議の報告を受けて
3 より安全で良質な医療の提供に向けた近年の取り組み
参考文献
研究報告書
索引
更新情報
-
更新情報はありません。
お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。