医学界新聞

Nursing Information (学会・研究会情報)


●聖ヨハネホスピスケア研究所
 看護婦研修(4週間コース)募集 開始=本年5月より

 聖ヨハネホスピスケア研究所(山崎章郎所長,本紙2274号参照)では,本年5月よりホスピスナース養成のための「看護婦研修(4週間コース)」を下記の内容にて開始する。これに伴い,同研究所では研修者を募集する。
・研修のねらい:ホスピスケア(緩和ケア)について実際のケアを通して学び,ホスピス,緩和ケア病棟の中心看護婦として実践できる能力を身につける
・参加条件:ホスピスや緩和ケア病棟で働いているか,将来ホスピスや緩和ケア病棟を持とうとしている施設の看護婦
・受講規定:(1)所属施設を通しての申し込み(原則として個人の申し込みは受け付けない),(2)定員(当分の間)1コース1名(年間20名),(3)研修費16万円
・スケジュール
〔1週目〕ボランティア体験実習(含講義)
〔2週目〕3日間=看護助手体験実習
     2日間=集中講義
〔3~4週目〕看護婦実習(含講義)
・研修内容
〔講義〕ホスピスの理念,コーディネーターの役割,家族・遺族ケア,症状トントロール等8テーマ
〔臨床実習〕ボランティア,看護助手,看護婦について1対1の研修を受ける
・応募方法,他:ホスピスケア研究所に直接問い合わせる。なお,研修終了後に「修了証書」が授与される
・問合せ先:〒184-0005 小金井市桜町1-2-20 聖ヨハネホスピスケア研究所
 TEL(0423)80-7820/FAX(0423)80-7826

●第16回日本小児心身医学会
 演題募集中 締切=2月末日

 第16回日本小児心身医学会が,木下敏子会長(佼成病院)のもと,きたる8月21-22日の両日,東京・中野区のセレニティホールで開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
・プログラム
〔会長講演〕子どもの病気と家族
〔公開シンポジウム〕いじめ
※一般講演の中に,看護のセッションを設けるため,看護婦からの発表を歓迎する
・事務局:〒164-8617 東京都中野区弥生町5-25-15 佼成病院小児科
 TEL(03)3383-1281/FAX(03)3382-8972

●SHARE(シェア)
 カンボジア看護職スタッフ募集 締切=3月2日

 SHARE(シェア:国際保健協力市民の会)では,カンボジアの農村地域で,現地の病院・診療所のスタッフと協力して妊婦検診・産間調節,村での保健教育やトイレづくりなどの活動を行なってきているが,5月からカンボジアの新しい地域での活動を開始する。これに伴い地域の人々と触れ合いながら働く看護職を募集している。
・職種:保健婦,助産婦,看護婦(いずれか1名)
・勤務期間:5月頃から2年間以上を希望
・応募条件:(1)実務経験3年以上(海外での経験があればなお良),(2)異文化への適応力,協調性がある,(3)英語で意思の疎通ができる,(4)カンボジア語を学ぶ意志がある,(5)定期的な活動報告書を作成できる
・締切:3月2日
・問合せ先:〒112-0004 東京都文京区後楽2-20-18 掛川ビル101 シェア(本橋)
 TEL(03)5800-4778/FAX(03)5800-4779
 E-mail:QWM00507@niftyserve.or.jp

●白井幸子の看護にいかす交流分析
 開催案内 3月6-7日/横浜市

 神奈川県予防医学協会健康教育センターが主催する,「白井幸子の看護にいかす交流分析」が,きたる3月6-7日の両日,横浜市の大倉山記念館で開催される。
・プログラム:(1)交流分析とカウンセリング(交流分析の基礎理論,人生脚本,他),(2)医療現場にいかすカウンセリング(末期医療にいかす交流分析,ケーススタディ)
〔講師〕白井幸子(国療多摩全生園カウンセラー・臨床心理士)
・対象:医療従事者20-30名,カウンセリングに興味のある人
・参加費:20,000円
・問合せ先:〒231-0021 横浜市中区日本大通58(日本大通ビル) (財)神奈川県予防医学協会健康教育センター
 TEL(045)641-8505

●公開シンポジウム
 在宅人工呼吸療法の現状と課題 開催案内 3月7日/東京

 日本難病看護学会が主催する,「在宅人工呼吸療法の現状と課題-フランスのシステムから学ぶ」が,きたる3月7日に,東京・神田のパンセホールで開催される。
・プログラム
〔基調講演〕フランスにおけるANTADIRシステムの実際(Respironics Europe Susan Sortor Leger)
〔討論会〕在宅人工呼吸療法-フランスのシステムと日本の現状・課題(司会=東医歯大教授 川村佐和子)
・参加費:2,000円(学生無料)
・申込み方法:氏名,所属,職種,連絡先を明記し,FAXにて下記へ連絡する
・申込み先:〒271-0066 松戸市吉井町6-10 (株)日本プランニングセンター
 TEL(047)361-5141/FAX(047)361-0931

●第23回全国助産婦教育協議会研修会
 参加者募集中 締切=3月7日

 第23回全国助産婦教育協議会研修会が,木村好秀研修会委員長(三楽病院附属助産婦学院長)のもと,きたる3月17-18日の両日,東京・港区のコクヨホールで開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。詳細は下記へ問合せのこと。
・プログラム
〔講演〕(1)セックスレスの実態とその背景(主婦会館クリニック所長 奈良林祥),(2)小児虐待の実態(横浜市港北区保健所長 松井一郎),他
〔シンポジウム〕(1)育児支援の現状(座長=群馬大教授 今関節子,他),(2)産科救急を考える(座長=木村好秀,他)
・定員:300名
・申込み先:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-5 三楽病院附属助産婦学院
 TEL(03)3292-3981(内2313)

●第12回日本助産学会
 開催案内 3月20-21日/東京

 第12回日本助産学会が,きたる3月20-21日の両日,平澤美恵子会長(日赤看護大教授)のもと,東京・千代田区のシェーンバッハサボーで開催される。
・プログラム
〔会長講演〕助産婦に期待される専門能力と教育のあり方(平澤美恵子)
〔特別講演〕実践の中で変革を起こすには(上智大 猪口邦子)
〔シンポジウム〕助産業務の自律をめざして(座長=川崎市立看護短大教授 青木康子,東医歯大教授 松岡恵)
・参加費:会員9,000円,非会員10,000円,学生(大学院生を除く)4,000円
・事務局:〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-1-3 日本赤十字看護大学
 TEL&FAX(03)3409-5486

●第3回小児ストーマセミナー
 参加者募集中 締切=4月10日

 第12回日本小児ストーマ研究会(および日本小児ストーマ研究会学術委員会が主催する,第3回小児ストーマセミナーが,きたる5月7-8日の両日,千葉市の千葉県医療センターで開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
・講習内容:小児ストーマリハビリテーションの基本,ストーマの造設,合併症とその対策,ストーマ用品の概説など
・受講対象:(1)日本小児ストーマ研究会員(当日入会可),(2)小児医療に関与している医師,看護婦,保健婦
・定員:100名
・締切:4月10日
・参加費:8,000円,学生2,000円
・問合せ先:〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8 東京慈恵会医科大学外科学第1
 TEL(03)3422-1111/FAX(03)5472-4140

●ライフプランニングセンター
 テレコミュニケーションナース
 養成コース受講者募集中

 ライフプランニングセンターでは,21世紀の専門ナースの新しい職域としてテレコミュニケーションナーススペシャリスト(TNS)の養成を開始。「ナースによる患者・家族への電話相談技法」のコース(初級,中級,上級)を企画している。
 対象は,臨床経験5年以上の病院・訪問看護ステーション・企業・健保組合勤務の看護婦,看護教育者,看護大学院生など,向学心旺盛な意欲ある看護婦。詳しくは下記まで問合せのこと。
・申込み・問合せ先:〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館5F (財)ライフプランニングセンター
 TEL(03)3265-1907

●講演会「ナースのキャリアアップ」
 パトリシア・ベナー&南裕子
 開催案内 7月/東京,8月/大阪

 国際医学・看護学会議センターフォーラムインターナショナルでは,看護理論家として名高いパトリシア・ベナー氏(米・UCSF教授)を迎え,また日本からは南裕子氏(兵庫県立看護大学長)を講師に「ナースのキャリアアップ-看護婦の実践能力向上の理論と実践」をテーマとする講演会を,下記のとおり開催する。なお詳細は下記へ問合せのこと。
・東京会場〔幕張メッセ国際会議場〕
〔開催日〕7月30-31日
〔募集人員〕700名
・大阪会場〔松下IMPホール〕
〔開催日〕8月1-2日
〔募集人員〕500名
・参加費:18,900円(共通)
・問合せ先:〒108-0014 東京都港区芝5-29-22 ライオンズマンション308 国際医学・看護学会議センターフォーラムインターナショナル
 TEL(03)3457-7716/FAX(03)3457-7723