訪問看護と介護 Vol.26 No.7
2021年 07月号

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入院関連機能障害は高齢者の約30%に生じると言われています。とくに要介護の高齢者の場合、入院を契機に生活のありようが変わってしまう人も少なくありません。そこで重要になるのが、退院直後の早い段階からの「機能回復を目指したケア」です。

中でも重要なのが、積極的な栄養ケア、口腔・摂食嚥下機能ケア、日中の離床(ギャッジアップ)、そして社会へと目を向けてもらう声掛けです。これらの実現には、明確な方針を共有した在宅多職種チームによる力強いサポートが欠かせません。

本特集では、退院直後の「2週間」にフォーカスし、その期間に欠かせないケアの具体に迫ります。

ISSN 1341-7045
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

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■総論  介入効果が最も高い時期を逃さない
退院直後の「2週間」で私たちがすべきこと
佐々木淳

■「2週間」に向けた基礎知識①  リハ栄養、リハ薬剤
医原性サルコペニア・医原性フレイルはなぜ起こるのか、その対処は?
若林秀隆

■「2週間」に向けた基礎知識②  口腔・摂食嚥下機能ケア
禁食後の摂食嚥下障害をいかに防ぐか
前田圭介

■事例①  多職種連携を活かした戦略的ケア
「先を見据えた栄養増量」と離床、口腔ケア
増田翼

■事例②  ゴールを明確にした短期集中型ケア
退院直後こそ「社会とのつながり」を最優先する
勝見愛子/川田尚吾


■特別記事
在宅におけるICTを利用した死亡確認時の看護プロトコール
尾﨑章子


●スペシャリストの現場思考・1 
在宅看護
岩本大希

●まちケアプロジェクト探訪記・3
持続可能で健康な地域は「集いの場+訪問看護」から!?
ご近所カフェ みんなのたまり場とビュートゾルフ柏
堀田聰子/西上ありさ/密山要用

●在宅ケア もっとやさしく,もっと自由に!・142 
最後の11日間の意味
秋山正子

●在宅療養生活支援の見える化の試行・2   
法制度から訪問看護を見える化する
川村佐和子/酒井美絵子/蒔田寛子/尾﨑章子/中野康子

●訪問看護師のための判断力トレーニング・7
Step⑥多職種とともに導く最善解 その1
清水奈穂美

●往復郵便・4 
においの物語
榊原千秋/頭木弘樹

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