訪問看護と介護 Vol.26 No.4
2021年 04月号

もっと見る

「倫理的」な看護はいかに実践できるか

本人の希望や家族の願い、医学的適応、さらには自分の看護観―。
考慮すべきことが重層的に、
複雑に絡み合っているのが訪問看護の現場です。

だからこそ、そこには「倫理的課題」が生じます。
現場の実践者には、それがいかに霧がかった悩ましい状況であったとしても、
目を凝らし、一歩を踏み出すことが求められます。

さまざまな思いや考え、情報をどのように受け止め、
整理し、考えていくとよいのでしょうか。
本特集では、立ち止まり、
再び歩み出すためのヒントを探ります。

ISSN 1341-7045
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

お近くの取り扱い書店を探す

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。

  • 収録内容

開く

医書.jpにて、収録内容の記事単位で購入することも可能です。
価格については医書.jpをご覧ください。

■解説
看護実践の倫理とはなんだろう――アプローチしていくための基礎知識
鶴若麻理

臨床倫理4分割表で訪問看護事例を展開する――「夫による危険な介護と繰り返される叱責から、 難病の妻を護るにはどうすればよいか」
疇地和代/鷺坂実豊子 コメント:鶴若麻理

■寄稿集
看護実践の倫理を考えるために、日常的にやっていることを教えてください。
① 宇野さつき

② 加藤希

③ 岩本大希

④ 川越博美

■新型コロナと看護実践の倫理
会わないことをやめ、今だからこそ会おうと決意したこと
藤田愛

積み上げてきたものも問い直されている
椎名美恵子


●巻頭インタビュー
刊行記念インタビュー つい語り合いたくなる『家でのこと』
高橋恵子 聞き手:横井郁子/御任充和子

●実践報告
村田理論を応用したALS療養者のスピリチュアルケア
小泉亜紀子

●往復郵便・1
「うんこをめぐる人生の物語」が聞きたい!
頭木弘樹/榊原千秋

●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・139
おかえりなさい、みっちゃん
秋山正子

●訪問看護師のための判断力トレーニング・4
Step③考えを言葉にできる力
清水奈穂美

●「みんなの認知症見立て塾」出張講義 認知症「見立て」の知「対応」の技・13(最終回) 
医学モデルと社会モデルと、認知症
内田直樹

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。

  • http://www.igs-kankan.com/