医学書院

検索
HOME雑 誌助産雑誌 > 2020年03月号

助産雑誌

2020年03月号 (通常号) ( Vol.74 No.3)
特集 助産師が活用したい,出産・育児のためのマインドフルネス

私たちは無意識にあれこれ考えて,脳を疲れさせていると言われています。私たちの意識を「今,ここ」に向けることで脳を休息させる訓練が,マインドフルネスストレス低減法です。その概念を,妊娠・出産に備える妊婦とパートナーを対象に応用したのが助産師のナンシー・バーデキー氏であり,彼女はこれをマインドフルバーシング(Mindfulness-Based Childbirth and Parenting:MBCP)プログラムとして開発しました。
妊娠・出産は予期せぬ出来事にぶつかることもありますが,それを受け止め,あるがままに迎え入れるための知恵とスキルをMBCPプログラムの中で身に付けます。そこで得られた出産のより良い体験は,育児にも反映されます。特集では,助産師を通して多くの妊婦さんに知ってもらいたいMBCPプログラムの基本をご紹介します。

■妊娠・出産のためのマインドフルネス
戸部 浩美/丹家 歩/ナンシー バーデキー/室 謙二
■マインドフルネスを実践するための8つの基本的な態度
MBCPプログラム資料より抜粋
戸部 浩美/ナンシー バーデキー/室 謙二
■[コラム]
マインドフルネスを用いた心の出産準備プログラム
 「マインドフルバーシング体験会」実践報告
丹家 歩
■マインドフルバーシング3-dayワークショップ開催報告
戸部 浩美/丹家 歩/ナンシー バーデキー/エルネド ゴールド
■[コラム]
キーワードは,好奇心と思いやり
 マインドフルネス最初の一歩
戸部 浩美/丹家 歩
■[コラム]
オックスフォード大学病院におけるMBCP導入の経緯
 シャーン・ウォリナー氏へのインタビュー
戸部 浩美
■マインドフルバーシング 日本での今後の展開
戸部 浩美/丹家 歩


■特別企画
「医療の質指標」(QI)を用いたケア改善の取り組み 低リスク出産の事例から
低リスク妊婦を対象にした「医療の質指標」を用いたケア改善の取り組み
 医療の質指標を使って評価することの大切さを考える
上田 佳世/五十嵐 稔子/中山 健夫
院内助産での医療の質指標(QI:Quality Indicator)の活用
 入院中の完全母乳育児の結果から見えたもの
松村 広恵
医療改善に役立つ組織評価の紹介
佐々木 八十子


●続・いのちをつなぐひとたち[15]
山下百子さん&山下 翼さん

●宝物,教えてください[49]
我が家の愛犬,大地くん
米山 万里枝
●地域助産師&施設助産師&保健師がつながれば笑顔が広がる
 「助助っぽ連携」を始めよう![12・最終回]
助助っぽ連携に向けて行動しよう
今村 理恵子
●未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場[59]
鹿児島大学大学院保健学研究科 博士前期課程 助産学コース

●りれー随筆[422]
弟と,音楽と,私,そして相方
山本 幸子

商品写真
定価 1,650円
(本体1,500円+税10%)