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治療薬マニュアル 2016


監修:高久 史麿/矢崎 義雄
編集:北原 光夫/上野 文昭/越前 宏俊

  • 判型 B6
  • 頁 2752
  • 発行 2016年01月
  • 定価 5,400円 (本体5,000円+税8%)
  • ISBN978-4-260-02407-5
添付文書を網羅。圧倒的な量の情報を、書籍・電子の両者で提供
ハンディサイズで「使用上の注意」をカバーした唯一の治療薬年鑑。
収録薬剤数は約2,300成分・18,000品目。2015年に収載された新薬を含むほぼすべての医薬品情報を収載。
添付文書に記載された情報を分かりやすく整理し、各領域の専門医による臨床解説を追加。
各薬剤の使用目的や使用法、化学構造式、適応外使用など、臨床解説が充実。
医薬品レファレンスブックとして、医師・薬剤師・看護師ほかすべての医療職必携の1冊。

● 購入特典・電子版付!
 『今日の治療指針 2016年版』 (デスク判ポケット判) とのセット購入により、電子版で2冊がリンク

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*「治療薬マニュアル」は株式会社医学書院の登録商標です。
序 文
2016年版の序

 一時期の抗生物質開発ブームの後を追い多数のニューキノロン抗菌薬が出現したことによって,市中肺炎・尿路感染症・細菌性腸炎の治療が容易になった.また抗凝固薬では直接トロンビン阻害薬と第Xa因子阻害薬が開発された.従来の抗凝固薬であるワルファリンに比べ,これらの薬剤...
2016年版の序

 一時期の抗生物質開発ブームの後を追い多数のニューキノロン抗菌薬が出現したことによって,市中肺炎・尿路感染症・細菌性腸炎の治療が容易になった.また抗凝固薬では直接トロンビン阻害薬と第Xa因子阻害薬が開発された.従来の抗凝固薬であるワルファリンに比べ,これらの薬剤は血液検査の必要がなく,相互作用も少ないという利点があり,使用する側にとっては大変な朗報となっている.さらに分子標的薬を中心とした抗悪性腫瘍薬も次々と登場してきている.専門家でさえも,記憶してゆくのに遅れをとるような最近の状況であるが,本書「治療薬マニュアル」はこのような治療薬の進歩に沿って毎年発行されてきた.
 1990年に初版が発刊された本書は26年を経て,わが国で使用される薬剤すべてを網羅し,その膨大な情報を有するマニュアルとして変身してきた.しかし,その膨大さゆえに,目的の情報の検索に一定の時間を要し,また携帯性という点では初版に比べると厚くなり,読者によっては文字が小さいなど不都合を感じる方もいたと思う.これらの問題点を解決するために,本書購入者全員に特典として電子版をご覧いただけるように,2015年版よりそのサービスを開始している.2016年版では,ページの都合から今まで書籍に掲載できなかった化学構造式も電子上ですべて表示できるように改良を進めた.
 最近の国内外での書籍の電子化の流れを受けて,医学書院でもすでに「治療薬マニュアル」「今日の治療指針」「医学大辞典」などの電子化が進んでいる.現場の第一線で活躍する若手の方々がパソコン・スマートフォン・タブレットなどを駆使して活用してくださると編集に携わった者にとっては大きな喜びである.
 2016年版では電子版のほか,「重要薬+重要処方」の別冊付録もお届けする.この小冊子はまさにポケットに収まるサイズで,臨床の場において活用していただけるものである.
 毎年「臨床解説」の充実を執筆者の先生方にお願いしているが,2016年版では「検査が必要となる副作用」について言及するように情報の拡充を試みた.また,徐々に増えてきているワクチンについても接種時期に混乱をきたさないように「ワクチンの接種時期一覧表」を新たに追加した.
 本書には,わが国で使用されている薬はジェネリックも含めてもれなく掲載され,薬効別の各章にはご存じのように臨床的な解説も用意されている.膨大とはいえ使いやすさを追求していることがこのマニュアルの特徴となっている.このような特徴を維持できるのは執筆者の先生方のおかげであり,心より感謝したい.充実の「治療薬マニュアル2016」が送り出せることを嬉しく思う.

 2015年11月
 北原光夫
目 次
薬物療法の基本的注意
図解 薬理作用
添付文書情報と臨床解説
 01 解熱・鎮痛・抗炎症薬
 02 抗リウマチ薬
 03 催眠・鎮静薬
 04 抗不安薬
 05 抗精神病薬
 06 抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬
 07 抗てんかん薬
 08 パーキンソン病/症候群治療薬
 09 脳循環代謝改善薬
 10 筋弛緩薬
 11 自律神経系作用薬
 12 抗めまい薬
 13 片頭痛治療薬
 14 その他の神経系用薬
 15 強心薬
 16 抗狭心症薬
 17 β遮断薬
 18 Ca拮抗薬
 19 抗不整脈薬
 20 利尿薬
 21 降圧薬
 22 その他の循環器用薬
 23 アレルギー治療薬
 24 気管支拡張薬・喘息治療薬
 25 鎮咳薬
 26 去痰薬
 27 その他の呼吸器用薬
 28 消化性潰瘍治療薬
 29 健胃・消化薬
 30 下剤
 31 止痢・整腸薬
 32 その他の消化器用薬
 33 痛風・高尿酸血症治療薬
 34 脂質異常症用薬
 35 糖尿病用薬
 36 下垂体ホルモン製剤
 37 副腎皮質ホルモン製剤
 38 性ホルモン製剤
 39 その他のホルモン製剤
 40 子宮用薬
 41 骨粗鬆症・骨代謝改善薬
 42 ビタミン製剤
 43 輸液・栄養製剤
 44 電解質製剤
 45 灌流用剤
 46 解毒薬・中毒治療薬
 47 抗菌薬
 48 抗真菌薬
 49 抗ウイルス薬
 50 寄生虫・原虫用薬
 51 抗癌剤
 52 免疫抑制薬
 53 眼科用薬
 54 耳鼻咽喉科用薬
 55 口腔用薬
 56 泌尿・生殖器用薬
 57 痔治療薬
 58 皮膚用薬
 59 血液製剤類
 60 造血と血液凝固関係製剤
 61 ワクチン・トキソイド
 62 麻薬
 63 麻酔薬
 64 生活改善薬
 65 その他の治療薬
 66 検査・診断用薬
 67 造影剤
 68 放射性医薬品
 69 消毒剤
 70 歯科用薬
 71 漢方薬
新薬
付録
 重大な有害反応(副作用)の症状と,原因となる代表的な医薬品
 医療用医薬品添付文書および添付文書情報の見方
 医薬品添付文書以外の重要な医薬品情報源とその見方
 後発医薬品に関する情報と選択の留意点
 ハイリスク薬投与患者の薬学的管理指導
 処方せんの書き方
 錠剤・カプセルの粉砕・開封可否の基準
 疾患別禁忌薬・注意薬一覧
 血液製剤の使用指針(改定版)〔平成17年9月(平成24年3月一部改正)〕(要約)
 薬物血中濃度モニタリング(TDM)の対象となる薬物とその有効・中毒濃度範囲
 基本的薬物動態用語
 薬物と飲食物・嗜好品との相互作用
 名称類似によるヒヤリ・ハット事例が報告されている薬剤一覧
 薬剤の影響を受ける臨床検査一覧
 投与期間の上限が設けられている医薬品
 薬効分類番号一覧(4桁)
 製薬企業の略称及び連絡先一覧
索引