保健師ジャーナル Vol.77 No.6
2021年 06月号

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2020(令和2)年1月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最初の国内患者が発生してから1年以上が経過した。未だ感染拡大に収束が見えない中,多くの保健師が対応に従事している。そのような中,2021(令和3)1月に開催された第9回日本公衆衛生看護学会学術集会では,特別企画「新型コロナウイルス感染症対策をめぐる保健師の活動」において,4名の演者が保健所保健師としての活動を発表し,参加者と共有する貴重な機会となった。
本号ではその内容を基に,保健所における実践を報告していただく。

ISSN 1348-8333
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

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■COVID-19対策を通した地域づくりと保健師の役割
地域の医療機関等との連携・協働
斉藤富美代

■感染症対策における保健師の専門性と「人材育成」
東京都南多摩保健所のCOVID-19下での実践から
河西あかね

■COVID-19体制に伴う地域保健担当保健師のジレンマと課題
東京都多摩小平保健所の実践から
本田浩子

■福祉機関との新たな連携でCOVID-19下でのサービス停滞を防ぐ
北海道江別保健所の実践から
深津恵美


■特別記事
新型コロナウイルス感染症の感染拡大時における保健所等の体制強化
厚生労働省の取り組み
加藤典子

■FOCUS
新型コロナウイルス感染症における保健師活動調査
全国保健師長会による2020年度の調査結果と2021年度の調査予定
山田祐子,西本美和

■PHOTO、PickUp
富良野市の取り組み
「ふまねっと運動」による住民主体の健康づくり
澤田奈苗

■調査報告
児童相談所における保健師の専門性と専門職との協働の実態とあり方
児童福祉司と児童心理司への調査から
仁木敦子,杉山真理子,伊永真季,林美恵子,江口 晋,植田紀美子


●「おも★けん!」新任期でもできる!おもしろ健康教育のつくり方・12
アイスブレイクパーティ!
会場の緊張をほぐす10のワザ
一般社団法人おもしろ健康教育研究所,伊藤純子,高橋佐和子

●行動変容を導く ナッジの利いた保健活動・6
「Attractive(印象的に)」活用のためのポイント
髙橋勇太,村山洋史,竹林正樹

●あるある事例で考える 保健師のための倫理 知れば広がる個人情報利活用と学会発表・6
企業でのメタボ対策の成果を健診データを用いて発表できる?
住徳松子,鳩野洋子,松尾和枝,岡 順子,緒方文子,後藤智江,嶋津多恵子

●新・健康格差社会・2
何が心と健康を蝕むのか②
健康格差縮小のための残された課題
近藤克則

●保健活動の現場を変えるEBPH エビデンスの探し方と活用の仕方・6(最終回)
現場で使える研究方法,実装研究(Implementation Research)とは
持田恵理

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