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精神看護

2020年01月号 (通常号) ( Vol.23 No.1)
特集 患者さんと医療者の意向が異なる時のコミュニケーション技法 LEAP

 一見荒唐無稽な「妄想」であっても、患者さんにしてみればそれは「現実」であり、自分では病気ではないと思っています。
 そのため精神科の患者さんは、時として医療者側の治療提示を拒否します。
 医療者が無理矢理医療を導入しようとすると、患者さんとの間に溝が生まれ、誤解や無用な軋轢が生じて、時に物理的な衝突、暴力に発展してしまうことがあります。
特に入院時や行動制限の際にこうした衝突は発生します。
 LEAPは、精神科医療において患者さんと医療者の意向が違っている時に、両者の溝を埋めるためのコミュニケーション技術です。
傾聴、共感をベースに信頼関係を構築しながら、一致できる点を見出し、そのうえで双方にとってより良い目標を設定し、協働を目指していきます。
 すでに院内でLEAPの研修も行っているという山梨県立北病院のスタッフの方々に教えていただきます。

■精神科における交渉術の可能性
新津 勇
■《特集付録》山梨県立北病院スタッフによるLEAP解説動画

■「病気じゃないからほっといて」と言う患者さんと信頼関係を築き、治療を導入するには
八重樫 穂高


■焦点
[座談会]ロビンソン・クルーソーは無人島で誰に最初に出会うのか
 統合失調症から自閉症へ
千葉 雅也×國分 功一郎×村上 靖彦×熊谷 晋一郎×松本 卓也
■レポート
ある新聞記者のリハビリ体験記
 俺のECT
H.I.さん
■特別記事
世界一柔らかい建築
 エアートンネル(Air Tunnel)
大崎 晴地
 [Comment]この作品が治療的だとすれば、どういう意味で治療的なのか
塩飽 耕規


[新連載]
●外来看護は大事だ。ガオーーーーーー!…1
「夜勤のない楽な受付」じゃ、あ~りません。
高橋 政代
●渡邉貴史の、「なんでもつないじゃいます」コーナー…1
認知症サポート活動「RUN伴」
渡邉 貴史

[連載]
●間の間…10
リズムズムズム
伊藤 亜紗
●【発達障害当事者マンガ】私が経験している世界…4
引っ越しを決めた話
白井 風子
●精神科に入職して初めて働く時に、やったほうがいいこと、やらないほうがいいこと…5
精神科の楽しさと難しさを感じ始めているあなたへ
山下 隆之
●患者さんが「怒った」事例をアセスメントして今日からの精神科看護に活かしたい…3
ホールの椅子を蹴散らしたAさん
田辺 有理子
●MSEを穴埋め式問題で練習してみよう…9(最終回)
認知症のケース(後編)
武藤 教志、小野 悟
●栄養精神医学…12(最終回)
血糖調節障害、コレステロール欠乏、マグネシウム欠乏
奥平 智之
●編集部がすっごくオススメする映画「これ観たほうがいいですよ!」…2
『プリズン・サークル』(映画評:大嶋 栄子)

●編集部がすっごくオススメする映画「これ観たほうがいいですよ!」…3
『家族を想うとき』(映画評:太田 美由紀)

●当事者研究のスキルバンク…15
本日の研究者:木林美枝子さん
本日のスキル:いい加減式マルの先どり法
べてるの家

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定価 1,540円
(本体1,400円+税10%)