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看護管理

2020年10月号 (通常号) ( Vol.30 No.10)
特集 スタッフの自律的な成長を促す 1on1ミーティング 「経験学習」を日常化する人財育成の仕組み

週に一度,短時間,上司と部下が対話の時間を持ち,社員の内省と経験学習を促す「1on1ミーティング」。ヤフーでは「社員1人ひとりの才能と情熱を解き放つ」というテーマのもと,「1on1」を正式な人事制度として社内に導入し,6000人の社員を対象に全社で実施。人財育成と組織マネジメントの手法として成果を挙げており,現在では多くの企業が「1on1」を導入しています。上司が良質な問いを投げかけることで,部下は,経験を振り返り,課題を掘り下げて考え,自ら気づく自律型の人財に成長していきます。つまり,「1on1」とは,職場における「経験学習サイクル」を日常的に回すための仕組みなのです。また,部下とのコミュニケーションが活発になるため,組織マネジメントにも相乗的な効果をもたらします。本特集では,ヤフーで1on1ミーティングの導入を推進し,『ヤフーの1on1─部下を成長させるコミュニケーションの技法』(ダイヤモンド社)の著書もある本間浩輔氏監修のもと,1on1ミーティングの基本から看護管理者が実践する際のポイントまでを解説します。

■スタッフの自律的な成長を促す「1on1ミーティング」
「経験学習」を日常化する人財育成の仕組み
本間 浩輔
■誌上ケースで考える
“スタッフのための”1on1ミーティング
本間 浩輔
■【実践報告】札幌渓仁会リハビリテーション病院の取り組み
中間管理者のリフレクションの場として始まった1on1ミーティングの効果
森河 琴美
■【実践報告】埼玉石心会病院の取り組み
看護師長13名との1on1ミーティングを通じて実現した当院の看護管理の概念化
福島 俊江
■【対談】
看護現場に「1on1ミーティング」がもたらす価値
本間 浩輔/保田 江美
■看護実践で培った力をスタッフの経験学習の支援に活かす
保田 江美


[巻頭シリーズ]
●【石垣靖子氏対話シリーズ】看護と倫理 尊厳を護るケアの担い手として(8)
 病院組織における倫理的実践を構成する要素を紐解く(前編)
石垣 靖子/濱口 恵子
●アートとケア アール・ブリュットから受けとるもの(10)
コンクリートに咲く花
稲葉 俊郎


■特別記事
シリーズ フランスの看護管理者教育と活躍する管理者たち(2)
 グランゼコールEHESPによる保健医療福祉のトップマネジャー養成
篠田 道子


●患者エクスペリエンス もしも患者の内なる声が聞こえたら(10)
医療スタッフ間のやりとりに潜む
 患者エクスペリエンス向上の阻害要因
近本 洋介
●明日を変えるコーチング(10)
変化を起こすため,新しいアクションを行う
 「新しく着任した医師との関係に困っています……」
勝原 裕美子/山之上 雄一
●ラーニング・エイド 大学院ドタバタ留学記 in NY(13)
覗いて看護師,外側から見た看護の世界
寺本 美欧
●おとなが読む絵本 ケアする人,ケアされる人のために(170)
人も宇宙も物語でできている
柳田 邦男
●次号(11月号) 特集 “リーダーが自分に思いやりを持つことで,組織が豊かになる!” セルフ・コンパッション ストレスをやわらげ,自分をいたわるために

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定価 1,650円
(本体1,500円+税10%)