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看護教育

2019年09月号 (通常号) ( Vol.60 No.9)
特集 看護教育における効果的なOSCEの実施

シミュレーション教育は、技能を身につけるために有用です。特に、失敗が許されない臨床とは異なり、失敗から学ぶことができる利点があります。また、看護領域によっては、実習で受け持つ機会が少ない対象の看護をすることもできるでしょう。一方で、学生同士や顔見知りを対象とした学習の場合、リアリティに欠けたり、評価基準を一定に保つのがむずかしいといった課題もあります。そこで、模擬患者などを利用して臨床能力の客観的評価を行うのがOSCEです。
医師・歯科医師・薬剤師などの養成課程(6年制)においては、臨床実習に進む前にOSCEに合格することが求められます。看護基礎教育においても授業にOSCEを導入している施設は増えていますが、制度として規定されたものではないため、その内容や取り組みはまちまちです。今回の特集では、大学や専門学校での取り組みを紹介するとともに、看護師に求められる臨床能力について確認することで、OSCEをより一層効果的なものにする方法を考えます。

看護基礎教育におけるOSCE 10年の実践と将来への課題
中村 惠子
[座談会]OSCEの効果とその課題をあらためて考える
西田 志穗/山口 育子/孫 大輔
専門領域を越えて実施するOSCEの実際と展望
 共立女子大学看護学部の取り組み
西田 志穗/中原 るり子
OSCE導入の経緯と改善のポイント
 フィジカルアセスメントOSCEを例として
広瀬 会里/尾沼 奈緒美
OSCE教育と経験型学習の気づきから主体的に学ぶ
 学びのしくみで学生が変わる
長田 晶子


●つくって発見! 美術解剖学の魅力・21
縦隔 肺の間には管がたくさん
阿久津 裕彦
●〈教育〉を哲学してみよう・2
教育の主体はだれか?
杉田 浩崇
●専門看護師とともに考える 実習指導のポイント 昭和大学の臨床教員の立場から・6
成人看護学(急性期)領域 その1 概要と指導ポイント
岸邉 香住
[コラム] 臨床教員と学部教員との日常的な連携
福地本 晴美
●核心に迫る授業改善 インストラクショナルデザインによる事例検討・6
学習は応用するまでが学習
平岡 斉士
●医療通訳 in バンクーバー・6
オピオイド危機とハームリダクション
高橋 麻貴子
●臨床倫理を映画で学ぼう!・9
先端医療と運命 『わたしを離さないで』
浅井 篤
●看護師のように考える コンセプトにもとづく事例集・9
水と電解質・組織の完全性
前嶋 亜希子/奥 裕美

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定価 1,760円
(本体1,600円+税10%)