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看護教育

2019年04月号 (通常号) ( Vol.60 No.4)
特集 実習でともに育つ学生と教員 学生・実習指導者・教員の「それぞれのリアリティ」

 看護教育において、実習が重要な役割を担うことは議論を待ちません。同時に、多くの先生方が特に悩まれる教育場面も、実習指導ではないでしょうか。
 実習指導は、教員が学生に教える、という2者だけの関係をこえて、患者やスタッフなど、多様な人間関係が織りなすダイナミックな状況で行われています。特に、実習場のスタッフとして学生指導に直接かかわる、実習指導者との連携は重要です。このような複雑な状況が、実習指導における困難感の1つの原因と考えられます。同じ患者の同じ状況においても、学生、実習指導者、教員がその状況をどうとらえているかは、それぞれの感覚、経験によって当然異なります。
 本特集では、学生もまた1人の看護職であるという看護職生涯発達学の視座から、実習をとらえ直すとともに、学生・実習指導者・教員それぞれの 「感覚的なとらえ」を考えることで、実習での困難に立ち向かうための取り組みを紹介いたします。本特集が、先生方にとっても、実習での学び、気づきにつながることを期待しています。

■学生の存在を、ともに学び育つ仲間としてとらえ直す
古都 昌子/鈴木 佳代
■それぞれのリアリティから考える 状況についての感覚的なとらえ
古都 昌子
■「状況についてのそれぞれのリアリティ」から考える事例
大谷 則子
■看護学実習のリアリティ-教員の実践と成長
鈴木 佳代
■看護学実習のリアリティ-実習指導者の実践と成長
鈴木 真由美


■特別記事
公開収録「教育実践を研究にするSoTLと研究デザインワークシートのつくり方」
 第1部 教育実践を研究にするSoTLとは
佐藤 浩章


●核心に迫る授業改善 インストラクショナルデザインによる事例検討・1
アテンションをプリーズしない
平岡 斉士
●専門看護師とともに考える 実習指導のポイント
 昭和大学の臨床教員の立場から・1
老年看護領域 その1 概要と指導ポイント
石原 ゆきゑ
●医療通訳 in バンクーバー・1
カナダ旅行中に病気になったら
高橋 麻貴子
●つくって発見!美術解剖学の魅力・16
骨盤 脚を動かし、内臓を守る
阿久津 裕彦
●障害や病とともに 学ぶ、働く・3
進路選択
瀬戸山 陽子
●臨床倫理を映画で学ぼう!・4
自分の余命を知った人たちは『神様メール』
浅井 篤
●看護師のように考える コンセプトに基づく事例集・4
排泄・患者教育・自己管理
鬼木 佑佳・奥 裕美
●看護に恋した哲学者と読む ベナーがわかる!腑に落ちる!・12(最終回)
巻き込まれつつかかわる看護
榊原 哲也

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定価 1,728円
(本体1,600円+税8%)