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看護・医学事典 第7版増補版

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医療現場でナースが耳にする用語を簡潔に記述。収録語数は約16,000語。主要な疾患・検査・薬剤を網羅するとともに、よく用いられる看護診断名は用語解説も含めて収録。主な略語や記号は冒頭に配列した。看護学生・看護師必携の事典。
監修 井部 俊子 / 箕輪 良行
発行 2015年01月判型:A5頁:1032
ISBN 978-4-260-02092-3
定価 5,500円 (本体5,000円+税)
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第7版増補版の序

 2014年1月に12年ぶりに本書の第7版を発行したが,その後「日本人の食事摂取基準」や「DSM-5」など,看護にも関係するいくつかの基準が変更になった.そこで,第7版発行から1年足らずで異例ではあるが,思い切って増補版として版を改めることとした.同時に全編にわたり,誤解しやすい表現や理解しづらい表現の修正に努めた.

 本書は,「初版の序」で記しているように教科書で学んだ方々が,臨床現場に出たときに教科書のあちこちに書かれていた知識を再確認しなくてもすむような「看護師のための医学小事典」を意図して作られたものであった.その後,何度かの改訂の中で,看護専門領域の用語を充実するため看護理論や看護技術に関する用語を大きく採り入れる方針を取り,改訂を重ねてきた経緯がある.これは,本書が看護学生にも大いに活用されているという現状を踏まえての編集方針の変更であったと聞いている.しかし,看護領域の用語は莫大であり,その選択も難しく,なおかつその概念や手技を本書のような小事典で簡潔にのべるのは大きな困難を伴う作業であった.
 そこで,第7版では編集部とも相談し,本書の初版の精神に立ち返り,最新の臨床現場で知っておくべき医学用語の小事典を心掛けた.必然的に疾患や薬剤,臨床検査などの用語が大きく増えることとなった.薬物治療においては,看護師も知っていなければならない知識も増えたが,個々の薬剤については既に多くの成書が活用されている現状を踏まえ,薬物治療の大枠が理解できるよう交感神経抑制薬やβ刺激薬・β遮断薬などの作用機序にもとづく用語を充実させた.また,初版刊行時には想定されていなかった介護保険の導入や訪問看護などの看護師の実務に直結した制度や働き方に関する用語が出現した.今回の改訂では,こうした事情も念頭においた用語の収載にも極力つとめたつもりである.また,スペース上の制約から必要最小限度ではあるが,解剖図や病態,作用機序などの理解を助けるための図表を中心に約340点を加えた.
 しかしながら,さまざまな大事典のある中で,千ページ足らずの小事典に収められる用語の数は限られており,その解説には限界がある.従って,本書は知りたい用語がどのような領域のどのような概念の用語であるかを大まかに知る事典として活用していただき,より詳しくは他の大事典や教科書の解説にアプローチしていただきたい.

 2014年12月
 監 修
 井部俊子・箕輪良行

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