日進月歩の医学の進歩を逃さず,かつ日常臨床に役立つ洗練した情報を提供する内科医必読の座右の書 |
44巻4号(2007年4月号) 今月の主題 内科エマージェンシー2007-鬼門を克服する (目次詳細・ご注文はこちら!) 田中和豊(済生会福岡総合病院臨床教育部)
敵を知り,己を知れば百戦危うからず――孫子
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●今月の主題 座談会 | ||||||||||||
どうする? 内科エマージェンシー | ||||||||||||
「飛行機の中で急患が発生したときに,きちんと対応できるような医師を育ててほしい」,2004年に新医師臨床研修制度が創設された際に,強調された視点の1つである。社会は,すべての医師に内科エマージェンシーへの対応を期待しているが,そのような能力を備えた医師の育成にしても,各施設における診療体制にしても十分とは言いがたいのが現実だ。 本特集のエディターである田中和豊氏の司会のもと,内科エマージェンシーの診療・教育に携わる気鋭の医師にお集まりいただき,内科エマージェンシー診療・教育の現状と今後の展望についてお話いただいた。 |
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内科認定医・専門医試験対策に!! | ||||||||||||
●今月の主題 | ||||||||||||
「理解のための25題」 (力だめしにいかがでしょう。解答は本誌掲載。解説が大幅に充実) |
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新連載 | ||||||||||||
●聖路加Common Diseaseカンファレンス | ||||||||||||
聖路加Common Diseaseカンファレンスとは,聖路加国際病院内科で2006年11月から始まった新カンファレンスである。 稀な疾患や複雑な疾患の検討ではなく,比較的ありふれた疾患(common disease)を複数例で検討しようというカンファレンスである。ありふれた疾患に迅速に的確なアプローチができる“反射神経”を養うことを意図している。11の専門分野(循環器,消化器,呼吸器,内分泌,神経,腎臓,感染症,膠原病,血液,一般,心療)の専門医が毎月の持ち回りで,指導医が研修医と質疑応答を繰り返す。それを誌上で再現したのが,今回の連載である。 |
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岡田定(聖路加国際病院血液内科) | ||||||||||||
連載 | ||||||||||||
●Case Study 診断に至る過程 | ||||||||||||
本シリーズではCase Studyを通じて鑑別診断を挙げ,診断に至る過程を解説してみたいと思います。どこに着目して鑑別診断を挙げるか,次に必要な情報は何か,一緒に考えてみませんか。 | ||||||||||||
松村正巳(金沢大学医学部付属病院リウマチ・膠原病内科) Lawrence M. Tierney Jr.(カリフォルニア大学サンフランシスコ校・内科学教授) |
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●研修おたく海を渡る | ||||||||||||
アメリカでの研修も3年が過ぎ,今回,光栄にも散文を連載させてだくことになりました。内科研修3年間の振り返りと,はじまったばかりの腫瘍内科研修での日常を織り交ぜながら,小話に使ってもらえるような話題を提供できればと考えています。毎回おちがつくといいのですが。どうかよろしくお願いします。 | ||||||||||||
白井敬祐 | ||||||||||||
●内科医が知っておきたいメンタルヘルスプロブレムへの対応 | ||||||||||||
昨今,メンタルヘルスは大きな社会問題となっており,プライマリケアの最前線を担う一般内科医が,それらに対応しなければならない場面も急増している。本連載では,内科医向けに,日常診療でよく遭遇するメンタルヘルスプロブレムと,その対応について解説する。 | ||||||||||||
中尾睦宏(帝京大学医学部衛生学公衆衛生学・心療内科) | ||||||||||||
●外来研修医教育への招待 | ||||||||||||
皆さん,はじめまして。そして,ようこそ外来研修医教育の現場へ。これから,日々外来での研修医教育に悪戦苦闘している私たちの現場に一緒に入りこんでいただこうと思います。 | ||||||||||||
山本亮(佐久総合病院 総合診療科) | ||||||||||||
●日常診療の質を高める口腔の知識 | ||||||||||||
口内炎,ドライマウス,歯肉出血と,口腔に生じやすいトラブルについてお話を進めてきました。今月は,むし歯・歯周病の原因となり,さらに誤嚥性肺炎との関連も注目されている「歯垢」についてのお話です。 | ||||||||||||
岸本裕充(兵庫医科大学歯科口腔外科学) | ||||||||||||
●目でみるトレーニング | ||||||||||||
1994年から続いている雑誌「medicina」の名物連載。写真・画像を中心とした「症例提示」と症例に関する「問題」,「解答と解説」からなり,クイズを通して症例疾患への理解を深める。 |