ユーザーズボイス

『今日の治療指針』を長年にわたってご愛用いただいている皆様の声をご紹介します。

今日の治療指針

研修医時代から慣れ親しんだ「診療のバイブル」

阿川千一郎先生
公益社団法人東京都教職員互助会
三楽病院・理事長
阿川千一郎先生

■一読して把握できるテンプレートが絶妙

本書との出会いは,40年ほど前でしょうか。当直をしていた頃,救急搬送されてくる患者さんには色々なケースがあったので,事前に知らされた情報を元に本書の該当項目を一読し,対応に当たっていました。
あらゆる領域をカバーする年鑑書籍はほかになく,また,初期診療に必要な情報がコンパクトに書かれていて,大変役に立ったという印象を持っています。
専門領域に進んでも,いざというときの安心感から,最新版を手元に置いておくようになりました。

院長に就任してから,診察に当たるのは外来で週1日半程度になりました。病棟にいたときと比べると,本書を使う頻度は高くなったように思います。
特に,ご高齢の患者さんは色々な疾患をお持ちですので,幅広く診察する必要があります。
参考になるのが「処方例」ですね。進歩の著しい領域では新薬が多いので,最新の情報を知る意味でも本書が役に立ちます。
最近は,「同種薬の特徴と使い分け」「治療のポイント」「専門医へのコンサルト」といった実践的な項目も追加され,よりプライマリ・ケアに即した内容になってきました。
進化を欠かさない本書の改訂を,毎年楽しみにしています。

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