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日進月歩の医学の進歩を逃さず,かつ日常臨床に役立つ洗練した情報を提供する内科医必読の座右の書  | 
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47巻7号(2010年7月号) 今月の主題 高血圧診療-わかっていること・わからないこと (目次詳細・ご注文はこちら!) 植田真一郎(琉球大学医学系研究科臨床薬理学) 循環器内科や腎臓高血圧内科などの専門医でなくても高血圧の患者さんに遭遇することは多いと思います.そのときどのように対処するかについては日本高血圧学会のガイドラインがあります.高血圧の領域は臨床試験,臨床研究が多く行われていますので,ガイドラインは多くのエビデンスに基づいて作成されています.ある意味で高血圧領域はEBMを推進しやすいかもしれません.しかしそれだからこそ,の落とし穴があります.  | 
| 内科認定医・専門医試験対策に!! | 
| ●今月の主題 | 
| 「理解のための25題」 (力だめしにいかがでしょう.解答は本誌掲載.解説が大幅に充実)  | 
| ●今月の主題 座談会 | 
| 高血圧のエビデンスをどう診療に生かすか | 
| 高血圧に関する臨床試験や観察研究は多く存在しているが,実際にそれを診療に取り入れようとすると,どのエビデンスを根拠にして治療方針を決めていけばよいのかはっきりしないというケースも多くみられる. その理由はさまざまであるが,本座談会では,日々多様な患者を目の前にして診療を行っている読者が,混乱することなくエビデンスを活用していけるよう,高血圧診療のスペシャリストに現実的な対処法を語っていただいた.  | 
| 連載 | 
| ●研修おたく海を渡る | 
| アメリカでの研修も3年が過ぎ,今回,光栄にも散文を連載させてだくことになりました.内科研修3年間の振り返りと,はじまったばかりの腫瘍内科研修での日常を織り交ぜながら,小話に使ってもらえるような話題を提供できればと考えています.毎回おちがつくといいのですが.どうかよろしくお願いします. | 
| 白井敬祐(サウスカロライナ医科大学) | 
| ●手を見て気づく内科疾患 | 
| 本連載では,身体診療の一部である手の観察について記載します.注意深く観察すると,診断の鍵となる,とても多くの情報が潜んでいることに気づいていただけるでしょう. | 
| 松村正巳(金沢大学医学教育研究センター リウマチ・膠原病内科) | 
| ●外来診療に差をつけるコミュニケーションスキル | 
| 若手の総合内科医にとって,面接がきわめて基礎的な力であると気づくのは,定時の外来を担当するようになってからではないでしょうか.限られた時間とリソースの中で,効率よく,診療の質を担保して,患者との関係を上手に築いていくことができないと,外来日はかなり悲惨な結果となります.食事もままならない,夕方遅くまで終わらない,病棟ナースから嫌な顔をされる…….こうならないように,コミュニケーションスキルを鍛えませんか. 本連載は『コミュニケーションスキルトレーニング──患者満足度向上と効果的な診療のために』(医学書院,2007)を執筆した私たちの仲間が,テキストでは十分に紹介できなかったことも含めて,誰でもが修得できるテクニックや,回避できるピットフォールをご紹介します.ご期待ください. [監修:箕輪良行/聖マリアンナ医科大学] 
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| 和座一弘(わざクリニック) | 
| ●アレルギー膠原病科×呼吸器内科 合同カンファレンス | 
| 岡田正人・仁多寅彦(聖路加国際病院) | 
| ●今日の処方と明日の医学 | 
| 医薬品は,変革の時代を迎えています.国際共同治験による新薬開発が多くなる一方で,医師主導の治験や臨床研究などによるエビデンスの構築が可能となりました.他方,薬害問題の解析から日々の副作用報告にも薬剤疫学的な考察と安全対策への迅速な反映が求められています.そこで,この連載では医薬品の開発や安全対策を医学的な観点から解説し,日常診療とどのように結びついているのかをわかりやすくご紹介します.  [監修:日本製薬医学会] 
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| 佐藤裕史・阿部貴行(慶應義塾大学医学部) 高橋希人(北里大学薬学部) | 
| ●The M&M reports 見逃し症例に学ぶ内科ERの鉄則 | 
| ミスから学ばずして成長はない. 米国の一流教育病院では,死亡症例や重大な合併症をきたした症例をもとに,「M & M(Morbidity & Mortality conference)」と呼ばれる症例検討会を行い,診療レベルの向上に役立てている. 本連載では,このM&Mのスタイルを用い,ER(救急外来)における内科診療の「落とし穴」を示しながら,そこに落ちないための教訓と診療のコツを伝える.  | 
| 長谷川耕平・岩田充永 | 
| ●目でみるトレーニング | 
| 1994年から続いている雑誌「medicina」の名物連載.写真・画像を中心とした「症例提示」と症例に関する「問題」、「解答と解説」からなり、クイズを通して症例疾患への理解を深める. |