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『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』 正誤表

このたびは『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』をご購入いただきまして誠にありがとうございます。本書の第1刷(2014年6月15日発行)から第3刷(2014年9月15日発行)におきまして以下の誤りがございましたので,ここに訂正させていただきますとともに深くお詫び申し上げます。

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2014年7月14日作成 2015年7月13日最終更新
刷数 訂正箇所 更新年月日
第1~3刷 .1前付046頁・「睡眠時随伴症群」の1行目 ノンレムからの睡眠覚醒障害 ノンレム睡眠からの覚醒障害 2015/07/13
第1~3刷 .2前付063頁・上から12~13行目 パートナーへの暴力,身体的」に関連した他の状況〈714頁〉 パートナーへの暴力,身体的」に関連する他の状況〈714頁〉 2015/07/13
第1~3刷 076頁・診断基準内Aの2行目 自分の体を噛む 自分にかみつく 2015/07/13
第1~3刷 152頁・診断基準内の1行目 気分に一致するか一致していないかを 気分に一致するか一致しないかを 2015/07/13
第1~3刷 152頁・診断基準内の6行目 幻覚の内容が気分エピソードの極性の 幻覚の内容がそのエピソードの極性の 2015/07/13
第1~3刷 156頁・診断基準内の1行目 および/または行動的に(例:人物や器物に対する物理的な攻撃)表出される, および/または行動的(例:人物や器物に対する物理的な攻撃)表出される, 2015/07/13
第1~3刷 160頁・診断基準内A(8)の1行目 その人自身の明による, その人自身の明による, 2015/07/13
第1~3刷 168頁・診断基準内Aの1行目 その人自身の その人自身の 2015/07/13
第1~3刷 492頁・下から1行目 アルコール使用障害をコードすることは アルコール使用障害をコードすることは 2015/07/13
第1~3刷 496頁・下から1行目 散漫な思考および会話 散漫な思考および発語 2015/07/13
第1~3刷 499頁・診断基準内B(5) 感冒様症状 インフルエンザ様症状 2015/07/13
第1~3刷 516頁・診断基準内の1行目 幻覚薬(フェンシクリジン以外)の使用様式で, 幻覚薬(フェンシクリジン以外)の問題となる使用様式で, 2015/07/13
第1~3刷 551頁・上から3行目 精神運動興奮 精神運動焦燥 2015/07/13
第1~3刷 551頁・上から5行目 けいれん大発作 てんかん大発作 2015/07/13
第1~3刷 560頁・診断基準内C(7) 精神運動興奮 精神運動焦燥 2015/07/13
第1~3刷 560頁・診断基準内C(9) 混乱,けいれん,ジスキネジア 混乱,てんかん発作,ジスキネジア 2015/07/13
第1~3刷 562頁・診断基準内B(5) 精神運動制止または興奮 精神運動制止または焦燥 2015/07/13
第1~3刷 588頁・診断基準内B その障害は短期間のうちに出現し その障害は短期間のに出現し 2015/07/13
第1~3刷 594頁・診断基準内A(2)の1行目 可能であれば標準化された神経心理学的検査に記録された 標準化された神経心理学的検査によって 2015/07/13
第1~3刷 594頁・診断基準内A(2)の2行目 臨床的評価によって実証された認知行為の障害 臨床的評価によって記録された,実質的な認知行為の障害 2015/07/13
第1~3刷 596頁・診断基準内A(2)の1行目 可能であれば標準化された神経心理学的検査に記録された 標準化された神経心理学的検査によって 2015/07/13
第1~3刷 596頁・診断基準内A(2)の2行目 臨床的評価によって実証された認知行為の経度の障害 臨床的評価によって記録された,実質的な認知行為の軽度の障害 2015/07/13
第1~3刷 096頁・診断基準内A(5)
099頁・診断基準内A(5)
(すなわち感情の平板化,意欲欠如) (すなわち情動表出の減少,意欲欠如) 2014/10/27
第1~3刷 269頁・診断基準内B(2)
271頁・診断基準内B(2)
279頁・診断基準内B(2)
夢の内容と情動 夢の内容と感情 2014/10/27
第1~3刷 338頁・診断基準内A(1)
343頁・診断基準内A(1)
(例:任意の2時間の間の中で (例:任意の2時間の間に 2014/10/27
第1~3刷 425頁・診断基準内の1行目 または意味のある低下 または臨床的に意味のある低下 2014/10/27
第1~3刷 490頁・上から2行目 (5)注意または記憶力の低下 (5)注意または記憶の低下 2014/10/27
第1~3刷 634頁・上から2行目 294.40[F01.51] 290.40[F01.51] 2014/10/27
第1~3刷 654頁・診断基準内の1行目 対人関係,自己像,情動などの 対人関係,自己像,感情などの 2014/10/27
第1~3刷 674頁・診断基準内の10行目 該当すれば特定せよ いずれかを特定せよ 2014/10/27
第1~3刷 .0前付043頁・下から14行目 発話症状を伴う 発語症状を伴う 2014/09/15
第1~2刷 049頁・診断基準内Aの8行目 アイコンタクトと身振りの異常 視線を合わせることと身振りの異常 2014/09/15
第1~3刷 050頁・「記録の手順」の1行目 医学的または遺伝子疾患 医学的または遺伝学的疾患 2014/09/15
第1~3刷 076頁・下から6行目 関連する身体的または遺伝子疾患 関連する身体的または遺伝学的疾患 2014/09/15
第1~2刷 087頁・上から5行目 精神病性障害群を定義する特徴 精神病性障害群を定義する鍵となる特徴 2014/09/15
第1~3刷 100頁・上から2行目 初回エピソードと,寛解および 初回エピソード後,寛解および 2014/09/15
第1~3刷 106頁・上から6行目 初回エピソードと,寛解および 初回エピソード後,寛解および 2014/09/15
第1~3刷 121頁・上から2行目 気分エピソードと明らかに重なった妄想 気分エピソードと有意に重なった妄想 2014/09/15
第3刷 124頁・下から10行目 活力および活動のある 活動または活力のある 2014/09/15
第1~3刷 124頁・下から8行目 かつ活動または活力が亢進した かつ活力および活動が亢進した 2014/09/15
第1~3刷 125頁・上から5~6行目 疑う余地のない機能的変化と関連する 疑う余地のない機能の変化と関連する 2014/09/15
第1~2刷 132頁・下から3行目 1日の大半においてみられる 1日の大半において持続する 2014/09/15
第1~3刷 133頁・上から11~12行目 疑う余地のない機能的変化と関連する 疑う余地のない機能の変化と関連する 2014/09/15
第1~2刷 140頁・下から13行目 満たさない場合にのみ 満たしたことがない場合にのみ 2014/09/15
第1~3刷 143頁・下から9行目 薬物の分類に基づいた物質の分類表の中から選ばれ 基準の中の薬物の分類に基づいて 2014/09/15
第1~3刷 148頁・上から22行目 軽躁または抑うつ症状がある期間は症状がない期間よりも多く 軽躁または抑うつ症状がある日のほうが症状がない日よりも多く 2014/09/15
第1~3刷 151頁・下から5行目 他の非典型の特徴と 他の非定型の特徴と 2014/09/15
第1~3刷 152頁・上から7行目 の主題と一致しない 極性の主題と一致しない 2014/09/15
第1~3刷 153頁・上から7行目 の主題と一致しない 極性の主題と一致しない 2014/09/15
第1~3刷 153頁・下から11行目 それらの明らかな症状 それらの意味のある症状 2014/09/15
第1~3刷 156頁・診断基準内G 6歳以下または 6歳未満または 2014/09/15
第1~3刷 174頁・下から5行目 物質・医薬品誘発性ではない抑うつ障害でうまく説明されるという証拠には そのような別個の抑うつ障害であるとの証拠には 2014/09/15
第1~3刷 179頁・下から9行目 抑うつエピソードの診断基準 抑うつエピソードの基準 2014/09/15
第1~3刷 183頁・上から3行目 大半において 大半の日に 2014/09/15
第1~3刷 183頁・診断基準内「混合性の特徴を伴う」Aの1行目 大半の日にわたって 大半の日に 2014/09/15
第1~3刷 183頁・診断基準内「混合性の特徴を伴う」Cの1~2行目 その症状が,躁病エピソードと抑うつエピソードを同時に完全に満たす場合には,「躁病エピソード,混合性の特徴を伴う」と診断されるべきである その症状が,躁病または軽躁病のいずれかの基準を完全に満たす場合には,極I型障害または双極II型障害と診断されるべきである
下記を訂正)
2014/09/16
第1~3刷 185頁・上から7行目 他の非典型の特徴と 他の非定型の特徴と 2014/09/15
第1~2刷 219頁・下から8行目 もっとうまく区分する もっともうまく区分する 2014/09/15
第1~3刷 238頁・「性別に関連する診断的事項」の2行目 例えば女性は汚染のディメンジョンを 例えば女性は洗浄のディメンジョンを 2014/09/15
第1~3刷 247頁・「危険要因と予後要因」の2~3行目 障害の始まりや症状悪化に先行するストレスの強い その障害の始まりに先行する,または増悪を引き起こすストレス 2014/09/15
第1~3刷 255頁・診断基準内Cの1~2行目 物質・医薬品と関係ない強迫症 そのような別個の強迫症 2014/09/15
第1~3刷 256頁・「記録の手順」の2~3行目 物質群をもとにした各診断基準が含まれている表から選ばれる 物質の種類に基づいて基準の中に含まれた表の中から選ばれる 2014/09/15
第1~3刷 261頁・上から5行目 醜形恐怖類似症の基準を 醜形恐怖症の基準を 2014/09/15
第1~3刷 270頁・上から15行目 言語的または肉体的 言語的または身体的 2014/09/15
第1~3刷 271頁・下から8行目 言語的または肉体的 言語的または身体的 2014/09/15
第1~3刷 279頁・上から7行目 夢の内容と情動または 夢の内容と感情または 2014/09/15
第1~3刷 279頁・下から12行目 言語的または肉体的 言語的または身体的 2014/09/15
第1~3刷 279頁・下から12行目 いらだたしさと激しい怒り いらだたしさの行動と激しい怒り 2014/09/15
第1~3刷 280頁・上から4行目 兵士または民間人としての参戦 兵士または民間人として戦争に身をさらすこと 2014/09/15
第1~3刷 280頁・下から19行目 暴力的かつ偶発的で 暴力的または偶発的で 2014/09/15
第1~3刷 287頁・上から3行目 身体疾患の危険性を促進して悪化させるか,疾患を引き起こすことがあり,あるいは既存の疾患を増悪させることがある. 身体疾患を引き起こす,悪化させる,またはある人を発症の危険性のある状態にすることがある. 2014/09/15
第1~3刷 314頁・診断基準内「症状の型を特定せよ」の4行目 発話症状を伴う 発語症状を伴う 2014/09/15
第1~3刷 315頁・上から6行目 発話の量の減少または欠如 発語の量の減少または欠如 2014/09/15
第1~3刷 318頁・「診断的特徴」の15行目 (例:糖尿病,癌,冠動脈障害 (例:糖尿病,癌,冠動脈疾患 2014/09/15
第1~3刷 333頁・「診断的特徴」の2行目 および,体重および体型に関する および,体重または体型に関する 2014/09/15
第1~3刷 339頁・上から13行目 そのうえで,他の症状 他の症状 2014/09/15
第1~3刷 344頁・上から7行目 そのうえで,他の症状 他の症状 2014/09/15
第1~3刷 366頁・診断基準内上から7行目 明確な感情の引き金がなくても 明確な情動の引き金がなくても 2014/09/15
第1~3刷 397頁・診断基準内E 併存する精神疾患または医学的疾患 併存する精神疾患および医学的疾患 2014/09/15
第1~3刷 444頁・診断基準内A(8) 第一次および第二次性徴を 第一次および/または第二次性徴を 2014/09/15
第1~2刷 458頁・診断基準内Fの3行目 物質の生理学的効果 物質の生理学的作用 2014/09/15
第1~3刷 649頁・上から5行目 常向性を示す 常同性を示す 2014/09/15
第1~3刷 676頁・上から12行目 臨床的に著明な変化 臨床的に意味のある変化 2014/09/15
第1~3刷 698頁・下から5行目 わいせつ電話(愛好) わいせつ電話(みだらな電話をかけること) 2014/09/15
第1~2刷 020頁・下から10行目 それは前駆的確認因子(類似した遺伝子マーカー,家族の特性,気質,環境的曝露),同時的確認因子(類似の神経基盤,生物学的マーカー,情動と認知の処理,症状の類似性),予測的確認因子(類似の臨床経過や治療反応)である. それは先行妥当性の指標(類似した遺伝子マーカー,家族の特性,気質,環境的曝露),併存妥当性の指標(類似の神経基盤,生物学的マーカー,情動と認知の処理,症状の類似性),予測妥当性の指標(類似の臨床経過や治療反応)である. 2014/08/04
第1~2刷 020頁・下から8行目 DSM-5では,どの1つの障害についても現在の診断基準では,必ずしもこれら因子によって確かな信頼性を付与された均質的な患者集団を同定することができないことをわれわれは認識している. DSM-5では,どの1つの障害についても現在の診断基準では,必ずしもこれらすべての因子によって確かな信頼性を付与された均質的な患者集団を同定することができないことをわれわれは認識している. 2014/08/04
第1~2刷 109頁・上から3~4行目 統合失調感情障害を統合失調症や「双極性障害,精神病性の特徴を伴う」と鑑別することはしばしば困難である. 統合失調感情障害を統合失調症や「抑うつ障害および双極性障害,精神病性の特徴を伴う」と鑑別することはしばしば困難である. 2014/08/04
第1~2刷 132頁・下から2行目 かつ活動または活力が亢進した かつ活力および活動が亢進した 2014/08/04
第1~2刷 127頁・脚注下から2行目と6行目
135頁・脚注下から2行目と6行目
160頁・下から4行目
162頁・本文下から2行目,脚注下から2行目と6行目
163頁・下から3行目
164頁・上から27行目
無価値 無価値 2014/08/04
第1~2刷 145頁・「鑑別診断」の上から5行目 症状完全な軽躁病エピソード 完全な軽躁病エピソード 2014/08/04
第1~2刷 173頁・上から6~7行目 月経前症状の中の最も安定した成分については50%が遺伝すると推計されている. 月経前症状の中の最も安定した成分については50%が遺伝的なものであると推計されている. 2014/08/04
第1~2刷 187頁・上から6行目 状態 状態 2014/08/04
第1~2刷 195頁・下から1行目 6カ月以上続いてる 6カ月以上続いている 2014/08/04
第1刷 052頁・上から7~9行目 主要な診断的特徴は発達期の間に明らかとなるが,治療的介入,代償,および現在受けている支援によって,少なくともいくつかの状況ではその困難が隠されていることかもしれない 主要な診断的特徴は発達期の間に明らかとなるが,治療的介入,代償,および現在受けている支援によって,少なくともいくつかの状況ではその困難が隠されているかもしれない 2014/07/14
第1刷 230頁・下から8行目 (例:「起こる日のほうが,起こらない日より多い全般性不安」) (例:「起こる日のほうが,起こらない日より多くない全般性不安」) 2014/07/14
第1刷 230頁・下から4行目 2.起こる日のほうが,起こらない日より多い全般性不安 2.起こる日のほうが,起こらない日より多くない全般性不安 2014/07/14
第1刷 445頁・上から9行目 B.その状態は,臨床的に意味のある苦痛,または社会,学校,または他の重要な領域における機能の障害と関連している. B.その状態は,臨床的に意味のある苦痛,または社会,職業,または他の重要な領域における機能の障害と関連している. 2014/07/14
追記:DSM-5日本語版では,下記2点について,原書および原書の正誤表とは異なる訳をしてあります。これらはいずれもDSM-5原書作成実行チームの担当者に確認を取った上での対応です。
  1. 原書p94の診断基準内・最初の“Spefity if”7行目・“With postpartum onset”は“With peripartum onset”であるとみなし,日本語版では「周産期発症」と訳した(94頁)
  2. 原書p135の診断基準内・2行目に“With melancholic features(p.151)”と“With atypical features(pp.151-152)”が抜けているとみなし,日本語版では「メランコリアの特徴を伴う(150頁)」(134頁・下から1行目)および「非定型の特徴を伴う(151頁)」(135頁・上から1行目)を挿入した
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