国内外で苦境に立つマリの人びと
連載
2013.02.18
PHOTO LETTER
08:国内外で苦境に立つマリの人びと
武力紛争,天災,貧困など
苦境に立つ人々に医療を提供する国境なき医師団。
その活動地域は,世界70か国にも及ぶ。
このコーナーでは,各地域から届いた活動の便りを紹介する。
文・写真=国境なき医師団日本
(3011号よりつづく)
マリでは武力衝突が続き,多くの人びとが国内外への避難を余儀なくされている。国境なき医師団(MSF)は国内で医療・栄養対策プログラムを運営するほか,ブルキナファソ,モーリタニア,ニジェールでもマリ人難民を援助している。モーリタニアのベラ難民キャンプ(写真)では5万人以上が過酷な生活を強いられており,MSFの調査によると栄養失調率・死亡率ともに深刻な水準にある。 |
(つづく)
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