基礎看護学[4]
臨床看護総論 第6版
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・第1章では看護の対象を個人と家族からとらえ、個人はライフサイクルから、また家族は機能という視点から解説しています。
・第2章では対象の健康状態の経過に基づき、それぞれの経過の特徴や対象者のニーズ、看護援助を解説しています。
・第3章では対象者の症状から、また第4章では治療・処置から看護実践を展開するときの基本的な思考過程にそって、看護援助を説明しています。
・第5章では第1章~第4章の内容を統合して学べるように、事例を用いて具体的な看護の実践について説明しています。
・付章では現場でよく利用されている医療機器の安全な使用方法から原理や保守点検まで詳細に解説しています。
*「系統看護学講座/系看」は株式会社医学書院の登録商標です。
シリーズ | 系統看護学講座-専門分野Ⅰ 4 |
---|---|
著 | 香春 知永 / 水戸 優子 / 長戸 和子 / 酒井 昌子 / 鈴木 浩子 / 高島 尚美 / 谷本 真理子 / 中川 雅子 / 浅野 美知恵 / 城生 弘美 / 志賀 由美 / 佐藤 智子 / 長谷川 真澄 / 加納 佳代子 / 高橋 美賀子 / 安藤 幸枝 / 三次 真理 / 村上 好恵 / 鈴木 千晴 / 黒木 ひろみ / 藤尾 麻衣子 / 藤谷 章恵 / 戸畑 裕志 |
発行 | 2016年01月判型:B5頁:404 |
ISBN | 978-4-260-02174-6 |
定価 | 2,750円 (本体2,500円+税) |
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本書の特徴
本書「臨床看護総論」は,1989年の保健師助産師看護師学校養成所指定規則の改正に伴い誕生した科目から編成された。「臨床看護総論」は,健康障害を持つ対象(者)を理解し,状態に応じた看護について認識していくことがその科目内容の意図であった。その後,1996年の養成所指定規則改正に伴い,この「臨床看護総論」という科目内容は基礎看護学の中に包含され,同時に科目の名称ではなく教育内容として提示された。そして,2009年の養成所指定規則改正では,看護学の教育内容の構成が変更され,専門分野・,・ならびに統合分野の3つに分けられた。「基礎看護学」ならびに「臨地実習:基礎」が専門分野・として位置づけられ,各看護学や在宅看護論の基礎となる基礎的理論や基礎的技術を学ぶため,「基礎看護学」の教育内容を構成するものとして「看護学概論」「看護技術」と並んで「臨床看護総論」が提示され,1989年に誕生した科目が教育内容として再度強調されることとなった。これを機会に,2012年に約20年ぶりに第5版として改訂を行った。さらにその内容に洗練を加えたのが今回の第6版である。
第5版の改訂で「臨床看護総論」は,“看護の基本として多様な健康上のニーズを持つあらゆる発達段階の人々に,基本的な看護学の知識や技術を統合し,応用するプロセスを学ぶことを目ざす”という発刊時のテーマを大切にしつつ,20数年を経て発展してきた看護学の知識・技術を取り入れて,内容が再編成された。そして今回の改訂では第5版の内容を見なおし,精選し,できるだけ読みやすくなるようにまとめた。
本書は,看護が提供される場で,看護の対象となる人々と実際にかかわりながら看護実践を行う(臨床看護)ための全体を総括した内容(総論)である。とくに,実習という学習方法で,初めて看護学生として直接,看護の対象となる人々に看護援助を行う基礎看護学実習において,既習科目の基礎的な知識や技術をどのように統合しながら自分の看護実践として具現化していくのか,その際の学習の手がかりとなる内容であると思う。看護学の各々の基礎的な知識や技術はそれぞれの科目で学習される。そしてこれらの知識や技術は個々の看護者の中で統合されて,それぞれが実践している看護援助の根拠や基盤として表出される。この「臨床看護総論」は,基礎的知識や技術が実践の中でどのように統合されているのか,看護の対象者の状況(ライフサイクル,場,健康状態,症状,治療)に即して理解しやすいように構成されている。
本書の使い方
本書の構成は,「第1章 健康上のニーズを持つ対象者と家族への看護」「第2章 健康状態の経過に基づく看護」「第3章 主要な症状を示す対象者への看護」「第4章 治療・処置を受ける対象者への看護」「第5章 事例による看護実践の展開」,「付章 医療機器の原理と実際」となっている。
第1章は,看護の対象を個人と家族という1つのユニットでとらえ,個をライフサイクル,家族を機能という視点で,さらに人々の存在する場という3つの観点からその特徴を概観している。そして,それぞれの観点において健康上のニーズ,つまり看護のかかわる課題の特徴を論じている。第2章では,個人を中心に動的な健康状態についての特徴,対象者のニーズ,看護援助の特徴について説明している。この第1章と第2章は,臨床看護において看護の対象者を理解するための基盤となっている。とくに,第2章は,看護学を学びはじめた初学者にも看護の実際がイメージして理解しやすいように事例を取り入れて看護援助の特徴を説明している。
第3章と第4章は,具体的な対象者の症状や治療・検査の基礎的知識とともに,「アセスメント-診断-援助方法」という看護実践を展開するときの基本的な思考過程にそって,それぞれの項の看護援助が説明されている。とくに,第3章では症状のメカニズムを基盤に,アセスメントの視点や看護援助の根拠が理解しやすいように記述されている。
これら第1章から第4章までの内容を個々の対象者の状況に応じて統合して1つにまとめていくことで,臨床における対象者に適した看護援助の実践に役だてることができる。第5章では,この統合の過程について,事例を用いて具体的に説明している。
また,医療現場において看護職にとって身近で代表的な医療機器の原理や使用の実際について付章でまとめて掲載している。現代医療において,医療機器は不可欠なものであり,また看護実践においても情報を得る手段として,援助方法の手段として使用されている。正しく機器を使用し,正しい成果を得るためには,個々の機器のメカニズムを理解したうえで,安全に,適切に活用することが大切であり,実習で本書の付章が大いに役だつと期待する。
初めて看護実践に対峙する学生の皆さんにとって,看護の対象となる人々を理解し,看護学を基盤とした根拠に基づいた看護実践に本書が参考になるのであれば幸いである。
2015年11月
著者ら
本書の特徴
本書「臨床看護総論」は,1989年の保健師助産師看護師学校養成所指定規則の改正に伴い誕生した科目から編成された。「臨床看護総論」は,健康障害を持つ対象(者)を理解し,状態に応じた看護について認識していくことがその科目内容の意図であった。その後,1996年の養成所指定規則改正に伴い,この「臨床看護総論」という科目内容は基礎看護学の中に包含され,同時に科目の名称ではなく教育内容として提示された。そして,2009年の養成所指定規則改正では,看護学の教育内容の構成が変更され,専門分野・,・ならびに統合分野の3つに分けられた。「基礎看護学」ならびに「臨地実習:基礎」が専門分野・として位置づけられ,各看護学や在宅看護論の基礎となる基礎的理論や基礎的技術を学ぶため,「基礎看護学」の教育内容を構成するものとして「看護学概論」「看護技術」と並んで「臨床看護総論」が提示され,1989年に誕生した科目が教育内容として再度強調されることとなった。これを機会に,2012年に約20年ぶりに第5版として改訂を行った。さらにその内容に洗練を加えたのが今回の第6版である。
第5版の改訂で「臨床看護総論」は,“看護の基本として多様な健康上のニーズを持つあらゆる発達段階の人々に,基本的な看護学の知識や技術を統合し,応用するプロセスを学ぶことを目ざす”という発刊時のテーマを大切にしつつ,20数年を経て発展してきた看護学の知識・技術を取り入れて,内容が再編成された。そして今回の改訂では第5版の内容を見なおし,精選し,できるだけ読みやすくなるようにまとめた。
本書は,看護が提供される場で,看護の対象となる人々と実際にかかわりながら看護実践を行う(臨床看護)ための全体を総括した内容(総論)である。とくに,実習という学習方法で,初めて看護学生として直接,看護の対象となる人々に看護援助を行う基礎看護学実習において,既習科目の基礎的な知識や技術をどのように統合しながら自分の看護実践として具現化していくのか,その際の学習の手がかりとなる内容であると思う。看護学の各々の基礎的な知識や技術はそれぞれの科目で学習される。そしてこれらの知識や技術は個々の看護者の中で統合されて,それぞれが実践している看護援助の根拠や基盤として表出される。この「臨床看護総論」は,基礎的知識や技術が実践の中でどのように統合されているのか,看護の対象者の状況(ライフサイクル,場,健康状態,症状,治療)に即して理解しやすいように構成されている。
本書の使い方
本書の構成は,「第1章 健康上のニーズを持つ対象者と家族への看護」「第2章 健康状態の経過に基づく看護」「第3章 主要な症状を示す対象者への看護」「第4章 治療・処置を受ける対象者への看護」「第5章 事例による看護実践の展開」,「付章 医療機器の原理と実際」となっている。
第1章は,看護の対象を個人と家族という1つのユニットでとらえ,個をライフサイクル,家族を機能という視点で,さらに人々の存在する場という3つの観点からその特徴を概観している。そして,それぞれの観点において健康上のニーズ,つまり看護のかかわる課題の特徴を論じている。第2章では,個人を中心に動的な健康状態についての特徴,対象者のニーズ,看護援助の特徴について説明している。この第1章と第2章は,臨床看護において看護の対象者を理解するための基盤となっている。とくに,第2章は,看護学を学びはじめた初学者にも看護の実際がイメージして理解しやすいように事例を取り入れて看護援助の特徴を説明している。
第3章と第4章は,具体的な対象者の症状や治療・検査の基礎的知識とともに,「アセスメント-診断-援助方法」という看護実践を展開するときの基本的な思考過程にそって,それぞれの項の看護援助が説明されている。とくに,第3章では症状のメカニズムを基盤に,アセスメントの視点や看護援助の根拠が理解しやすいように記述されている。
これら第1章から第4章までの内容を個々の対象者の状況に応じて統合して1つにまとめていくことで,臨床における対象者に適した看護援助の実践に役だてることができる。第5章では,この統合の過程について,事例を用いて具体的に説明している。
また,医療現場において看護職にとって身近で代表的な医療機器の原理や使用の実際について付章でまとめて掲載している。現代医療において,医療機器は不可欠なものであり,また看護実践においても情報を得る手段として,援助方法の手段として使用されている。正しく機器を使用し,正しい成果を得るためには,個々の機器のメカニズムを理解したうえで,安全に,適切に活用することが大切であり,実習で本書の付章が大いに役だつと期待する。
初めて看護実践に対峙する学生の皆さんにとって,看護の対象となる人々を理解し,看護学を基盤とした根拠に基づいた看護実践に本書が参考になるのであれば幸いである。
2015年11月
著者ら
目次
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第1章 健康上のニーズを持つ対象者と家族への看護 (水戸優子・長戸和子・酒井昌子)
A ライフサイクルからとらえた対象者と家族の健康上のニーズ
1 人のライフサイクルからとらえた看護
2 子どもの理解と看護
3 成人の理解と看護
4 高齢者の理解と看護
5 親になる人の理解と看護
B 家族の機能からとらえた対象者と家族の健康上のニーズ
1 家族の理解
2 家族の健康上のニーズ
C 生活と療養の場からとらえた対象者と家族の健康上のニーズ
1 生活と療養の場とは
2 病院・施設における看護
3 在宅における看護
第2章 健康状態の経過に基づく看護
(香春知永・鈴木浩子・高島尚美・谷本真理子・中川雅子・浅野美知恵)
A 健康状態と看護
1 健康とは
2 健康状態の理解と看護
B 健康の維持・増進を目ざす看護
1 健康の維持・増進を目ざす看護の特徴
2 健康の維持・増進を目ざす人々のニーズ
3 健康の維持・増進を目ざす人々への看護援助
C 急性期における看護
1 急性期の特徴
2 急性期の患者のニーズ
3 急性期にある患者への看護援助
D 慢性期における看護
1 慢性期の特徴
2 慢性期の患者のニーズ
3 慢性期にある患者への看護援助
E リハビリテーション期における看護
1 リハビリテーション期の特徴
2 リハビリテーション期の患者のニーズ
3 リハビリテーション期にある患者への看護援助
F 終末期における看護
1 終末期の特徴
2 終末期の患者のニーズ
3 終末期にある患者への看護援助
第3章 主要な症状を示す対象者への看護
(香春知永・城生弘美・志賀由美・佐藤智子・水戸優子・長谷川真澄・加納佳代子・高橋美賀子)
A 呼吸に関連する症状を示す対象者への看護
1 呼吸機能障害に関連する症状のメカニズム
2 呼吸機能障害に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 呼吸機能障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
B 循環に関連する症状を示す対象者への看護
1 循環障害に関連する症状のメカニズム
2 循環障害に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 循環障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
C 栄養や代謝に関連する症状を示す対象者への看護
1 栄養障害や代謝障害に関連する症状のメカニズム
2 栄養障害・代謝障害に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 栄養障害・代謝障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
D 排泄に関連する症状を示す対象者への看護
1 排泄機能障害に関連する症状のメカニズム
2 排泄機能障害に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 排泄機能障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
E 活動や休息に関連する症状を示す対象者への看護
1 身体的不活動・休息障害に関連する症状のメカニズム
2 活動と休息の障害に関連する看護上のニーズとニーズ判別のためのアセスメント
3 活動と休息の障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
F 認知や知覚に関連する症状を示す対象者への看護
1 認知や知覚に関連する症状のメカニズム
2 認知や知覚に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 認知機能障害・感覚機能障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
G コーピングに関連する症状を示す対象者への看護
1 コーピングに関連する症状のメカニズム
2 コーピングに関連するニーズ判別のためのアセスメント
3 コーピングに関連するニーズ充足に向けた看護援助
H 安全や生体防御機能に関連する症状を示す対象者への看護
1 安全や生体防御機能に関連する症状のメカニズム
2 安全や生体防御機能に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 安全や生体防御機能に関連するニーズ充足に向けた看護援助
I 安楽に関連する症状を示す対象者への看護
1 安楽に関連する症状のメカニズム
2 安楽に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 安楽に関連するニーズ充足に向けた看護援助
第4章 治療・処置を受ける対象者への看護
(安藤幸枝・三次真理・村上好恵・鈴木千晴・黒木ひろみ・藤尾麻衣子)
A 輸液療法を受ける対象者への看護
1 輸液療法とは
2 輸液療法を受ける患者への看護援助
B 化学療法を受ける対象者への看護
1 化学療法の特徴
2 化学療法を受ける患者・家族への看護援助
C 放射線療法を受ける対象者への看護
1 放射線療法とは
2 放射線療法を受ける患者・家族への看護援助
D 手術療法を受ける対象者への看護
1 手術療法とは
2 周手術期の看護
E 集中治療を受ける対象者への看護
1 集中治療とは
2 集中治療を受ける対象者とその家族への援助
F 創傷処置/創傷ケアを受ける対象者への看護
1 創傷とは
2 創傷の処置と看護
G 身体侵襲を伴う検査・治療を受ける対象者への看護
1 身体侵襲を伴う検査・治療
2 身体侵襲を伴う検査・治療の看護援助
第5章 事例による看護実践の展開 (香春知永・藤谷章恵)
A 看護実践展開のためのガイド
1 患者の「疾患」「症状」「治療・処置」を関連づけて概要をつかむ
2 看護過程の展開
B 弁膜症で入院後,脳梗塞を発症した患者の看護
1 患者についての情報
2 「疾患」「症状」「治療・処置」を関連づけて概要をつかむ
3 看護過程の展開
C 肝硬変患者の看護
1 患者についての情報
2 「疾患」「症状」「治療・処置」を関連づけて概要をつかむ
3 看護過程の展開
付章 医療機器の原理と実際 (戸畑裕志・香春知永)
A 医療機器を安全に使うために
1 医療機器を使用する環境
B 測定用医療機器の原理と実際
1 心電図モニタ
2 血圧計
3 パルスオキシメータ
C 治療用医療機器の原理と実際
1 人工呼吸器
2 吸引装置
3 吸入療法機器
4 輸液ポンプ
5 除細動器
D 医療機器使用時の看護
1 安全の確保
2 安楽への配慮
3 日常生活維持への援助
索引
A ライフサイクルからとらえた対象者と家族の健康上のニーズ
1 人のライフサイクルからとらえた看護
2 子どもの理解と看護
3 成人の理解と看護
4 高齢者の理解と看護
5 親になる人の理解と看護
B 家族の機能からとらえた対象者と家族の健康上のニーズ
1 家族の理解
2 家族の健康上のニーズ
C 生活と療養の場からとらえた対象者と家族の健康上のニーズ
1 生活と療養の場とは
2 病院・施設における看護
3 在宅における看護
第2章 健康状態の経過に基づく看護
(香春知永・鈴木浩子・高島尚美・谷本真理子・中川雅子・浅野美知恵)
A 健康状態と看護
1 健康とは
2 健康状態の理解と看護
B 健康の維持・増進を目ざす看護
1 健康の維持・増進を目ざす看護の特徴
2 健康の維持・増進を目ざす人々のニーズ
3 健康の維持・増進を目ざす人々への看護援助
C 急性期における看護
1 急性期の特徴
2 急性期の患者のニーズ
3 急性期にある患者への看護援助
D 慢性期における看護
1 慢性期の特徴
2 慢性期の患者のニーズ
3 慢性期にある患者への看護援助
E リハビリテーション期における看護
1 リハビリテーション期の特徴
2 リハビリテーション期の患者のニーズ
3 リハビリテーション期にある患者への看護援助
F 終末期における看護
1 終末期の特徴
2 終末期の患者のニーズ
3 終末期にある患者への看護援助
第3章 主要な症状を示す対象者への看護
(香春知永・城生弘美・志賀由美・佐藤智子・水戸優子・長谷川真澄・加納佳代子・高橋美賀子)
A 呼吸に関連する症状を示す対象者への看護
1 呼吸機能障害に関連する症状のメカニズム
2 呼吸機能障害に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 呼吸機能障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
B 循環に関連する症状を示す対象者への看護
1 循環障害に関連する症状のメカニズム
2 循環障害に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 循環障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
C 栄養や代謝に関連する症状を示す対象者への看護
1 栄養障害や代謝障害に関連する症状のメカニズム
2 栄養障害・代謝障害に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 栄養障害・代謝障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
D 排泄に関連する症状を示す対象者への看護
1 排泄機能障害に関連する症状のメカニズム
2 排泄機能障害に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 排泄機能障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
E 活動や休息に関連する症状を示す対象者への看護
1 身体的不活動・休息障害に関連する症状のメカニズム
2 活動と休息の障害に関連する看護上のニーズとニーズ判別のためのアセスメント
3 活動と休息の障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
F 認知や知覚に関連する症状を示す対象者への看護
1 認知や知覚に関連する症状のメカニズム
2 認知や知覚に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 認知機能障害・感覚機能障害に関連するニーズ充足に向けた看護援助
G コーピングに関連する症状を示す対象者への看護
1 コーピングに関連する症状のメカニズム
2 コーピングに関連するニーズ判別のためのアセスメント
3 コーピングに関連するニーズ充足に向けた看護援助
H 安全や生体防御機能に関連する症状を示す対象者への看護
1 安全や生体防御機能に関連する症状のメカニズム
2 安全や生体防御機能に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 安全や生体防御機能に関連するニーズ充足に向けた看護援助
I 安楽に関連する症状を示す対象者への看護
1 安楽に関連する症状のメカニズム
2 安楽に関連する看護上のニーズ判別のためのアセスメント
3 安楽に関連するニーズ充足に向けた看護援助
第4章 治療・処置を受ける対象者への看護
(安藤幸枝・三次真理・村上好恵・鈴木千晴・黒木ひろみ・藤尾麻衣子)
A 輸液療法を受ける対象者への看護
1 輸液療法とは
2 輸液療法を受ける患者への看護援助
B 化学療法を受ける対象者への看護
1 化学療法の特徴
2 化学療法を受ける患者・家族への看護援助
C 放射線療法を受ける対象者への看護
1 放射線療法とは
2 放射線療法を受ける患者・家族への看護援助
D 手術療法を受ける対象者への看護
1 手術療法とは
2 周手術期の看護
E 集中治療を受ける対象者への看護
1 集中治療とは
2 集中治療を受ける対象者とその家族への援助
F 創傷処置/創傷ケアを受ける対象者への看護
1 創傷とは
2 創傷の処置と看護
G 身体侵襲を伴う検査・治療を受ける対象者への看護
1 身体侵襲を伴う検査・治療
2 身体侵襲を伴う検査・治療の看護援助
第5章 事例による看護実践の展開 (香春知永・藤谷章恵)
A 看護実践展開のためのガイド
1 患者の「疾患」「症状」「治療・処置」を関連づけて概要をつかむ
2 看護過程の展開
B 弁膜症で入院後,脳梗塞を発症した患者の看護
1 患者についての情報
2 「疾患」「症状」「治療・処置」を関連づけて概要をつかむ
3 看護過程の展開
C 肝硬変患者の看護
1 患者についての情報
2 「疾患」「症状」「治療・処置」を関連づけて概要をつかむ
3 看護過程の展開
付章 医療機器の原理と実際 (戸畑裕志・香春知永)
A 医療機器を安全に使うために
1 医療機器を使用する環境
B 測定用医療機器の原理と実際
1 心電図モニタ
2 血圧計
3 パルスオキシメータ
C 治療用医療機器の原理と実際
1 人工呼吸器
2 吸引装置
3 吸入療法機器
4 輸液ポンプ
5 除細動器
D 医療機器使用時の看護
1 安全の確保
2 安楽への配慮
3 日常生活維持への援助
索引