オンコロジックエマージェンシー
病棟・外来での早期発見と帰宅後の電話サポート
がん患者のエマージェンシーの早期発見と迅速な対応のために
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がん患者のエマージェンシーには早期発見、迅速な対応が求められる。そのため、がんやがん治療について理解するとともに、エマージェンシーの徴候、見え方を知っておくことが重要である。本書では、症例を豊富に提示し、病棟・外来でエマージェンシーがどのように見えるのか、求められる対応、必要な知識を解説し、また外来化学療法を受ける患者の帰宅後のエマージェンシーへの対応(電話サポート)も取りあげている。
シリーズ | がん看護実践ガイド |
---|---|
監修 | 一般社団法人 日本がん看護学会 |
編集 | 森 文子 / 大矢 綾 / 佐藤 哲文 |
発行 | 2016年03月判型:B5頁:240 |
ISBN | 978-4-260-02446-4 |
定価 | 3,740円 (本体3,400円+税) |
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がん看護実践ガイドシリーズ 続刊にあたって/序
がん看護実践ガイドシリーズ
続刊にあたって
≪がん看護実践ガイド≫シリーズは,日本がん看護学会が学会事業の1つとして位置づけ,理事を中心メンバーとする企画編集委員会のもとに発刊するものです.
このシリーズを発刊する目的は,本学会の使命でもある「がん看護に関する研究,教育及び実践の発展と向上に努め,もって人々の健康と福祉に貢献すること」をめざし,看護専門職のがん看護実践の向上に資するテキストブックを提供することにあります.
がん医療は高度化・複雑化が加速しています.新たな治療法開発は治癒・延命の可能性を拡げると同時に,多彩な副作用対策の必要性をも増しています.そのため,がん患者は,多様で複雑な選択肢を自身で決め,治療を継続しつつ,多彩な副作用対策や再発・二次がん予防に必要な自己管理に長期間取り組まなければなりません.
がん看護の目的は,患者ががんの診断を受けてからがんとともに生き続けていく全過程を,その人にとって意味のある生き方や日常の充実した生活につながるように支えていくことにあります.近年,がん治療が外来通院や短期入院治療に移行していくなかで,安全・安心が保証された治療環境を整え,患者の自己管理への主体的な取り組みを促進するケアが求められています.また,がん患者が遺伝子診断・検査に基づく個別化したがん治療に対する最新の知見を理解し,自身の価値観や意向を反映した,納得のいく意思決定ができるように支援していくことも重要な役割となっています.さらには,苦痛や苦悩を和らげる緩和ケアを,がんと診断されたときから,いつでも,どこでも受けられるように,多様なリソースの動員や専門職者間の連携・協働により促進していかなければなりません.
がん看護に対するこのような責務を果たすために,本シリーズでは,治療別や治療過程に沿ったこれまでのがん看護の枠を超えて,臨床実践で優先して取り組むべき課題を取り上げ,その課題に対する看護実践を系統的かつ効果的な実践アプローチとしてまとめることをめざしました.
このたび,本シリーズの続刊として『オンコロジックエマージェンシー-病棟・外来での早期発見と帰宅後の電話サポート』をまとめました.悪性腫瘍に伴う緊急治療の対象となる症候は,病棟のみならず外来通院治療においても起こるものです.患者とファーストコンタクトをとる役割を担う看護師は,致命的な病態を理解し,入院中および外来,外来化学療法中,帰宅後の在宅療養という各場面におけるがん患者のエマージェンシーに対応しなければなりません.
本書は,オンコロジックエマージェンシーの病態生理・機序,医学的管理から,アセスメント,ケアなどの要点を解説しています.オンコロジックエマージェンシーは,どこでも,いつでも起こりうることを念頭におき,患者の状態を観察し,変化を早期に発見し,適切な緊急治療につなげることができるよう,本書をそのバイブルとしてほしいと願います.
≪がん看護実践ガイド≫シリーズは,読者とともに作り上げていくべきものです.シリーズとして取り上げるべき実践課題,本書を実践に活用した成果や課題など,忌憚のない意見をお聞かせいただけるよう願っています.
最後に,日本がん看護学会監修による≪がん看護実践ガイド≫シリーズを医学書院のご協力のもとに発刊できますことを心より感謝申し上げます.本学会では,医学書院のご協力を得て,これまでに『がん看護コアカリキュラム』(2007年),『がん化学療法・バイオセラピー看護実践ガイドライン』(2009年),『がん看護PEPリソース-患者アウトカムを高めるケアのエビデンス』(2013年)の3冊を学会翻訳の書籍として発刊して参りました.がん看護に対する重要性をご理解賜り,がん医療の発展にともに寄与いただいておりますことに重ねて感謝申し上げます.
2016年1月
一般社団法人日本がん看護学会理事長・企画編集委員会委員長
小松浩子
序
がん治療は年々高度化し,治療適応が拡大されている.以前は合併症があったり,高齢者の場合では適応とならなかったりした治療が,支持療法の充実により可能となり,がん患者・家族の生きる希望を支えている.一方で,重篤な有害事象に遭遇する可能性も高く,入院期間の短縮化,外来での治療やフォローアップを受ける患者の増加から,患者・家族が自宅で病状や症状の急激な変化を体験することも多くなった.
オンコロジックエマージェンシーは,これまで,医師の視点から取り上げられることが多かった.しかし,最も密接に患者のそばにいる看護師が,重篤な変化に至る手前の患者の状態を観察し,変化を早期にキャッチして報告できること,そのための気づきや対応を強化することも必要である.また,オンコロジックエマージェンシーでは,がんそのもの,がん治療による患者の全身状態への影響を考慮し,かつ,がん以外のリスク因子のアセスメントも忘れてはならない.個々の患者の状態から,必ずしも改善が期待できる(よくなる)わけではない,ということも踏まえ,患者・家族に対する説明や対応に配慮する.急変や急速な病状進行の際には,治療や療養に関する意思決定に深く関与する役割を求められることがあるため,看護師も患者の病態変化や対応について十分理解しておくことが大切である.
看護師がオンコロジックエマージェンシーに関する知識と技術を備え,的確に情報を得てアセスメントし,看護の視点からも患者の状態変化を予測し対応することは,患者の全身状態やQOLの改善,安心感のために重要であり,これもまた,がん医療における「患者・家族に寄り添う看護」の1つのあり方と考える.
本書では,がん医療における緊急時や急性症状への対応において,看護師が力を発揮できるようになることを目指した.第1章,第2章では,がんの病態や治療の経過に伴って生じる,緊急的に対応しなければいけない状態をつかみ,全身状態の改善と治療や療養の継続のために医師や多職種と協働して対応することについて取り上げている.第3章では,入院期間の短縮化や外来治療の増加に伴い,患者・家族の在宅療養中の状態変化に対応するため,電話相談対応や患者・家族自身へのセルフケア支援,予防的な介入について取り上げている.いずれも,看護師が遭遇しやすい患者の状態変化や症状を切り口として,病態の理解や対応の判断に必要な知識,情報,事例に基づいた観察とフィジカルアセスメント,対応策について考えられるようになっている.
オンコロジックエマージェンシーにおいて,看護師が医学的視点を理解しながら重要な役割を果たせるように,看護師だけでなく,ともに患者に向き合う多くの医師の理解と協力を得て本書が完成した.がん患者・家族のQOL向上のために,がん医療現場のパートナーシップがますます発揮されることを願っている.
2016年1月
国立がん研究センター中央病院看護部副看護部長
森 文子
がん看護実践ガイドシリーズ
続刊にあたって
≪がん看護実践ガイド≫シリーズは,日本がん看護学会が学会事業の1つとして位置づけ,理事を中心メンバーとする企画編集委員会のもとに発刊するものです.
このシリーズを発刊する目的は,本学会の使命でもある「がん看護に関する研究,教育及び実践の発展と向上に努め,もって人々の健康と福祉に貢献すること」をめざし,看護専門職のがん看護実践の向上に資するテキストブックを提供することにあります.
がん医療は高度化・複雑化が加速しています.新たな治療法開発は治癒・延命の可能性を拡げると同時に,多彩な副作用対策の必要性をも増しています.そのため,がん患者は,多様で複雑な選択肢を自身で決め,治療を継続しつつ,多彩な副作用対策や再発・二次がん予防に必要な自己管理に長期間取り組まなければなりません.
がん看護の目的は,患者ががんの診断を受けてからがんとともに生き続けていく全過程を,その人にとって意味のある生き方や日常の充実した生活につながるように支えていくことにあります.近年,がん治療が外来通院や短期入院治療に移行していくなかで,安全・安心が保証された治療環境を整え,患者の自己管理への主体的な取り組みを促進するケアが求められています.また,がん患者が遺伝子診断・検査に基づく個別化したがん治療に対する最新の知見を理解し,自身の価値観や意向を反映した,納得のいく意思決定ができるように支援していくことも重要な役割となっています.さらには,苦痛や苦悩を和らげる緩和ケアを,がんと診断されたときから,いつでも,どこでも受けられるように,多様なリソースの動員や専門職者間の連携・協働により促進していかなければなりません.
がん看護に対するこのような責務を果たすために,本シリーズでは,治療別や治療過程に沿ったこれまでのがん看護の枠を超えて,臨床実践で優先して取り組むべき課題を取り上げ,その課題に対する看護実践を系統的かつ効果的な実践アプローチとしてまとめることをめざしました.
このたび,本シリーズの続刊として『オンコロジックエマージェンシー-病棟・外来での早期発見と帰宅後の電話サポート』をまとめました.悪性腫瘍に伴う緊急治療の対象となる症候は,病棟のみならず外来通院治療においても起こるものです.患者とファーストコンタクトをとる役割を担う看護師は,致命的な病態を理解し,入院中および外来,外来化学療法中,帰宅後の在宅療養という各場面におけるがん患者のエマージェンシーに対応しなければなりません.
本書は,オンコロジックエマージェンシーの病態生理・機序,医学的管理から,アセスメント,ケアなどの要点を解説しています.オンコロジックエマージェンシーは,どこでも,いつでも起こりうることを念頭におき,患者の状態を観察し,変化を早期に発見し,適切な緊急治療につなげることができるよう,本書をそのバイブルとしてほしいと願います.
≪がん看護実践ガイド≫シリーズは,読者とともに作り上げていくべきものです.シリーズとして取り上げるべき実践課題,本書を実践に活用した成果や課題など,忌憚のない意見をお聞かせいただけるよう願っています.
最後に,日本がん看護学会監修による≪がん看護実践ガイド≫シリーズを医学書院のご協力のもとに発刊できますことを心より感謝申し上げます.本学会では,医学書院のご協力を得て,これまでに『がん看護コアカリキュラム』(2007年),『がん化学療法・バイオセラピー看護実践ガイドライン』(2009年),『がん看護PEPリソース-患者アウトカムを高めるケアのエビデンス』(2013年)の3冊を学会翻訳の書籍として発刊して参りました.がん看護に対する重要性をご理解賜り,がん医療の発展にともに寄与いただいておりますことに重ねて感謝申し上げます.
2016年1月
一般社団法人日本がん看護学会理事長・企画編集委員会委員長
小松浩子
序
がん治療は年々高度化し,治療適応が拡大されている.以前は合併症があったり,高齢者の場合では適応とならなかったりした治療が,支持療法の充実により可能となり,がん患者・家族の生きる希望を支えている.一方で,重篤な有害事象に遭遇する可能性も高く,入院期間の短縮化,外来での治療やフォローアップを受ける患者の増加から,患者・家族が自宅で病状や症状の急激な変化を体験することも多くなった.
オンコロジックエマージェンシーは,これまで,医師の視点から取り上げられることが多かった.しかし,最も密接に患者のそばにいる看護師が,重篤な変化に至る手前の患者の状態を観察し,変化を早期にキャッチして報告できること,そのための気づきや対応を強化することも必要である.また,オンコロジックエマージェンシーでは,がんそのもの,がん治療による患者の全身状態への影響を考慮し,かつ,がん以外のリスク因子のアセスメントも忘れてはならない.個々の患者の状態から,必ずしも改善が期待できる(よくなる)わけではない,ということも踏まえ,患者・家族に対する説明や対応に配慮する.急変や急速な病状進行の際には,治療や療養に関する意思決定に深く関与する役割を求められることがあるため,看護師も患者の病態変化や対応について十分理解しておくことが大切である.
看護師がオンコロジックエマージェンシーに関する知識と技術を備え,的確に情報を得てアセスメントし,看護の視点からも患者の状態変化を予測し対応することは,患者の全身状態やQOLの改善,安心感のために重要であり,これもまた,がん医療における「患者・家族に寄り添う看護」の1つのあり方と考える.
本書では,がん医療における緊急時や急性症状への対応において,看護師が力を発揮できるようになることを目指した.第1章,第2章では,がんの病態や治療の経過に伴って生じる,緊急的に対応しなければいけない状態をつかみ,全身状態の改善と治療や療養の継続のために医師や多職種と協働して対応することについて取り上げている.第3章では,入院期間の短縮化や外来治療の増加に伴い,患者・家族の在宅療養中の状態変化に対応するため,電話相談対応や患者・家族自身へのセルフケア支援,予防的な介入について取り上げている.いずれも,看護師が遭遇しやすい患者の状態変化や症状を切り口として,病態の理解や対応の判断に必要な知識,情報,事例に基づいた観察とフィジカルアセスメント,対応策について考えられるようになっている.
オンコロジックエマージェンシーにおいて,看護師が医学的視点を理解しながら重要な役割を果たせるように,看護師だけでなく,ともに患者に向き合う多くの医師の理解と協力を得て本書が完成した.がん患者・家族のQOL向上のために,がん医療現場のパートナーシップがますます発揮されることを願っている.
2016年1月
国立がん研究センター中央病院看護部副看護部長
森 文子
目次
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序章 オンコロジックエマージェンシーの概要
1 オンコロジックエマージェンシーの概要
第1章 がんそのものの病態・病変に伴う救急状態
1 脳・神経系 けいれん・意識障害
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
2 脳・神経系 四肢麻痺(脊髄圧迫)
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
3 呼吸器系 気道閉塞・出血・感染
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
4 呼吸器系 胸水・気胸
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
5 循環器系 肺血栓塞栓症
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
6 循環器系 心タンポナーデ
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
7 循環器系 上大静脈症候群
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
8 消化器系 消化管出血・閉塞・穿孔
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
9 尿路系 尿路閉塞・出血
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
10 代謝系 高カルシウム血症
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
11 代謝・内分泌系 抗利尿ホルモン(ADH)不適合分泌症候群:SIADH
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
12 凝固系 播種性血管内凝固
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
13 感染 敗血症
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
第2章 がん治療に伴う救急状態
1 手術後合併症 縫合不全,感染
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
2 手術後合併症 術後出血
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
3 腫瘍崩壊症候群
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
4 薬物療法に伴う有害事象
1 薬剤投与中に生じる有害事象
2 薬剤投与後の経過中に生じる有害事象
3 薬剤投与中の有害事象への予測と対応
第3章 外来化学療法患者の帰宅後の緊急対応-電話サポート
1 帰宅後に必要な支援体制
1 緊急時の受け入れ体制
2 電話サポート体制
3 患者・家族に対する教育とセルフケア支援
2 帰宅後に生じる代表的な有害事象の評価と対応
1 発熱
2 消化器症状(悪心・嘔吐,下痢,便秘)
3 呼吸器症状(咳,痰,呼吸苦)
4 出血
5 浮腫
6 疼痛
7 意識障害
8 口腔粘膜障害
9 ポート(皮下埋め込み型ポート)などのデバイス管理
索引
1 オンコロジックエマージェンシーの概要
第1章 がんそのものの病態・病変に伴う救急状態
1 脳・神経系 けいれん・意識障害
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
2 脳・神経系 四肢麻痺(脊髄圧迫)
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
3 呼吸器系 気道閉塞・出血・感染
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
4 呼吸器系 胸水・気胸
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
5 循環器系 肺血栓塞栓症
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
6 循環器系 心タンポナーデ
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
7 循環器系 上大静脈症候群
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
8 消化器系 消化管出血・閉塞・穿孔
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
9 尿路系 尿路閉塞・出血
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
10 代謝系 高カルシウム血症
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
11 代謝・内分泌系 抗利尿ホルモン(ADH)不適合分泌症候群:SIADH
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
12 凝固系 播種性血管内凝固
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
13 感染 敗血症
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
第2章 がん治療に伴う救急状態
1 手術後合併症 縫合不全,感染
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
2 手術後合併症 術後出血
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
3 腫瘍崩壊症候群
STEP 1 症例から理解する
STEP 2 疾患・病態から理解する
4 薬物療法に伴う有害事象
1 薬剤投与中に生じる有害事象
2 薬剤投与後の経過中に生じる有害事象
3 薬剤投与中の有害事象への予測と対応
第3章 外来化学療法患者の帰宅後の緊急対応-電話サポート
1 帰宅後に必要な支援体制
1 緊急時の受け入れ体制
2 電話サポート体制
3 患者・家族に対する教育とセルフケア支援
2 帰宅後に生じる代表的な有害事象の評価と対応
1 発熱
2 消化器症状(悪心・嘔吐,下痢,便秘)
3 呼吸器症状(咳,痰,呼吸苦)
4 出血
5 浮腫
6 疼痛
7 意識障害
8 口腔粘膜障害
9 ポート(皮下埋め込み型ポート)などのデバイス管理
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