消化器

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病期や治療効果を評価するための指標、略語、薬剤など、日常の業務に役立つ情報をポケットサイズにぎゅっと凝縮。疑問に思ったときは辞書として、また現場で得た知識を書き込み、頼れるオリジナルノートとしても活用できる1冊。
シリーズ すぐ調
編集 浦上 秀次郎
発行 2012年05月判型:A6変頁:132
ISBN 978-4-260-01453-3
定価 1,320円 (本体1,200円+税)

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読者のみなさんへ

 消化器は衣食住の『食』に関わる臓器であり、われわれの生活の根幹をなす臓器と言っても過言ではありません。これは食物の通り道である食道、胃、十二指腸、小腸、結腸、直腸、肛門といった消化管のみならず、肝臓、胆道、膵臓、脾臓といった実質臓器も含まれます。これら諸臓器に異常をきたせば、われわれの生活に大きく関わる症状が出現することは想像に難くありません。疾患の幅も炎症、良性腫瘍から悪性腫瘍、いわゆる癌まで極めて多岐にわたり、これに対して消化器内科、消化器外科とが、協調しながら関わっています。このため、消化器チームの看護師さんには内科、外科に偏らない総合的な理解から、内科、外科特有の知識など、多くの情報が求められると言えます。
 本書では、消化器疾患に関わる看護に必要な情報を、限られた紙面のなかで過不足なく取り入れることを目指してまとめました。知識の整理、確認、情報源として皆様のお役に立てば幸いです。

 2012年3月
 編者 浦上秀次郎

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解剖
 消化器の全体像
 食道
 胃部
 肝臓・膵臓・脾臓
 肝区分
 大腸
 腹部の区分

検査・治療
 主な臨床検査の基準値
 主な検査項目
 消化器科で用いられる数式
 栄養投与ルート
 癌の肉眼分類
 食道癌
 胃癌
 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
 大腸癌
 イレウス
 潰瘍性大腸炎(UC)
 痔核
 急性肝炎
 慢性肝炎
 肝硬変
 肝性脳症
 急性膵炎
 抗癌剤使用時の注意点
 検査・手術で一時的に服用を中止すべき経口薬
 末梢静脈炎の危険性のある薬剤
 疾患別禁忌薬、注意薬
 Japan Coma Scale(JCS)
 Glasgow Coma Scale(GCS)
 成人の一次救命処置(BLS)

主な薬剤
 消化性潰瘍治療薬
 健胃・消化薬
 止痢・整腸薬
 下剤
 膵炎・肝疾患・胆石治療薬
 ビタミン製剤
 経口・経腸栄養剤
 解熱・鎮痛・抗炎症薬
 抗癌剤
 造血と血液凝固関連製剤
 麻薬
 麻酔薬
 インターフェロン・インターロイキン製剤
 寄生虫・原虫用薬

略語

薬剤索引

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