血液検査学

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血液病学の進歩により、臨床現場でも先端的な検査の知識が不可欠になって久しい。本書では血液学の基礎、血球動態、造血器腫瘍、血栓形成機構を解説した後、各血液学的検査の測定原理・準備・操作・判定を具体的に解説する。さらに各疾患の検査結果の評価・解釈にもページを割き、これからの臨床検査技師に必要な視点を養う。

*「標準臨床検査学」は株式会社医学書院の登録商標です。
医学書院の“青本”シリーズ≪標準臨床検査学≫が完全リニューアル! 臨床検査技師を志す学生向けの新しい教科書シリーズです。 ●シリーズの特徴 ・標準的なカリキュラムに対応し、使い勝手のよい編成 ・臨床検査技師国家試験出題基準に完全対応、必要にして十分な記述内容 ・医師と臨床検査技師のコラボで生まれた教科書 ●ラインナップ ≫全12巻の一覧はこちら
シリーズ 標準臨床検査学
シリーズ監修 矢冨 裕 / 横田 浩充
編集 矢冨 裕 / 通山 薫
発行 2012年04月判型:B5頁:288
ISBN 978-4-260-01509-7
定価 4,400円 (本体4,000円+税)

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カラー図譜

総論
第1章 血液の基礎知識
 A はじめに
 B 血液とは
 C 血液検査学の魅力
第2章 血球の動態と機能
 A 血球の産生と崩壊
 B 赤血球
 C 白血球
 D 血小板
第3章 造血器腫瘍
 A 造血器腫瘍のWHO分類
 B 造血器腫瘍の成因
第4章 血栓形成機構
 A はじめに
 B 止血機構とその破綻としての出血傾向
 C 一次止血の中心である血小板,二次止血の中心である血液凝固
 D 病的血栓形成
 E まとめ

各論1
第5章 血球計数に関する検査
 A 採血
 B 末梢血液検査
 C 骨髄検査
第6章 血球形態に関する検査
 A はじめに
 B 血液塗抹標本作製
 C 染色法-普通染色
 D 特殊染色
 E 血液細胞形態の観察
第7章 細胞表面マーカー検査
 A はじめに
 B 測定原理
 C 染色手技
 D 検査の応用
第8章 染色体・遺伝子検査
 A 染色体・遺伝子検査の意義
 B 染色体・遺伝子検査の種類
 C 造血器腫瘍の診断における染色体・遺伝子検査
 D 造血器腫瘍の治療効果の判定における染色体・遺伝子検査
 E 先天性の血液疾患の遺伝子検査
 F 検体の取り扱い,精度管理,標準化
第9章 鉄代謝
 A はじめに
 B 鉄代謝機構
 C 鉄代謝のバイオマーカー
 D 鉄関連貧血と鉄過剰症
 E まとめ
第10章 溶血に関する検査
 A はじめに
 B 溶血性貧血の診断
 C まとめ
第11章 赤血球沈降速度
 A はじめに
 B ウエスターグレン法
第12章 血小板・血管の検査
 A 血小板の検査
 B 血管の検査
第13章 凝固・線溶の検査
 A はじめに
 B 凝固検査
 C 線溶検査
 D 凝固・線溶阻害因子
 E 凝固・線溶分子マーカー

各論2
第14章 赤血球系疾患の検査結果の評価・解釈
 A 貧血
 B 赤血球自体の異常
 C 赤血球以外の異常
 D 赤血球増加症
第15章 白血球系疾患の検査結果の評価・解釈
 A 白血球増加症
 B 白血球減少症
 C 白血球機能異常症
 D 白血球形態異常
 E リンパ球の異常
第16章 造血器腫瘍の検査結果の評価・解釈
 A 造血器腫瘍に対する検査の進め方
 B 白血病
 C 骨髄増殖性腫瘍
 D 骨髄異形成症候群
 E 悪性リンパ腫
 F 骨髄腫および類縁疾患
第17章 出血性疾患の検査結果の評価・解釈
 A はじめに
 B 臨床情報(検査前の情報)の重要性
 C スクリーニング検査の重要性
 D 出血性疾患概論
 E 血管異常による出血性疾患
 F 血小板減少症
 G 血小板機能低下症
 H 先天性凝固異常
 I 後天性凝固異常
 J 線溶亢進
第18章 血栓性疾患の検査結果の評価・解釈
 A はじめに
 B 血栓症の検査
 C 血栓性素因の認識の重要性
 D 先天性血栓性素因
 E 後天性血栓性素因

和文索引
欧文索引

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本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

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