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『リハビリテーション医学・医療コアテキスト準拠 リハビリテーション医学・医療Q&A』 正誤表

このたびは 『リハビリテーション医学・医療コアテキスト準拠 リハビリテーション医学・医療Q&A』 をご購入いただきまして誠にありがとうございます。第1刷(2019年1月1日発行)におきまして以下の誤りがございましたので,ここに訂正させていただきますとともに深くお詫び申し上げます。

2019年1月8日作成 2019年2月18日更新
訂正箇所
78頁・問題73 選択肢 側脳室正中室におけるcella media index が低下している. 側脳室体部におけるcella media index が低下している.
78頁・問題73 選択肢 シャント圧を調整する シャント圧の調整を検討する
78頁・問題73 解説 1行目 頭部CT画像から読み取れるのは硬膜下腔の拡大,側脳室拡大である. 本症例の頭部CT画像から読み取れるのは,シャント後の硬膜下腔の拡大,側脳室拡大の改善である.
78頁・問題73 解説 8~9行目 正常圧水頭症の頭部CT画像やMR 画像では脳室の拡大がみられ,Evans index(両側側脳室前角間最大幅/その部位における頭蓋内腔幅)は0.3以上,cella media index(両側側脳室体部最小幅/その部位における頭蓋内腔幅)は0.25以上を超える). 正常圧水頭症の頭部CT画像やMR 画像では脳室の拡大がみられ,Evans index(両側側脳室前角間最大幅/その部位における頭蓋内腔幅)は0.3以上,cella media index(その部位における頭蓋骨外側の最大幅/両側側脳室体部最小幅)は4以下となる1)Cella media indexをこの逆数で示す文献等もあり,特発性正常圧水頭症診療ガイドラインの第2版では記載されていない2)
79頁・問題73 図タイトル  正常水頭症における脳室拡大の指標  正常水頭症における脳室拡大の指標
79頁・問題73 図・右図文字列 Cella media index:C/D cella media index:D/C
79頁・問題73 解説 1~2行目 脳室内穿破を伴う視床出血後の水頭症では,シャント後も脳圧が変化する可能性があり,適宜シャント圧を調節することが必要である. 脳室内穿破を伴う視床出血後の水頭症では,シャント後も脳圧が変化する可能性があり,適宜シャント圧を調節することが必要である.本症例では硬膜下腔の拡大が強く,シャント圧を上げることを検討する.
79頁・文献の追加 1)日本正常圧水頭症学会特発性正常圧水頭症診療ガイドライン… 1)Gyldensted C: Measurements of the normal ventricular system and hemispheric sulci of 100 adults with computed tomography. Neuroradiology 14: 183-192, 1977
2)
日本正常圧水頭症学会特発性正常圧水頭症診療ガイドライン…
218頁・問題199 解説 11~12行目 振り返り徴候(重篤な記憶障害や見当識障害を取り繕い忘れてしまったことを憶えているかのように振る舞う態度)や取り繕い反応… 振り返り徴候(問診の際など,他者からの質問に対し近くにいる付き添い者のほうを振り向いて確認を求める行動)や取り繕い反応…
234頁・質問3 左下肢に筋緊張の亢進があり,平行棒内での歩行では内反尖足を認めます.屋内歩行の自立を目標に設定した場合,どのようなリハビリテーション治療を行いますか? 発症後2か月が経過.左手背に熱感と腫脹が出現し,疼痛を訴えています.肩手症候群であった場合,どのような対応を行いますか?