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『ロイ適応看護理論の理解と実践 (第2版)』 正誤表

このたびは 『ロイ適応看護理論の理解と実践 (第2版)』 をご購入いただきまして誠にありがとうございます。本書の第1刷(2016年2月15日発行)に以下の誤りがございました。深くお詫び申し上げますとともに訂正いたします。

2016年8月
訂正箇所
2頁・13~21行目  ロイが適応看護理論を発表するまでの米国では,第2次世界大戦や,ベトナム戦争が勃発している.また,ロサンゼルスでは,黒人住民の暴動が起こったり,原子爆弾がつくられたり,アポロ11号が世界初の月面着陸を成功させている.このように,錯綜する思想や著しい科学の発達が,人間を死に至らしめたり,未知を既知に変え,差別のない平等で平和な人間愛と隣人愛が求められたりといった複雑な時代背景がある.また,ロイ自身も,1979年と1995年に脳腫瘍(アテローム性)で手術をしている.このとき右の聴力を失っている.これらのことで,ロイを取り巻く環境は絶えず変化している.どのような苦境の中でも適応的であろうとするロイの考え方は,彼女の理論の礎となっている.  「ロイが適応理論を発表するまでの米国の状況は,第2次世界大戦やベトナム戦争が勃発しています.また,ロサンゼルスでは黒人住民の暴動が起こったり,原子爆弾がつくられたり,アポロ11号が世界初の月面着陸を成功させたりしています.錯綜する思想や目覚ましい科学の発達が人間を死に至らしめたり,未知を既知に変え,差別のない平等で平和な人間愛と隣人愛が求められたりと,複雑な時代背景がうかがわれます.
 また,ロイ自身も1967年に体調を崩し,1979年と1995年に脳腫瘍(良性)で手術をしています.この時,右の聴力を失っています.このようにロイを取り巻く環境は疾風怒濤のごとく変化しています.どのような苦境の中でも適応的であろうとするロイは,彼女の理論の礎と言えるでしょう.」(下舞,2008).
8頁・5行目 (右記を挿入) 下舞紀美代(2008).シスター・カリスタ・ロイ.黒田裕子(編),ケースを通して やさしく学ぶ看護理論,p.216,日総研出版.