医学書院の70年
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2011.11.02「日野原重明先生の百寿をお祝いする会」 開催2011年11月2日に社の主催による「日野原重明先生の百寿をお祝いする会」が帝国ホテルで開かれた。日野原先生は1911年(明治44年)生まれ。2011年10月4日にめでたく100歳となった。社では10年前の卒寿の折に「日野原重明先生に感謝する会」をパレスホテルで開催しており,それに続くお祝いの会となった。 会場には医学・医療界の錚々たる36人が参加した。冒頭,社長の金原優による挨拶で,医学,看護領域,書籍,雑誌を問わずさまざまな出版物で日野原先生にお世話になっていること,日野原先生から,先端医学の紹介もさることながら,患者をいかに診るか,学生をいかに教育するか,という点でも大きな示唆をいただいたことに謝意が述べられた。 一方,日野原先生は,50年以上にわたる社との関係が切っても切れないものであると強調。看護の教科書に始まり,阿部正和先生と組んで,『今日の治療指針』や『medicina』の創刊に携わったことを述べ,自身の著書である百寿の祝いで挨拶する日野原重明先生(2011年11月/帝国ホテル)Dr. Shigeaki Hinohara greeting the participants at the party commemo-rating his one hundredth birthday.70 years of igaku-shoin202

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